プレイレポート
Nintendo Switchでエアなわとび。運動不足解消にもってこいの無料ソフト「ジャンプロープ チャレンジ」でさっそく遊んでみた
外出自粛や在宅勤務をしていると運動不足になりがち。自宅で運動する手段を探している人も多いと思うが,そういったニーズに応えられるのが「ジャンプロープ チャレンジ」だ。配信期間は2020年6月16日〜9月30日までで,「ニンテンドーeショップ」にて無料ダウンロードができる。任天堂の社員が在宅勤務の中でUnityを使って開発したものだそうで,フットワークの軽さには驚かされるばかりだ。
内容は非常にシンプルで,左右の手にJoy-Conを握り,なわとびをするように手を回しつつジャンプするだけ。「なわとびのグリップがJoy-Conになった」といえば想像しやすいだろうか。1日のチャレンジ目標は100回に設定されているが,達成後もプレイ継続は可能だし,物足りないのであれば,チャレンジ目標の回数を最大900回まで変更できる。
達成回数が100を超えると背景に可愛らしい猫が登場してプレイヤーを見守ってくれるのだが,公式サイトによると,背景のパターンは複数存在するとのこと。どんな背景に変化するのか,プレイごとの楽しみにするのも悪くない。
「なわとびを100回飛ぶ」というと結構な回数に思えるが,実際に遊んでみるとかかる時間は数分程度だった。なわとびをする速度は自分のペースで問題なく,急かされることも,ジャンプするタイミングを要求されることもない。Nintendo Switchを1度スリープさせた後に再開しても大丈夫なので,疲れを感じたら少し休憩を挟んでもいいだろう。
2人プレイも可能で,プレイヤーがJoy-Conを1つずつ持って飛べば,なわとびの回数が2人分加算されていくので,家族で一緒に遊ぶのも面白い。なお,ゲーム側でチェックしているプレイヤーの動作は腕の動きのみなので,公式サイトによれば「深夜にプレイしたり,マンションなどで下の階への振動が気になったりする方は,ジャンプせずに屈伸運動や,腕を回すだけでも運動になる」とのこと。環境に合ったスタイルで遊びつつ,運動不足を解消できるのはうれしいところだ。
なわとびといえば,縄を回せるだけの広いスペースと,周囲に人が通らない環境が必要になるが,本作はその場でジャンプできるだけの場所があればいい。近くを通った人に縄や小石を当ててしまう心配もない。
個人的にうれしく感じたのは,縄が引っかかって痛い思いをする心配が皆無だということ。本作では腕の動きをチェックしているため,1度のジャンプ中に複数回縄を回す2重跳びや3重跳びをすると,回した回数がカウントされる。失敗のリスクを気にすることなく上級者気分が味わえるのはゲームならではの利点だろう。また,両手を交差させるクロス跳びでもカウントは加算されたので,いろいろなトリックを試してみると面白そうだ。
冒頭でも触れたが,本作は9月30日までの期間限定配信となっている。「ニンテンドーeショップ」から無料でダウンロードできるので,運動不足が気になる人はプレイしてみてはいかがだろうか。
My Nintendo Store「ジャンプロープ チャレンジ」商品ページ
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ジャンプロープ チャレンジ
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