［TGS 2020］「ストリートファイターV」のダンは，挑発がより実用的に。実際の動きが確認できる動画も公開

　カプコンは本日（2020年9月26日），「ストリートファイターV」（PC / PS4）のシーズンVで参戦する「ダン」の最新情報を中心とした番組を，東京ゲームショウ2020 オンラインで配信した。本稿では番組で紹介されたダンの特徴をまとめてお伝えしよう。

「ストリートファイターV」プロデューサーの松本脩平氏（中央）と，ディレクターの中山貴之氏（右）。画像は配信画面をキャプチャーしたもの

　まずはシーズンVについて簡単に振り返っておきたい。ファイナルシーズンとなるシーズンVでは，今回の番組でスポットが当てられるダンのほかにも，ローズ，オロ，アキラの参戦が決定している。なかでも，ジャスティス学園から参戦するアキラはシリーズ初登場となる。シーズンVではあと1人追加される予定だが，そちらについては後日アナウンスがあるとのこと。


　シーズンVでトップバッターを飾るダンは，サイキョー流の独特な技と，相手の心をかき乱す「挑発」を絡めた立ち回りが特徴的なキャラクターであり，その個性は本作にも引き継がれているという。技も実用的なものばかりなうえ，歩きも速めなのでアグレッシブに攻めていけるそうだ。


　ダンの飛び道具である「我道拳」は，相変わらず途中で消えてしまうものの，本作ではホールドでタイミングをずらせるうえ，飛距離も変わるそうだ。また，「ウルトラストリートファイターIV」のエディションセレクト「オメガ」にあった「弾烈拳」も必殺技として採用されているとのこと。


　そしてダンと言えばやはり「挑発」だが，本作ではより実用的な技として実装されるという。具体的には，二種類のVスキルがどちらも挑発となっており，片方は必殺技をキャンセルでき，もう片方は通常技をキャンセルして再度通常技につなげられるそうだ。


　もちろん通常の挑発もあり，こちらはコマンドによってモーションが変わるという仕掛けもあるとのこと。また，挑発を連続で繰り出すおなじみの挑発伝説も使用でき，最後まで見ると何かが起きるそうだ。

　まとめると，ストリートファイターVのダンは「ちゃんと戦える」ように調整されており，研究しがいのあるキャラクターに仕上がっているそうだ。今回紹介されなかったフィニッシュ技は後日アナウンスされるそうなので，続報を楽しみに待ちたい。

「ストリートファイターV チャンピオンエディション」公式サイト

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