プレイレポート
「HUNTER×HUNTER アリーナバトル」先行プレイレポート。名シーンの数々を盤面で再現するカードバトルゲーム
短時間で決着がつく戦略性の高いバトル
キャラクターカード24枚,アクションカード6枚のデッキでバトルをする「HUNTER×HUNTER アリーナバトル」は,先攻・後攻を決めて一枚ずつカードを駒として置き,相手の駒を挟んでひっくり返していく。返されない端を取ったり,より多くの駒をまとめてひっくり返したりすると有利になる。決着は相手のHPを0にした段階でつく。
キャラクターカードにはそれぞれ攻撃力が設定されており,相手の駒を1枚返すごとにその攻撃力ぶん相手にダメージを与えられる仕組み。同時に2枚ひっくり返すと攻撃力に+1,3枚同時なら+10のダメージが入るため,より多くの駒を同時に返すことがバトルのキモになる。より多くの駒を返せるように二手三手先を読む盤面の支配力,最適なカードを選び抜く判断力が試されることになるだろう。
通常の攻撃力以外にも,駒と駒をつなぐコンボなどでも相手プレイヤーにダメージを与えることができる。相手にひっくり返されない位置に駒を置いたり,コンボを妨害するために最優先で駒を消したりと,戦闘中は毎ターンの読みあいが熱くなること請け合いだ。
また,カードには盤面に出すのに必要なコスト(GP)の概念があり,即座に強力なカードを出せるわけではない。GPの仕組みはやや複雑で,特定グループのコストが必要になるものと,全グループで共通のコストで分かれている。
カードは「287期受験生」(緑),「幻影旅団」(紫),「マフィアンコミュニティー」(黄),「フリー」(灰)の4グループに分類。たとえばマフィアングループのカードを出すと黄色のコストが1溜まる。
簡単に言えば,高コストの「マフィアンコミュニティー」カードを出すためには,低コストの「マフィアンコミュニティー」グループカードを数枚出す必要があるということ。そのため,基本的には「287期受験生」デッキ,「幻影旅団」デッキなどひとつのグループに絞ったデッキを組むことが多くなるだろう。カードゲームの用語に置き換えると,単色デッキが基本の形で,戦略次第で2色混合デッキなどを作り出すことも可能だ。
「287期受験生」であれば味方をパワーアップして高い攻撃力を叩き出すのが特徴になるなど,それぞれグループごとの強みがある。「マフィアンコミュニティー」は特殊能力「制約」でダメージをコントロールしつつ,「誓約」でダメージを与える効果を持っており,原作の特色を活かした戦略が楽しめるのも特徴だ。
そのほか,毎ターン1枚だけ使用可能なアクションカードもバトルに欠かせない要素のひとつ。手札カードの攻撃力をアップしたり,盤面に影響を及ぼすアクションカードは,入れられる枚数こそ少ないものの,そのぶん戦況を大きく変える力を持つ。アクションカードや一部のキャラクターカードは,効果発動時にアニメの名シーンなどを利用したカットインも入るのも特徴だ。
バトルでは,キャラクターやアクションカードを使いつつ,相手に有利な位置を取らせないという駆け引きも生まれる。実際にプレイをしてみると高威力のダメージを与えるためにあえて有利な位置を捨てたり,端を取るために相手を誘導するなどさまざまな戦略を試せた。毎ターン盤面が動いてお互いにダメージが入るため,短時間で決着がつくのも魅力。スキマ時間にサクッと遊ぶのにも最適だ。
カードを出すためのGPシステムが複雑で最初は戸惑うものの,慣れてくるとコスト管理のためのデッキ構築,2色デッキの強みなど多彩な戦略を考えられるようになる。どのグループにも属さない「フリー」のカードも組み合わせると戦略の幅が広がるので,カードバトルに馴染みのある人ほど没頭できそうな作品だ。
また,ほかのプレイヤーが作ったデッキをコピーする機能や,ソロで戦いかたを学べる「道場」など初心者向けの機能も充実している。カードゲームなどに馴染みがない「HUNTER×HUNTER」ファンの人でも,問題なく遊べるようになるだろう。
プレイヤーレベルが上がるとアニメの名シーンがアプリ内で見られる機能などもあるため,ファン必見のタイトルとなりそうだ。
iOS、Androidの両方で開催決定!?
— 【アリバト】HUNTER×HUNTER アリーナバトル (@hh_arena_battle) 2019年11月22日
ゲームの配信は今冬を予定しています。
配信前最後の大規模テストになりますので、ぜひご応募ください?
▼応募ページ▼https://t.co/3yaGxoCBjt#アリバト#ハンターハンター#感謝の一万人体験版https://t.co/sy4FKncRST
「HUNTER×HUNTER アリーナバトル」公式サイト
- 関連タイトル:
HUNTER×HUNTER アリーナバトル
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(C)POT(冨樫義博)1998年-2011年
(C)VAP・日本テレビ・マッドハウス
(C)NTV/ForGroove (C)DeNA Co., Ltd. 2019
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