イベント
アイナ役の諸星すみれさんとマノン役の宮本侑芽さんも出演した「PSO2 NGS ver.2」のイベント「アークスサマーパーティー2024」レポート
本イベントは,「NGS」の新コンテンツ「ラインストライク」の公式特別大会や,アイナ役の諸星すみれさんとマノン役の宮本侑芽さんなどのゲストを招いてのステージイベントが行われたものだ。
MCは,声優や舞台俳優として活躍している長谷川 唯さんが担当。ゲストの「NGS」オフィシャルVTuber・セガ公式VTuberであるポポナさん,ナレーターの郡 正夫さん,「NGS」シリーズディレクターの濱﨑大輝氏も登壇していた。
ラインストライクは,「ファンタシースターオンライン2」(以下,PSO2)や「NGS」のキャラクターをモチーフにしたカードで対戦する都市防衛型カードゲームだ。「NGS」のゲーム内コンテンツとして,今年の7月に実装されたばかりのもので,今回が初の公式大会となっている。
大会は,同日の昼に予選が実施され,勝ち抜いた2名による決勝戦が特別ステージにて行われた。
予選は,RED°TOKYO TOWERにあるULTIMATE ZONE(5階)のRED°ARENAにて開催 |
大会の参加者には,ラインストライクのリアルカードがノベルティとして配布された。マットな質感でなかなかクオリティが高い |
ステージイベントが始まると,まずMCの長谷川唯さんと公式VTuberのポポナさんによるトークが始まった。ポポナさんは,ラインストライク大会の予選に参加するも3連敗という結果に終わり,「精進が足りなかった」と語っていた。
決勝戦は,予選でも実況と解説を担当していた郡 正夫さんと濱﨑大輝氏がステージに登場。「PSO2」や「NGS」のイベントではおなじみとなった郡 正夫さんは,過去に発売されていた「ファンタシースターオンライン2 トレーディングカードゲーム」のプレイヤーとして活躍していたこともある。
もちろんラインストライクもプレイしているようで,非常に丁寧で分かりやすい実況であった。
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熟練のカードゲーマーは初見のカードゲームでも強いのか? そんな疑問の答えを得るべく,カードゲーマーのルネ氏にTCG「ファンタシースターオンライン2 トレーディングカードゲーム」に挑戦してもらった。初の実戦の相手は「PSO2」のプレイヤーならおなじみのコーリーこと郡 正夫氏だ。
予選の厳しい戦いを勝ち上がってきたのは,muntaso.選手とドールズ石井選手だ。決勝戦は,1戦で勝敗が決まるBO1形式で,「準決勝前に作成したデッキをそのまま使う」というルールとなっていた。
試合の前には両者のデッキが公開され,簡単な紹介と解説が行われた。muntaso.選手のデッキは,ATKが非常に高い炎の「ヒューイ」を中心とした炎型で,パワーで押し勝つ王道なデッキだ。対するドールズ石井選手は,敵のATKを下げる氷の「イオ」「クーナ」や,敵の位置を入れ替える風の「ルーサー」などを採用した複合型で,コントロールを重視したデッキになっている。
対極的なデッキが決勝に上がってきたということで,濱﨑氏も「ワクワクを隠しきれない」と期待感をあらわにしていた。
muntaso.選手(右),ドールズ石井選手(左) |
決勝戦は,序盤からmuntaso.選手が満遍なく拠点にダメージを与えていく。しかし,muntaso.選手が「キャタドラン」で相手のカードを動かそうとしたところで,ドールズ石井選手がそれを読み当てる。
逆に,その動きを止めることに成功し,中央と左のラインで有利な状態を獲得したドールズ石井選手。それに負けじとmuntaso.選手が中央ラインに注力するも,さらにそれも読んでいたドールズ石井選手は,風の「セラフィ」を「カトリ」にリライト召喚し,左ラインから中央ラインへと移動。中央ラインで「46対43」と優位に立ったまま,左の拠点を破壊することに成功する。
そのまま中央拠点も破壊しドールズ石井選手が勝利,本大会での優勝者となった。
ドールズ石井選手とmuntaso.選手には,濱﨑氏から賞状が授与された |
公式大会のハイレベルな攻防に盛り上がりを見せたあとは,声優の諸星すみれさんと宮本侑芽さんが登場し,トークショーが行われた。
最初は,長谷川さんとポポナさんが用意した質問を2人に答えてもらうという形式で,アイナとマノンの声についてや,アフレコ時の様子を中心にトークが展開された。
