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[TGS2022]「バイオハザード ヴィレッジ」DLC“シャドウズ オブ ローズ”試遊レポート。三人称視点でローズの成長物語を描く
「バイオハザード ヴィレッジ」公式サイト
シャドウズ オブ ローズは,バイオハザード ヴィレッジの主人公であるイーサン・ウィンターズの娘,ローズマリーの物語が描かれる新規シナリオだ。イーサンから受け継いだ特殊な力に悩まされるローズが,その力を捨てるため,「菌根の記憶の世界」へ飛び込むことになる(関連記事)。
試遊版は冒頭のストーリー部分が省略されており,いきなりのアクションパートから始まる。菌根の記憶の世界はドミトレスク城のようなマップで,デュークのような外見をした謎の男性がローズを追い詰めようとしていたり,顔面から生気を吸い取るクリーチャー,フェイスイーターが城内を徘徊していたりと,危険に満ちている。
プレイのときに物語の背景をあまり知らなかったため,ヴィレッジの悪夢を見ているようなゲームだな……と感じたのだが,記憶の世界と聞いて,その印象は大きくズレていないように思えた。本作は悪夢がテーマということで,ヴィレッジよりもホラー要素が強く打ち出されているという。ヴィレッジには最高に恐ろしいパートがあったが,このエピソードでも、それに近いパートが用意されているかもしれない。
プレイフィールだが,三人称視点で描かれるため,個人的には恐怖心はやや緩和された気がする。とはいえ,使える武器はハンドガンのみで,おまけに銃弾も豊富というわけではないので,常にクリーチャーから逃げ惑うことになる。
武器はハンドガンのみと書いたが,ストーリーが進むとローズの力が目覚め,クリーチャーの動きを一時的に制限できるようになる。リソースが少なく,すべてのクリーチャーを倒すことはできないので,この力を使って探索を進めていくのがこのエピソード攻略のカギになるようだ。
序盤のあらすじが飛ばされていたため,ストーリーは分からなかったものの,メッセージを送ってローズを手助けする「マイケル」という存在も気になるところだ。ちなみに,ローズが使用するハンドガンもマイケルから渡されるもの。本エピソードのキーキャラクターであるのは間違いないだろう。
登場するほかのキャラクターにも触れておきたい。1人目はヴィレッジに登場する武器商人のデュークに酷似した男性だ。以前公開されたトレイラーにも登場していたこの男性だが,どうやらデュークではなく,菌根の記憶から作られた悪のシンボル的な存在のようだ。そもそもデューク自体がうさんくさい人物ではあったので,イメージとしては妥当といえそう。
この世界にうろつくフェイスイーターは,「バイオハザード7 レジデント イービル」に登場したモールデッドに似たクリーチャーで,ローズを捉え,顔面から生気を吸い取ろうとしてくる。そもそも見た目が不気味なうえ,攻撃方法もかなり気持ち悪く,追われるプレッシャーはかなりものだ。試遊した範囲で登場したクリーチャーはフェイスイーターのみだったが,ほかにどんなクリーチャーが登場するか,不安だが楽しみにしたい。
30分程度の試遊だったため,導入部分しか遊べなかったが,ホラー色が強く,リソース管理が重要で,屋内を逃げ惑いながら探索する,という要素はバイオハザードシリーズの原点に立ち返ったかのようだ。イーサンの物語を終えたヴィレッジに続き,ウィンターズ家の最後のエピソードがどのような結末を迎えるか,発売日を楽しみにしよう。
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