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レトロンバーガーOrder 41:「ナムコットコレクション」がFCタイトルだけだったので,FC以外から俺セレクションをクーソーする編
2020年6月18日,バンダイナムコエンターテインメントからNintendo Switch用ソフト「ナムコットコレクション」がリリースされました(※)。あと「NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 1」(PC / PS4 / Xbox One)ならびに同「Vol 2」(PC / PS4 / Xbox One)も。
※無料ダウンロード版およびDLC第1弾は不具合のため配信を停止中。7月8日にDLC第1弾の配信が再開される予定。詳細は公式サイトを参照。
ナムコットとは,ナムコ(旧)が1984年発売のMSX版「パックマン」から1995年発売のゲームギア用ソフト「ギアスタジアム平成版」まで,家庭用ゲームに使用したブランド名。「ナムコットコレクション」は,同ブランドからリリースされたゲームを集めたオムニバスソフトです。発売と同時に,プレイアブルタイトルを追加するDLC第2弾および第3弾のラインナップも発表されています。
……うん。予想はしていましたが,ファミリーコンピュータ用タイトルだけですね。
ファミリーコンピュータのナムコットってのは! 凄惨かつ悲壮な「スプラッターハウス」がわんぱくグラフィティになり! 「源平討魔伝」がボードゲームになり! 宇宙戦争映画をゲーム化すればサソリベイダー! まあ,いずれも遊べば面白いのですが。あと「バベルの塔」は激アツですが。そして「スターラスター」は神ゲーですが。
しかしナムコットを謳っているのにファミリーコンピュータ用タイトルだけというのは,物足りなさが否めません。ラーメン屋に入ったらギョーザやチャーハンが無かったくらいの物足りなさです。ギョーザやチャーハンは無いけど新作のファミリーコンピュータ版「PAC-MAN Championship Edition」があるって? それは食べる。
そんなわけで,今回は「ナムコットコレクション 俺セレクション」でやっていきましょう(※)。要は空想……もといクーソーですよ,クーソー。クーソーは頭のコヤシですし,ラジオはアメリカンです。別の言い方をすれば「マイナータイトル限定ナムコット名作選」となります。
※個人の感想に基づきます。
それにしても,「ボスコニアン」などを手掛けられた佐藤誠市氏いわく,ナムコが任天堂からファミリーコンピュータ用ソフトの年間販売タイトル数制限を課せられ,それが1社あたりの制限だったので回避策として立ち上げたのがナムコット(ブランドと同名の連結子会社)だったそうですが,それを考えると「ナムコットのファミリーコンピュータ向けタイトルを集めた任天堂ハード用のソフト」って,ちょっと面白いですね。
MSX2「ゼビウス ファードラウト伝説」
本作はアーケード版「ゼビウス」を再現したRECONモードと,オリジナルのSCRAMBLEモードを搭載しています。後者について最大の特徴と言えるのが,自機セレクトの要素。おなじみソルバルウのほか,1986年発売のファミリーコンピュータ用ソフト「スーパーゼビウス ガンプの謎」では支援機として登場したゼオダレイ(ダレイ)とソルグラード(ファントム),そして3機が合体したガンプミッションを選択できます。なお,一般的な自機セレクトとは異なり,出撃順を選択して,撃墜されるたびに交代し,機体ごとに異なるエクステンドスコアを達成すると残機が追加されるという変則的な仕様です。
3機分の性能を持つガンプミッションは圧倒的な火力を誇ります。4方向へのスパリオ(ESP弾)弾幕と,広範囲を爆撃するスーパーザッパー(対地スパリオ)! ただし当たり判定が大きく,エクステンドに必要なスコアが跳ね上がる(他の3機は5〜7万点のところ,ガンプミッションは30万点),諸刃の剣! ハイリスク&ハイリターン。これを浪漫と言わずして何と言いましょう。
このエクステンド仕様は,機体の運用コストを感じさせてくれるので良いですよね。また,エリア5で登場する“黒いソルバルウ”も見どころです。アニメなり特撮なりでも定番の激アツなシチュエーション,「主人公と同じ姿の敵との戦い」ですよ。黒いソルバルウが発射するスパリオは破壊可能なので,正面からの連射で打ち破れるのですが,これも「コピーがオリジナルに勝てると思うなよ!」的な楽しさがあります。
アーケード版の「ゼビウス」自体,「物言わぬゲームから壮大な背景を感じてくれ!」といったスタンスでしたが,「ゼビウス ファードラウト伝説」はその部分がパワーアップされた印象です。
