連載
1987年の夏で。スマホ向けアドベンチャー「忘れないで、おとなになっても。」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2325回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマホ向けアドベンチャーゲーム「忘れないで、おとなになっても。」(iOS / Android)を紹介しよう。懐かしさの残る町で起きる,ひとつの家族の物語だ。
「忘れないで、おとなになっても。」ダウンロードページ
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少年の「ミナト」はある日,母と妹と一緒に「加賀美町」にやってきた。この町にはなんでも,彼らの父がいるというのだが……?
物語の背景については,これ以上詳しく説明すると無粋になってしまうので,どうぞ実際のゲーム内で知ってほしい。
物語が大きく動くのは,ミナトがとある出来事をきっかけに,33年前の世界である,1987年の加賀美町にタイムリープしてから。
青々とした快晴は現代でも気持ちいいが,昭和時代の町並みがあわさると実にノスタルジー。そんな土地で暮らす住人たちと交流し,さまざまな謎を解き明かして,物語の核心へと近づいていこう。
基本的に“なにも知らないまま遊ぶべきタイトル”なので,ここもこれ以上の情報は知らないほうが吉だ。
物語の進行とは別に「昭和ならではのアイテム」をコレクションしていくゲーム的要素もある。街中を探索していると,懐かしさを感じさせるオブジェクトがどんどん見つかるので,調べて「図鑑」に登録しよう。
ストーリーの進行には,町のさまざまな場所に落ちている「コイン」を一定枚数集める必要がある。なにかあるところにはタップマークが表示されるので,見逃さずに収集していくといい。
ただ,コイン自体はたくさん手に入るので,不安にならずともよい。また物語にグッと引き寄せられたのなら,コインを集めずともスムーズに進行できる「VIPモード」を購入するのもひとつの手である。
キャッチーな世界観はもとより,時間を題材にした物語がすばらしい本作。ゲーム内容についてはもう知る必要はない。プレイに必要な約半日ほどミナト少年となり,1987年の夏を駆け抜けてみてほしい。
著者紹介:げっつ☆先生
ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが,隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。
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