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「ストV」最強のカプコンスタッフが決定!!「カプコンカンパニーカップ 2020 東京大会」レポート
このイベントは,eスポーツの社内認知を高めることを目的に,代表取締役社長の辻本春弘氏が発起人となって始まったもの。2019年7月に大阪で開催された第1回に続く今回は東京に場所を移して行われた。
“社内最強”の座を争ったのは,事前に行われた予選を勝ち抜いた8名。会場にはカプコン東京支社,渋谷のCAPCOM STORE TOKYO,プラサカプコンなど,さまざまな場所で勤務する“カプコンスタッフ”が集結し,試合の行方を見守った。本稿でその模様をレポートしよう。
激戦を勝ち抜いて決勝までたどり着いたのは,うわぼん選手とスライディング仮面(マスク)選手。格闘ゲーム歴17年,カプコン東京支社eスポーツ部所属のうわぽん選手は,メインキャラはGという触れ込みながら1回戦はダルシム相手にブランカ,準決勝ではアビゲイルにメナトをかぶせるキャラピックが注目を集めた。スライディング仮面選手は格闘ゲーム歴2年とは思えない勝負強さで優勝候補プレイヤー(カプコン東京支社eスポーツ部部長,参加者中最高PP)に競り勝ったバルログ使いだ。
試合はうわぼん選手がこの日3キャラクター目となるポイズンを投入し,2-0で1試合目を制した。スライディング仮面選手もすぐ修正して2試合目を逆転勝利で取り返すと,その勢いに乗って3試合目でついに登場したうわぼん選手のメインキャラ,Gに対しても思い切りのいい攻めで勝利。優勝へリーチをかけた。
しかし4試合目に入るとうわぼん選手が完璧に近い対応を見せ始め,流れが変わった。画面端に追いつめた際のラッシュや暴れへの的確な対応,チャンス時にゲージを吐いてのコンボなど,うまい試合運びで4,5試合目を連取。eスポーツ部部長の敵を討つ形で優勝を果たした。
大会終了後,辻本社長は「eスポーツ関連の社内イベントは定期的にやっていきたい。次は東西対抗戦なんかもできるといいですね」とコメント。また,「今年は間に合いそうにないですが」と前置きしつつも,「来年,再来年以降は,全国各地にチームを分配して,ストリートファイターリーグの拡大版のような興行を開催し,地域の活性化も図りたい」と今後の展開に言及し,イベントを締めくくった。
「ストリートファイターV アーケードエディション」公式サイト
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