PCエンジン「ゼビウス ファードラウト伝説」
先ほどのMSX2用ソフトとPCエンジンでタイトルが同じですし,発売年も近く,開発も同じくコンパイル,アーケード版再現モードと家庭用オリジナルモードを搭載したりもしていますが,中身はまったくの別物です。MSX2版はオープニングデモ以外に明確なストーリーが語られませんが,PCエンジン版では幕間デモでストーリーテリングが行われます。
PCエンジン版は,このストーリーがアツい! 1万6千年前の超古代文明時代におけるガンプ(ゼビウス軍首脳のバイオコンピュータ)と反抗勢力の戦いから始まり,惑星・ゼビウスでゼビウス軍の兵器を鹵獲して戦ったり,アーケード版では果たせなかったガンプレプリカとの決戦まで描かれたりします。
遠藤雅伸氏の「小説ゼビウス: ファードラウトサーガ」でもアーケード版の前日譚までしか描かれていませんでしたので,ガンプレプリカとの決着をつけられるのはスッキリした気分になれますね。エンディングデモでは「しかし……」という不穏な言葉で締めくくられますけど。本当の決着は「ゼビウス3D/G」になるそうですが……アーケード版エンディングの衛星大爆発もPlayStation版エンディングの地上絵ビームも演出としてよく分からないんですよね……。
PCエンジン「ワンダーモモ」
ただ,残念ながらPCエンジンminiには入らなかったナムコットタイトル……1989年発売の「ワンダーモモ」も欲しかった! 昨年のバンダイナムコエンターテインメントフェスティバルでは,桃井はるこさんが「ワンダーモモ」&「ワンダーモモーイ」を歌っていらっしゃったモモです。765プロの前社長・高木順一朗氏が最初にプロデュースしたというモモです。PCエンジン版は幕間デモの一枚絵が追加されて,よりモモを楽しめます。レッツ,モモいじりモード!(デバッグモードの名称)
スーパーファミコン「ザ・ブルークリスタルロッド」
PCエンジンといえば,ゲームスタジオの開発による「ドルアーガの塔」もすばらしい出来でした。グラフィックスが大幅にパワーアップしているだけでなく,メディアファクトリーの「ナムコミュージアム VOL.4 超研究」で遠藤雅伸氏が語ったところによると,フロアが正方形のPCエンジン版こそが本当にやりたかった「ドルアーガの塔」の迷路だったとか。
「ナムコットコレクション」には第1弾DLCに「ドルアーガの塔」,第3弾DLCに「カイの冒険」がありますが,こうなると欲しくなるのが,1994年発売のスーパーファミコン用ソフト「ザ・ブルークリスタルロッド」。このゲームは,バビロニアン・キャッスル・サーガを締めくくるタイトルです(時系列的には「カイの冒険」→「ドルアーガの塔」→「イシターの復活」→「ザ・ブルークリスタルロッド」)。
もしも1本のソフトでバビロニアン・キャッスル・サーガを通して楽しめる「バビロニアン・キャッスル・サーガ・アンコール」なんて出たら実に良いですね。実に。あとアーケードゲーム「ドルアーガオンライン ザ・ストーリー・オブ・オーン」が家庭用機に移植されたら3万円までなら悩まず買います。もうちょっと高かったら悩んで買います。
メガドライブ「デンジャラスシード」
本作の自機・ムーンダイバーもガンプミッションよろしく3機合体の戦闘機なので燃えますね。また,オリジナルステージや合体フォーメーションの変更機能も追加されており,メガドライブ版こそ実質的な「完全版」と言えるのではないでしょうか。
メガドライブ「バーニングフォース」
ビットマップ拡縮&回転を持ち味とするSYSTEM II基板のゲーム,ましてその機能を活用した奥スクロールシューティングを,拡縮&回転を持たないメガドライブに移植するのは無茶もいいところ。ですが,なかなかどうして本作はハイレベルな移植に成功しています。
スーパーファミコン「ミリティア」
「ミリティア」は1994年に発売された,一種のリアルタイムストラテジー。反物質兵器による終末戦争で実質的に崩壊した地球を舞台に,地球の支配を目論むスペースコロニーの軍閥と,それに対抗する民兵の戦いが描かれます。絵面が割と地味めですが,噛むほど味が滲み出てくるスルメ的なゲームです。ナムコには珍しい人型ロボットのバトラーが登場するのも注目ポイントですね。
PlayStation「スターブレードα」
「スターブレードα」は大型筐体のアーケード向けタイトル「スターブレード」を移植したもの。航宙機・FX-01 ジオソードの砲手となって未確認知的機械種・UIMSを撃破していくレールシューティングゲームです。筐体は凹面鏡を用いた“無限遠投影システム”が特徴的でした。これSwitchで出たら,ゲームボーイの「ライトボーイ」やゲームギアの「ビッグウインドー」みたいな様式のアクセサリで再現できないものか……?