宮本さんは諸星さんと同じ事務所の所属で,幼少期の頃からの顔なじみだったことから,「アイナとマノンのような近い関係のお芝居ができるのがとても嬉しい」と語っていた。その言葉の通り,トークショーも二人の仲の良さが存分に伝わってくるような,明るい雰囲気で進行していった。
続いて行われたのは,長谷川さん,ポポナさん,諸星さん,宮本さんが演じる「NGSスペシャル朗読劇」だ。こちらは,公式Webマンガ「せんとらるっ!」の作者である「ふでちん先生」が台本を制作し,イラストを描き下ろした映像に,4人がその場で声をあてていくという内容だった。
ストーリーは,4人がラインストライクでバトルするという内容だったのだが,ポポナさんは「勝ちに行くと自信満々に豪語しながら,初心者用のビギナーデッキを使ったアイナに敗れてしまう」という配役であり,事前に行われた予選で3連敗した話もあって,観客のアークスたちからは笑いの声が上がっていた。
朗読劇のあとは,予定に書かれていなかった「ラインストライク スペシャルエキシビションマッチ」が開幕! このマッチは,諸星さんと宮本さんがラインストライクで戦うというもの。それぞれの使用デッキには,未実装の新カードが入っており,ラインストライクのプレイヤーであれば,いろいろな意味で目が離せない試合となっていた。
試合は2勝先取で,宮本さんが2連勝を収め終了……。のはずが,諸星さんのお願いで“3戦目”に突入する。3戦目は諸星さんが勝利し,なんとか花を持たせる形となった。
新カードの情報も一部公開された |
ステージでは,「NGS」初となる「長時間ゲーム実況番組」の予定もアナウンスされた。放送日時は9月13日20:00〜9月14日8:00の予定で,なんと12時間のぶっ続け放送となるようだ。詳細については,後日公開のお知らせを確認してほしいとのこと。
また,ゲーム内で「カードスクラッチ補助券」が100個もらえるキーワードも公開された。このアイテムは,100個集めるとラインストライク用のカードスクラッチが1回引けるものだ。
キーワードは「アークスサマーパーティー2024」(すべて全角)で,ゲーム内のチャットで発言することで入手できる。期限は9月18日の定期メンテナンス開始までなので,忘れないようにしよう。
なお本イベントは配信のアーカイブが残されているので,気になる内容があった読者は視聴してみるといい。
イベントの最後には出演者からの挨拶があり,会場や配信に集まったアークスたちに感謝の意が伝えられた |
イベント終了後に,シリーズディレクターの濱﨑氏に囲み取材の時間をいただいた。いくつか気になることを聞いてきたので,その内容を掲載しておこう。
――オフラインイベントを終えての感想は。
濱﨑大輝氏(以下,濱﨑氏):
久しぶりのオフラインイベントでしたが,プレイヤーの皆さんに楽しんでもらえて安心しています。この体験をこれからのコンテンツやサービスに生かしていきたいと思っています。
――ラインストライク実装から1か月と,かなり早いタイミングでのイベントでした。実装前から予定していたのでしょうか。
濱﨑氏:
ラインストライクは完全に新規のコンテンツだったので,皆さんに楽しさを知ってもらうためにイベントができないか,というところで事前に計画していました。
――今回は応募制のオフラインイベントでしたが,応募は多かったのでしょうか。
濱﨑氏:
ありがたいことに,非常に多くの応募をいただきました。もう少し広い場所でできればとも思いましたが,参加者が多いとプレイ環境の用意や準備期間などの問題もあるので,ラインストライク初のイベントとして,規模はちょうどよかったと思っています。
――ラインストライクの大会は大いに盛り上がりましたが,定期的な開催は考えていますか。
濱﨑氏:
明確な回答はできませんが,こういった機会は作っていきたいと思っています。
――今後もオフラインイベントなどを開催する予定はありますか。
濱﨑氏:
今までは大きな会場で大規模なイベントを開催していましたが,今回のように規模を調整して,配信で一緒にコンテンツを楽しんでいただくようなイベントもできればと思っています。
――新しいカードの情報はいつ出るのでしょうか。
濱﨑氏:
9月3日の「NGS Headline」で,カードのスキルなどを公開する予定です。詳細については,当日の配信を見ていただければと思います。
「PSO2 ニュージェネシス ver.2」公式サイト
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