プレイレポート
「PSO2 ニュージェネシス」,大型アップデート“氷壁を穿つ五つの志”先行プレイレポート。フローティングボードでの戦いや新緊急クエストなど
アップデートでは,極寒の地である新リージョンの“クヴァリス”やストーリー3章が登場するほか,レベル60までの上限解放,レアリティ★6武器やクラススキルの追加なども行われる。
実施に先駆け,戦闘セクションでの戦いや,緊急クエスト「クロコダラス・ヴェラ討伐戦」,新コンテンツ「フィールドレース」の体験をする機会を得たので,そこで確認できた内容をお届けしよう。
搭乗した状態での戦闘が可能な
特殊兵装「フローティングボード」
エアリオの北にある新リージョンの「クヴァリス」は,プレイヤーたちの拠点となる“クヴァリスキャンプ”を中心に,北クヴァリスやベルガナ遺跡などのセクションが広がっている。
今回プレイしたのは,戦闘セクションの「ベルガナ遺跡」だ。雪に埋もれた建造物が建ち並ぶ場所で,エネミーとして,暴走した“ホーバック”が出現する。
ホーバックを倒すと,ヴァンフォード研究所跡のドロームのように,味方として活躍してくれる。攻撃方法は,多数のエネミーに対し誘導ミサイルを放つもの。ドロームの攻撃と同様にかなり強力なので重宝するだろう。
●特殊兵装「フローティングボード」
ベルガナ遺跡を含んだクヴァリスの一部セクションでは,特殊兵装の「フローティングボード」を使用できる。条件は特になく,セクション上にある”ボードターミナル”にアクセスすると,確認メッセージなしで即搭乗する。エネミーとの戦闘中でも乗れるので,徒歩(ダッシュ)移動からのフローティングボード搭乗は,かなりスムーズに行える感じだ。
乗っていられる時間は60秒と制限があるが,ボードターミナルはセクション上に多く用意されているので,再搭乗もそれほど手間ではない。
搭乗中は武器を使った攻撃が行えないが,エネミーに体当たりすることでダメージを与えられる。威力は固定でなく,プレイヤーの攻撃力に依存する |
2段ジャンプやウォールキック,アップドラフターの使用は不可 |
フローティングボードの搭乗中は,専用の“ダッシュ”と“ジャンプ”が行える。ダッシュは一時的に加速するもので,高速移動に便利だ。リキャストが15秒あるのだが,エネミーへの体当たり攻撃などでその時間が短縮される。
ジャンプは,ちょっとした段差を飛び越えるのに使えるほか,少し高いところにいるエネミーへの体当たりにも活用できる。ジャンプモーションは3種類あるので,連続でジャンプしているとかっこよく見える。
セクションには,フローティングボードの体当たりで壊せるフローズンコンテナが登場。新武器の入手に必要なアイシクルオーブが手に入る |
●トライアル「ドールズ輸送物資奪取」と「寒冷地エネミー討伐」
クヴァリスでは,新トライアルとして「ドールズ輸送物資奪取」と「寒冷地エネミー討伐」が発生する。
ドールズ輸送物資奪取は,空を飛んでいる輸送機のコンテナを,フローティングボードの体当たりで破壊するトライアルだ。輸送機は,同じコースを周り続けるので,コース上に現れる“ジャンプパネル”や“ダッシュリング”をうまく使いながら追いかけていく。
破壊すべきコンテナは4つ。 輸送機は,ジャンプパネルを使わないと届かない高さで飛ぶこともあるので,フローティングボードの操作に慣れていないうちは,かなり難しいトライアルになりそうだ。
寒冷地エネミー討伐は,大量に登場するエネミーを,フローティングボードの体当たりで倒していくトライアルとなっている。エネミーは,通常の攻撃でも倒せなくはないが,同時にフローズンコンテナも出現するので,それを破壊できるフローティングボードに乗ったままのほうが効率がよさそうだ。
