プレイレポート
「魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ」先行プレイ。佐島 勤氏が監修するオリジナルストーリーをフルボイスで楽しめる,魔法バトルRPG
本作は,小説原作のアニメ「魔法科高校の劣等生」を題材とした魔法バトルRPGで,ゲーム内ではおなじみのキャラクターたちを自由に編成して戦うことができるほか,アニメ版のストーリーや,原作者の佐島 勤氏が監修するオリジナルストーリーをフルボイスで楽しめる。
今回,配信に先駆けて「リロメモ」をプレイする機会を得たので,プレイレポートをお届けしよう。
「魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ」公式サイト
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「魔法科」の物語をフルボイスで追体験
佐島 勤氏が監修するオリジナルストーリーにも注目
本作は,アニメ版に沿った内容で展開していく「ストーリークエスト」と,原作者の佐島 勤氏が監修するオリジナルストーリーを楽しめる「オリジナルクエスト」が全編フルボイスで実装されている。
ストーリークエストではアニメ第1話の物語から楽しむことが可能だ。国立魔法大学付属第一高校(一高)に劣等生(二科生)として入学しながら,強大な力を隠し持つ兄,司波達也(しば たつや)と優等生な妹,司波深雪(しば みゆき)の学校生活。本編を知らない人も「リロメモ」を通してアニメの流れを存分に楽しめるほか,ファンなら作品を振り返るいい機会になるだろう。
オリジナルクエスト「飛騨高山編」では,未確認文明の魔法技術製品「聖遺物(レリック)」に関する内容が展開される。
深雪の友人である,光井ほのかのレポート制作のために本屋へ向かう途中,正体不明の集団に襲われた達也たち。襲撃犯たちは返り討ちにしたものの,すんでのところで逃げられてしまう。彼らが最後に使ったのは,魔法式を保存する機能を持つ,瓊勾玉(にのまがたま)系聖遺物。これが飛騨高山近郊で発掘されたものだと風間に聞いた達也は,乗鞍岳へ向かうのだった。
「飛騨高山編」は,時系列として原作本編,またはストーリークエスト「横浜騒乱編」のあとの内容となっているが,オリジナルストーリーだけでも理解できる内容になっている。
オリジナルクエストはストーリーの連載と,オリジナル限定アシストの追加を毎月予定しているとのことだ。
クールな魔法の演出が魅力のオートバトル
本作は,物語パートと戦闘パートを交互に進める構造になっており,エピソードとエピソードの間に複数回のバトルが用意されている。バトル時は最大3人のユニットを編成して戦うが,戦闘中はユニットがオートで攻撃を行うほか,フルオートと倍速機能に対応しているため,ストーリーに集中したい場合はサクッと終わらせるのもいいだろう。もちろん魔法(スキル)攻撃や,必殺技である「究極魔法(アルティメットアーツ,以下UA)」を手動で発動することも可能だ。より効果的なタイミングで技を発動したいときに利用するといい。
味方の通常攻撃がヒットするたびに,究極魔法のゲージが蓄積される。UAの発動時は,キャラクターそれぞれの「強さ」がにじみ出るセリフ回しや,惚れ惚れするようなクールな演出に注目してほしい。
また,時間経過で画面右上のゲージがたまり,MAXになると「リローデッドモード」を発動できる。リローデッドモード中は,全魔法のクールタイムがリセットされ,PPの充填速度や魔法のリキャスト速度が上昇。さらに攻撃力もアップするため,魔法を打ちまくって大ダメージを与えるチャンスだ。
敵ユニットには「弱点カラー」があり,同じ色の「魔法カラー」で攻撃するとダメージが1.5倍になる。編成する際に推奨カラー(要するに弱点属性)を確認しておくと,バトルを優位に進められるだろう。
また,ボス戦ではボスが強力な攻撃「フェイタルキャスト」を発動してくる。これを防ぐには,魔法などによってダメージを与えることで,ボスを「ブレイク」することが必要だ。ブレイクすると,フェイタルキャストの発動に必要とする「キャストゲージ」がひとつ減り,ボスの行動が停止する。一気にたたみかけよう。
本作のガチャでは,バトルで使用できるユニットと,装備することでユニットの能力を底上げできるカード「アシスト」が手に入る。ユニットは同じキャラクターでもランクやスタイルによってステータスが異なり,ランクが高いほど性能が良い。なお,同名キャラクターのユニットをひとつの編成に2人以上組むことはできない。例えば,司波達也だけで構成された夢の最強チームはできないということだ。しかし,ユニットが持つメイン魔法をバトルで使用できる「魔法装備枠」として,同名キャラクターの別ユニットに装備したり,ステータス強化の「サブユニット」としてパーティにセットしたりすることはできる。
ユニット,アシストともに2体目を獲得した際には,ユニットは「Uコイン」,アシストは「Aコイン」に変換される。これらはそれぞれ「ユニットグレード」「アシストグレード」をアップできるアイテムで,ユニットとアシストの大幅なステータスアップを望める,いわゆる限界突破要素だ。
ユニットの育成は,素材を使ってのレベルアップや,レベル上限の開放など,定番の要素が採用されている。育成素材を集める専用クエストも存在するため,レベル上げで苦戦することはないだろう。スキップチケットを使えば,一度プレイしたステージを一瞬で再クリアできるので,素材集めも容易なはずだ。
また,キャラクターとの「絆Lv(きずなレベル)」を上げることで開放される「絆ストーリー」も実装されている。基本的に,バトルに勝利することで,メインユニットに編成したキャラクターが「絆」を手に入れ,一定数蓄積すると絆Lvが上がる仕様だ。なお,絆Lvが上がることでユニットのパラメータがアップしたり,報酬が手に入ったりといったメリットもある。ぜひお気に入りのキャラクターでたくさんの勝利を重ねてほしい。
アニメ版の追体験だけでなく,オリジナルストーリーも堪能できる本作。原作小説ファンはもちろん,新規ユーザーも楽しめる内容だ。ほかにも,敵に与えたダメージを集計し,他プレイヤーと競う「強者(つわもの)の闘技場」や,キャラクターごとに挑戦条件や難度が決められた「八雲の試練」といった,やりごたえのあるクエストも用意されている。また,3Dモデルの表情も,アニメのイメージを崩さない美しい仕上がりで,バトル中のダイナミックなカットシーンも注目だ。達也たちの新たな活躍が気になった人は,正式サービスの日を楽しみに待とう。
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