パズルゲーム感覚でプログラミングを楽しめる「Human Resource Machine」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第2266回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，パズルゲーム「Human Resource Machine」（iOS / Android）を紹介する。本作はプログラムを組んで，各ステージのお題をクリアするゲームだ。

本作は買い切り型のアプリで，価格はiOS版が610円，Android版が550円（共に税込）

「Human Resource Machine」ダウンロードページ

「Human Resource Machine」ダウンロードページ

　画面左にはベルトコンベアに乗った箱がある。この中に含まれる数字を用いて，指定された数字に変化させて，画面右に届けるのがゲーム目的となる。そして数字を変化させるためにプログラムが必要なのだ。


　画面右には，プレイヤーキャラにさまざまなアクションを行わせるためのコードが用意されている。これをスワイプで自由に並べてプログラムを作り，実行ボタンを押すと，順番どおりのアクションを起こす。


　「箱の数字を取り出す」「手に持っている数字を右に運ぶ」「数字をコピーして床に置く」「任意の場所までプログラムをジャンプする」など，さまざまなコードが用意されている。お題を確認しつつ，どのようにコードを並べれば良いのかを考えよう。


　同じステージでも，クリアするための方法が複数用意されている。一度クリアした後も，不要なコードを削って，より短く美しいプログラムを目指すという遊び方もある。


　プログラミングと聞いて身構えてしまう人もいるかもしれないが，本作において専門知識はいっさい必要ない。プログラムにおける考え方を，誰でも基礎から体験できるのだ。パズルゲームの傑作といっても差し支えないので，興味を持った人はぜひプレイしてほしい。
　
　

著者紹介：オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし，ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており，FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。

「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」記事一覧