［TGS 2020］「原神」リリース直前の生放送が配信。津田健次郎さん演じる新キャラクターが公開に

　2020年9月27日，東京ゲームショウ2020 オンラインにて，「原神リリース前夜！特別放送！」が配信された。miHoYoが9月28日11：00に日本向けのサービスを開始する「原神」（PC/PS4/iOS/Android，Switch版は開発中）が改めて紹介された番組の模様をレポートする。

※画像は配信映像をキャプチャしたものです

配信には，男性主人公役の堀江 瞬さんが登場した

　本作は，基本プレイ無料のオープンワールドアクションRPGだ。PC，PS4，iOS，Android間ではクロスプレイでのマルチプレイに対応している。また，PC，iOS，Android間でのプレイデータの共有も可能なので，家ではPC，外出先ではスマホで遊ぶスタイルも可能だ。


　舞台となるのは，7つの幻想が絡み合う幻想世界「テイワット」。双子の兄妹であるプレイヤーは，謎の神により双子の片割れを奪われてしまい，離れ離れになった兄妹を探すため，広大なテイワットを奔走することになる。
　プレイヤーは兄か妹のどちらかを選んでゲームスタートするのだが，このときデフォルトの名前は兄が「ソラ」，妹が「ホタル」だ。主人公に選んだほうは自分で名前がつけられるが，選ばなかった兄もしくは妹は，デフォルトネームでゲーム中に登場することになるという。どちらのキャラクターを主人公に選んだかによって，発生するイベントの内容が変わる部分もあるようだ。


　大きな特徴となるのは，やはりアニメ調の3Dグラフィックスで描かれるキャラクター達。そして，ほぼロードのないシームレスで広大なオープンワールドフィールドを，走る，登る，泳ぐ，滑空するといったアクションで自由に冒険できることだ。
　もちろん，フィールドは今後のアップデートでさらに広がっていく予定。ここで描かれるシナリオも，フルボイスで展開される。


　バトルシステムは，最大4人のキャラクターによるチーム編成と，彼らが持つそれぞれの「元素」を駆使したものになる。元素というのは要するに属性なのだが，本作においてはこの元素の仕組みがなかなか入り組んだことになっている。
　というのも，まず元素は「炎」「水」「風」「雷」「草」「氷」「岩」の7種類がある。そして，これらを掛け合わせることによって，さまざまな「元素反応」が発生するのだ。例えば，水と氷を掛け合わせると凍結したり，炎と草を掛け合わせると燃焼したりといった具合。炎と雷なら過負荷が起きてダメージアップ，水と雷なら周りの敵に感電させられる。こうした組み合わせを利用できるよう，どの元素を持ったキャラクターを編成するかが，バトルの要になるというわけだ。

スマホ版での実機プレイも披露された

こちらは東洋ファンタジーな雰囲気のマップ

ボス戦では水→氷元素での凍結を実演

　新情報としては，新キャラクター「ダインスレイヴ」が公開された。重い過去を持つ百戦錬磨の剣士で，演じるのは津田健次郎さんだ。


　本作の事前登録数は，すでに世界1000万人を突破しているとのこと。その報酬として，バフ効果のある料理や育成アイテム，20連分のガチャができるアイテムなどが配布される。ほかにも，☆4キャラクターの獲得キャンペーンなども行われる予定だ。
　9月28日11：00のリリースは目前に迫っている。いよいよ始まるテイワットでの冒険までに，事前ダウンロードを済ませておくといいだろう。

「原神」公式サイト

4Gamerの東京ゲームショウ2020 オンライン特設サイト