アーケード版はテクスチャの無いSYSTEM21基板だったので,爆炎などの2Dグラフィックスを用いた演出以外は,いわゆる生ポリゴンで描写されていました(個人的には,この時代のツルッとしたビジュアルに独特の魅力を感じたりもします)。メガCD版ではキャラクターがワイヤーフレームになったりもしましたが,PlayStation移植版ではテクスチャに対応! 背景はレンダリングでなくムービーとなったものの,前述の無限遠投影システムが無いことを補って余りあるプレイ体験を得られるタイトルです。
ゲームギア「ギャラガ'91」
ちなみに欧州版「ギャラガ'91」は「Galaga 2」というタイトルで出ていて,正統続編みたいな雰囲気を出していたとか。ついでに北米では「ギャプラス」が「Galaga 3」というタイトルになったりもしています。そして「ギャラクシアン」は「ギャラクシアン2」が無いものの,タイトルを継承した「ギャラクシアン³」がありますね。でも1981年に米・Entex Industriesがナムコ非公認のVFDゲーム「Galaxian 2」を発売していて,2005年の映画「DOOM」に登場していたりもするとか。カオスか。
X68000「スターラスター」
そんなオリジナルの「スターラスター」は,「ナムコットコレクション」のDLC第1弾に含まれていますが,そのファミリーコンピュータ版から10年近い歳月を経てPC向けにリリースされたのが本作。現代的に言えばリマスターです。ゲームシステムやグラフィックスが全面的にブラッシュアップされているうえ,ラスボスを倒した後に「スターブレード」のUIMSコマンダーが襲撃してくる新要素があったりもします。エンディングの,地球の青さも感動的なんだコレが……。
PCエンジン「ファイナルブラスター」
そんなボスコニアンシリーズの最終作が,1990年に発売されたPCエンジン用ソフト「ファイナルブラスター」。前2作はメカメカしいビジュアルでしたが,本作の終盤では“有機的発達をとげたボスコニアン文明”(マニュアルより抜粋)の敵前線惑星へと踏み入り,プレイヤーはボスコニアンの真実と見(まみ)えることになります。
まあ,ボスコニアンって設定上はヒューマノイド種族なので,ラスボスの生首オバチャンが何の真実かってのは,正味よく分からないのですが。あとバキュラっぽい物とかナスカの地上絵っぽい敵とか,ゼビウス感のある物も出るよ!
PlayStation「スターイクシオン」
この窮地に,銀河人類は現役・退役を問わず航宙機および航宙艇を徴発して総力戦を展開! 銀河の歴史にひとつのピリオドを刻み込む,最終決戦の幕が開く!!
「ギャラガ’91」「ファイナルブラスター」「スターラスター」「スターブレードα」を(妄想で)揃えるのは,言わば鍋を煮込むようなもの。そう,これがUGSF鍋です。
そして,それらに添える「スターイクシオン」は,鍋が空いた後,ダシが出まくった煮汁へ放り込むうどんみたいなもの。そう,これがUGSFうどんです。
「1999年発売って,ナムコットブランド終了後じゃねえか!」と思うかもしれませんが,本作の取扱説明書の裏表紙を見てみましょう。そこに記載されている問い合わせ先の名称は「(株)ナムコ・ナムコット係」。なので,本作も「ナムコット時代のタイトル」と言えないことも……なくない? なくなくなくない?
MSX2「ワルキューレの冒険II 遥かなる時の扉」
鍋とうどんで腹が満ちたら,甘くて夢のあるデザートが食べたいですね。そこで望むのがMSX2の「ワルキューレの冒険II 遥かなる時の扉」です。
本作は「ナムコットコレクション」第2弾DLCに含まれる「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」の続編として制作されていたものの,発売中止となってしまったタイトル。コンパイルの「ディスクステーション」4号にデモが収録されたり,電波新聞社の「マイコンBASICマガジン」で敵キャラクターのデザイン公募も行われたりもしたとか。
「ナムコットコレクション」開発元のエムツーさんはファミリーコンピュータ版「PAC-MAN Championship Edition」が出来たんだから,きっとこれもイケるって! たぶん仕様から考えないといけないけど,エムツーさんならイケるイケる!
というわけでアレですね。好き勝手に並べたら,胃もたれしそうなコッテリしたラインナップになりました。ギョーザ&チャーハンに火鍋と山盛り点心付きといった感じです。皆も自分なりの俺セレクションをSNSだの何だので公開して,他人を胃もたれさせよう!
