インタビュー
「Path of Exile2」ジョナサン・ロジャース氏インタビュー。日本語ローカライズやサポートについてアレコレ聞いてみた[TGS2024]
本稿では,会場で実施したクリエイティブディレクターのジョナサン・ロジャース(Jonathan Rogers)氏へのインタビューをお届けしよう。ローカライズや日本語サポートなどについて聞いている。
4Gamer:
よろしくお願いします。前作やこれまで実施したβテストを含め,日本のプレイヤー数はどの程度いるのでしょうか。
ジョナサン・ロジャース氏:
具体的な数字は言えませんが,私たちは日本の市場規模に見合った人数がプレイしてくれることを目指しています。
4Gamer:
日本語に対応しますが,日本語でのカスタマーサポート対応なども行われるのでしょうか。
ロジャース氏:
カスタマーサポートでは各言語,最低1名以上の人員を割り当てています。ほとんどのサポートは英語で行われますが,日本語にもしっかりと対応します。
4Gamer:
なるほど。フィードバックを日本語でも送っても開発チームに届くのでしょうか。
ロジャース氏:
私自身もフォーラムを見ているので,英語でフィードバックがあれば直接それを知ることができるのですが,日本語のフィードバックの場合,コミュニティチームから報告を受けるかたちになります。すべてを翻訳することは難しいでしょうから,重要なフィードバックだけになると思います。
4Gamer:
しっかりと伝わるということですね。
ロジャース氏:
ええ。ですが,翻訳が正しいかどうかは私は判断できないので,そこはコミュニティチームがいい仕事をしてくれると信頼するしかないです(笑)。
4Gamer:
ゲームサーバは日本にも設置されるのでしょうか。
ロジャース氏:
はい。世界13か所にサーバを設置していて,日本にも設置しています。アジア地域だとシンガポールにもありますね。
4Gamer:
多言語同士のプレイヤーが交流するためのチャットの翻訳機能はありますか。
ロジャース氏:
チャットの翻訳機能はないです。言語関係では,チャットの言語設定ごとにプレイヤーが集まるような設計になっているので,同じ言語が集まりやすくなっています。
4Gamer:
TGS 2024にプレイアブル出展していますが,プレイした人からのフィードバックはありましたか。
ロジャース氏:
残念ながらまだ会場に行けてないんです。スタッフがいるので,あとでフィードバックについて聞いてみます。
私たちが一番気になっているのは,ローカライズがしっかりできているかですね。私は日本語が分からないので,ローカライズの良し悪しを判断できないのです。
だから,日本のプレイヤーにいい翻訳だと思うかを聞いてみたいですね。実際見てみてどうですか。
4Gamer:
少ししか見ていないので,なんとも言えないですが,目立ったところでは違和感はないですね。ただ,自動生成していると思うので仕方ない部分かもしれませんが,アイテム名がユニークな名前になっているものがあるとは思いました。
ロジャース氏:
アイテム名はいくつかのコンポーネントからランダムに生成されるので,そのあたりが日本語に翻訳するうえでうまく機能していないかもしれませんね。修正できるかどうか,考えてみます。
ただ,ランダムで生成されるので,英語でも面白いアイテム名になることもあります(笑)。
4Gamer:
最後に「Path of Exile2」を楽しみに待っている日本のゲーマーへメッセージをお願いします。
ロジャース氏:
日本は素晴らしいアクションゲームをたくさん生み出してきた歴史があります。私たちのゲームも,そのレベルに到達できるくらいまで上げていきたいと思っています。
4Gamer:
ありがとうございました。
「Path of Exile 2」公式サイト
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- 関連タイトル:
Path of Exile 2
- この記事のURL:
キーワード
(C)2010-2024 Grinding Gear Games
(C)2010-2024 Grinding Gear Games
(C)2010-2024 Grinding Gear Games
(C)2010-2024 Grinding Gear Games