クヴァリスのセクションには,「投擲アクション」を使った攻撃も追加されている。ところどころに配置されている“水晶氷”を破壊すると,4つの“水晶氷片”が登場し,それを拾って投げることで,広範囲のエネミーにダメージを与えられるのだ。
威力は,フローティングボードの体当たりと同様に,プレイヤーキャラクターの攻撃力に依存する。水晶氷は,破壊した後もすぐに復活するので,積極的に使っていきたい。
緊急クエスト「クロコダラス・ヴェラ討伐戦」
エネミーのLvは57,必要戦闘力は2506
クヴァリスでは,巨大な砲台を背に持つボスエネミーと戦う「クロコダラス・ヴェラ討伐戦」が発生する。“クロコダラス・ヴェラ”のレベルは57なので,プレイヤーキャラクターのレベルは,ダメージ減衰の発生しない53以上が必要だ。ただ,必要戦闘力は2506なので,それに達していればレベル53未満でも問題ない。
この緊急クエストは,道中の小・中型エネミー戦が発生しないタイプだ。スタート地点からクロコダラス・ヴェラがいる場所までは若干距離があるので,フローティングボードに乗って移動する。
ここでフローティングボードと使わないと,戦闘への参加が遅れてしまう。
筆者は乗れることに気が付かず,戦闘の場まで徒歩で行くことに。けっこう遠い |
「クロコダラス・ヴェラ討伐戦」では,先ほど紹介した「投擲アクション」が重要になる。クロコダラス・ヴェラは,砲台から黄色く光る爆弾などで攻撃してくるのだが,それが爆発する前に,拾って投げ返してダメージを与えることができるのだ。
投げ返せる爆弾は2種類あり,ダメージ以外の与える効果が異なるようだ。開発チームによると,クロコダラス・ヴェラの開いた口に投げ込むのが効果的とのこと。
戦いの様子については,動画にて確認してほしい。
新コンテンツ「フィールドレース」
エアリオやリテムにもコースが登場
“クヴァリス”リージョンの実装がメインとなる今回のアップデートだが,既存リージョンで楽しめる新コンテンツも用意されている。
その1つが,ほかのプレイヤーとタイムを競う「フィールドレース」だ。最大32人が参加できるもので,エアリオやリテムにもコースが存在する。
プレイ方法は簡単で,誰か1人がフィールドレース用の端末”レーシングコンソール”でレースを開催し,ほかのメンバーが同じく端末を操作して参加する。レースがスタートすると,3つのチェックポイントと数十個のスコアシンボルが出現するので,制限時間内に,全部のチェックポイントを通過すればゴール。全員がゴールするか制限時間になると終了になる。
スコアシンボルは,拾わなくてもゴールできるが,本レースのランキングは,ゴールしたタイムとスコアシンボルを拾った数によるトータルスコアで決まる。早めのゴールを狙うか,それともスコアシンボルを多く拾うか。ほかのプレイヤーの状況を見つつ,臨機応変に目標を変更していくのが,順位を上げる鍵になるだろう。
フィールドレースでは,獲得したトータルスコアなどで称号が得られる。称号報酬も入手できるので,ほかのプレイヤーを誘って遊んでおくとよさそうだ。なお,1人でもプレイはできる。
大型アップデート“氷壁を穿つ五つの志”の先行プレイで体験した場所は以上だが,同アップデートでは,セクション内にいるだけで“低温ダメージ”を受ける「レイヨルド峡江」や,レアリティ★6の武器と防具,クラススキルの追加なども行われる。
クラスレベルの上限は60まで解放されるので,これらについては,アップデート後のインプレッション記事などでお届けする予定だ。
「PSO2 ニュージェネシス」公式サイト
- 関連タイトル:
PSO2 ニュージェネシス ver.2
- 関連タイトル:
PSO2 ニュージェネシス ver.2
- 関連タイトル:
PSO2 ニュージェネシス ver.2
- この記事のURL:
キーワード
(C)SEGA
(C)SEGA
(C)SEGA