ただ,オールドナムコのディープなファンならば,このくらいあってこそ,初めて満腹になれるでしょう。冒頭でも述べましたが,ナムコットブランドが使われたのは1984〜1995年。「ナムコットコレクション」は,「ナムコクラシックII」しか1990年代のタイトルが無いので,ディープなファンからすれば「前菜だけ」のラインナップとなります(ファミリーコンピュータしばりゆえの必然ではありますが)。
“往年の名作”の復刻をコンセプトに掲げるゲームは,なぜか未だにラインナップが1980年代のタイトルばかり。2017年発売のNintendo Switch版「NAMCO MUSEUM」でも,1990年以降のタイトルは「タンクフォース」だけでした。最近はPlayStationのローポリ時代くらいはレトロゲームと見なされる雰囲気が出てきたものの,まだまだ主流は1980年代です。
筆者がレトロゲームに興味を持つきっかけとなったタイトルの1つが,小学生のころに触れた1995年リリースのアーケードゲーム「ナムコクラシックコレクションVol.1」なのですが,収録タイトルである1981年の「ギャラガ」や,1983年の「ゼビウス」および「マッピー」は,当時からしてクラシックな“往年の名作”(インストカードに記載)でした。
12〜14年前のゲームは往年のクラシックタイトル。こう書くと普通な気がしますね。でも,今から12〜14年前のゲームといったら何でしょう? 答えはPS3「リッジレーサー7」やXbox 360「エースコンバット6 解放への戦火」です。タイトルを見ると,そんなに古くない気がしてしまいますよね。
それに,「ナムコクラシックコレクションVol.1」は,12〜14年前のアーケードゲーム3本と各々のリメイク3本,計6本をまとめていたわけですから,2020年の感覚で言えば,「鉄拳5」「タイムクライシス4」「アイドルマスター」のオリジナルとアレンジを6本まとめて「ナムコクラシックコレクション〜ゼロ年代〜」とやってるようなもんですよ!(※) そんなゲームがあったら基板どころか筐体ごと買いたい!
※暴論〜!
要は,レトロゲーム意識のアップデートは,実時間の進行に対して歩みが遅いわけです。このギャップがあると,ゲームがリリースされてから後に復古されるまでの期間は指数関数的に伸びていきます。それによって,どれだけのファンが空腹を抱えたまま待ちぼうけすることになるか! どれだけのタイトルが塩漬けのまま時を過ごしたり,冷凍庫の霜の中へと消えることとなるか! 「青春クイズカラフルハイスクール」の移植まだ!?
そんなわけで,認知アップデートのため,1990年代のレトロゲーム――バンダイナムコエンターテインメントで言えばナムコットブランドの後半タイトルなどに,目を向けるべきではないかと。実質的に2000年代のゲームを復刻している「ミスタードリラー アンコール」(PC / Nintendo Switch),「ことばのパズル もじぴったんアンコール」,「塊魂アンコール」(PC / Nintendo Switch)は陰ながら高く評価していますが,「未着手ゾーンがあるよね!?」と。
家庭用で復刻してほしいナムコットブランドのタイトルは先に挙げたとおりですが,アーケードで言えば,例えば「レイブレーサー」「サイバーコマンド」「エアーコンバット22」など,System 22基板のゲームを収録した「ナムコSystem 22コレクション」なんて出たら,とてもすばらしいコース料理だと思います。
「ネビュラスレイ」(NB-1基板),「アウトフォクシーズ」(NB-2基板),「ティンクルピット」や「F/A」(いずれもNA-1基板)などを収録した「ナムコNXコレクション」なんて出たら最高の満漢全席です。
個人的願望が無いとは言いませんが,レトロゲームの認知をアップデートしたり,そのために移植作をリリースしたりするのは,ゲーム業界全体のためになるはずです。だから家庭用「アウトフォクシーズ」をください。あと販売が終了したバーチャルコンソールアーケードの「ソルバルウ」「ファイネストアワー」「バーニングフォース」「妖怪道中記」などを,できたらSteamにください。個人的願望が無いとは言いませんが,ゲーム業界全体のために。ついでに「しんぐんデストロ〜イ」(iOS / Android)の復活ないしリブートも渇望しております。個人的願望が無いとは言いませんが,ください。
「ナムコットコレクション」公式サイト
- 関連タイトル:
ナムコットコレクション
- 関連タイトル:
NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 1
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キーワード
- Nintendo Switch:ナムコットコレクション
- Nintendo Switch
- ゲーム集
- CERO B:12歳以上対象
- バンダイナムコエンターテインメント
- プレイ人数:1〜2人
- 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男
- レトロンバーガー
- 連載
- PC:NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 1
- PS4:NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 1
- Xbox One:NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 1
- PC:NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 2
- PC
- PS4:NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 2
- PS4
- Xbox One:NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol 2
- Xbox One
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
NAMCO MUSEUM & (C)2020 BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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