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アーケード用メダルゲーム「星のドラゴンクエスト キングスプラッシュ」のお披露目イベントレポート。タイトーステーション溝の口店ではロケテが実施
本作は,スマホ用RPG「星のドラゴンクエスト」(iOS/Android 以下,星ドラ)内のカジノコンテンツ「モガステーション」に登場する同名のコインゲームを,リアルに再現するべく開発したという。「ドラゴンクエスト」シリーズとしても初めてとなるアーケード向けメダルゲームがどんな仕上がりになっているのかを紹介していこう。
イベントでは,星ドラの市村龍太郎プロデューサーと畑 信太郎ディレクター,そして,ゲーム好きタレントの吉田早希さんがゲストとして登場し,実機によるデモンストレーションを交えつつゲームの解説をしてくれた。
市村氏によると,星ドラ内でキングスプラッシュというコインゲームを実装しようと企画した段階で,すでにアーケード用の実機を作ろうと計画をしていたという。「ドラクエ」の生みの親,堀井雄二氏の監修も受けたそうだが,その際,堀井氏が長時間キングスプラッシュに熱中していたという裏話も明かしてくれた。
筐体のデザインについては,「スマホアプリと同時に企画が動いていたので,ほぼ同じようにできていると思います」と市村氏は語り,カプセルに入ったモンスターのフィギュアや,モガマルをデザインした特別なメダルなど,細部までこだわって制作したことをアピールした。
お披露目会では,中学生の頃からメダルゲームを遊んでいたという吉田さんと畑氏が2人並んでキングスプラッシュにチャレンジすることに。2人はスロットで役をそろえ,順調に仲間を集めつつボスであるバラモスまで到達するも,強力な攻撃にあえなく敗戦してしまう。
と,ここで市村氏がポケットから100円玉を取り出して筐体に投入してコンティニューを発動し,なんとかボスを倒すことに成功。ボスを撃破した後のルーレットでは,一発でジャックポイントチャンスを当てるが,チャンスをものにできずジャックポイントを獲得するには至らない……。ここでも市村氏がポケットマネーで2人を助けるが,なかなか目的達成とはならず,最後は見るに見かねた市村氏自身がチャレンジして見事ジャックポットを当て,大量のメダルを獲得してみせた。
ちなみに,今回はジャックポイントを獲得するために何度も100円玉を投入したが,ジャックポイントチャレンジ(確率は6分の1)に固執しなければ追加のお金を払う必要はないことを明記しておこう。
1月19日からタイトーステーション溝の口店にて「星のドラゴンクエスト キングスプラッシュ」のロケーションテストが行われており,その記念として同店内でコラボドリンクを販売している。メニューは「モガマルピンク こってり濃厚ピーチミルク」と「スライムブルー 青りんごのスッキリ炭酸」の2種類で,購入すると特製モガマルコースターがもらえる。コースターの裏面にQRコードが印刷されており,これを筐体に読み込ませると,メダルがもらえるなどの連動機能が付いているとのことだ。
また,畑氏から星ドラにおいて,フレンド申請が簡単にできる「コード機能」が実装されることが明かされた。詳細は星ドラアプリ内のおしらせで後日発表するとのことなので,続報を待とう。加えて,ジャンプフェスタで発表されたモガステーションの新機能「スライムダーツ」が,今年春に実装予定だったものを前倒しして2月のアップデートで実装することも発表された。
2020年2月7日(ビジネスデイ)と8日(一般公開日)の両日,幕張メッセで行われる「ジャパンアミューズメントエキスポ2020」に出展することも決まっている「星のドラゴンクエスト キングスプラッシュ」。リリース前に本作を体験してみたい人は,ロケテストが行われているタイトーステーション溝の口店に足を運んでみよう。
イベントでは,先行して本作をプレイすることができたので,ここからは実際に遊んで分かったゲーム内容をお伝えしよう。
キングスプラッシュは,メダルを筐体に投入すると前後に動くスライドテーブルにメダルが押し出され,それによってプレイヤーのもとにメダルが落ちていく「プッシャー」と呼ばれるタイプのメダルゲームだ。フィールド内のスライムがチェッカーの役割を持っていて,この後ろをメダルが通るとスロットが回り,役が揃うとメダルが追加されるなどのメリットが得られる。
3体のスライムがチェッカーの役割を持っている |
スロットの役など基本的なゲーム情報は正面の液晶ディスプレイに表示される |
スロットで最も重要となるのが,「カプセル」の役だ。これを当てると左手側にあるカプセルに入ったスライムやさまようよろい,ミニデーモンなどドラクエでおなじみのモンスターがフィールドに落ちてくる。それをフィールドの手前に落とすことができれば,最大3体まで仲間にできる。落としたカプセルと同じ種類のモンスターを仲間にできるのが面白いところで,最初はモガマル1体だけのパーティがどんどん増えていく。
パーティが増えていく様子は液晶ディスプレイでも確認でき,仲間のカプセルモンスターが3体になるとボスバトルへと突入する。ボス戦では,メダルがチェッカーを通過する(普段はスロットが回る)ことで攻撃できるので,メダルを落とす手を休めずにプレイを継続しよう。
ボスを撃破すると,大量のメダルを獲得できるチャンスのルーレットを回せる。運が良ければ,ジャックポットで100枚単位の大量のメダルが降り注ぐことになる本作最大の見せ場である。
プレイした感覚としては,メダルを押し出して落とすプッシャーゲームの醍醐味はそのままに,ギミックとしてドラクエの世界観を踏襲したバトルの面白さが加味されている印象だ。今回のイベントでは,QRコードを使用した連動機能も紹介されていたが,将来的には星ドラとの連携も期待したいところだ。
- 関連タイトル:
星のドラゴンクエスト キングスプラッシュ
- 関連タイトル:
星のドラゴンクエスト
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