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[TGS 2019]ケムコが10年ぶりの出展。将棋を題材にしたミステリーなどの新作を紹介
そんなケムコが東京ゲームショウに出展するのは,なんと10年ぶり。ブースにはコンシューマ向けの新作タイトルが展示されていた。本稿ではその中から気になったタイトルを紹介していこう。
リベンジ・オブ・ジャスティス(PS4/Switch)
本作はシティコネクションとケムコがタッグを組んで送るPS4/Switch向けの新作シミュレーションRPGだ。長きにわたるソリダリア帝国の支配が弱まったフラテルニア大陸を舞台に,記憶喪失の青年ヴィクターとその仲間たちの戦いが描かれる。会場で遊べたのは,東京ゲームショウ用に用意された特別バージョンだ。
プレイヤーは自軍キャラクターを動かしてマップに設定された勝利条件を満たしてゲームを進めていく。近接攻撃で肉薄するヴィクターや魔法と剣術を使うアメリア,回復魔法で味方をサポートするジュヌヴィエーブなど,異なる役割を持つユニットを動かす。このあたりはオーソドックスなファンタジーものの戦略シミュレーションといった感じだ。
ただ,ターン制ではなく,画面右に表示されるタイムライン順に自軍と相手が入り乱れて行動するため,先にアタッカーを動かして戦闘を行わせ,その後傷ついた仲間をヒーラーで癒すという戦略を必ずしも採れるというわけではない。タイムラインをチェックしながら戦略を組み立てていく必要があるのだ。
発売は2020年と少し先になることと,試遊版ということもあるためか,ゲームシステムの深い部分や,どんな物語が展開されるのかという全貌はあまり掴めなかった。物語のイントロダクションは壮大で引き込まれるものがあったので,これからどんな情報が出てくるのか期待したい。
千里の棋譜 〜現代将棋ミステリー〜(PS4/Switch)
「千里の棋譜 〜現代将棋ミステリー〜」は,タイトル通り,将棋を題材にしたミステリーアドベンチャーだ。主人公のフリー記者歩未と,幼なじみでプロ棋士を目指す長野のコンビが将棋にまつわる事件を解き明かすべく奔走していく。
シナリオを手掛けたミスタ・ストーリーズ代表の宮下英尚氏は,幼少期に将棋を習った経験があり,それが本作にも生かされているのだそう。また,本物の棋士の監修も入っており,実在の棋士がゲーム内に出演するのも魅力の1つだ。
もちろん,将棋をテーマにしたミステリーらしい詰将棋の譜面を使った暗号などもあり,「双玉」といった将棋の用語も多数登場する。また,将棋用語が大量に詰め込まれた「用語集」や将棋のイロハをイチから学べる「将棋教室」といったものもあり,ゲームを楽しみながら将棋の魅力に触れられる。
本作はもともとスマートフォン向けに展開されていたタイトルだが,ブースにいたケムコ関係者によると,コンシューマ版は収録シナリオが増え,ボリュームは約2倍くらいになっているそうだ。
「ケムコ」公式サイト
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(C)2019 KEMCO/Mista Stories
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(C)2019 KEMCO/CITY CONNECTION CO., LTD.
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(C)Lion Castle Entertainment B.V. Published by KEMCO.
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