プレイレポート
[CJ2019]アニメ風フル3Dのスマホ向け新作アクションRPG「十二神兵器」がプレイアブル出展。開発は日本展開にも意欲的
本作は,アニメ風のグラフィックスを採用したフル3DのアクションRPGだ。キャラの移動は画面左下のバーチャルパッドで,攻撃やスキル,回避行動は,画面右下のアクションボタンでそれぞれ行う。
溜めた「SP」ゲージを消費して発動できる必殺技は,カットインとダイナミックなカメラワークが見どころ。ステージによっては,複数のプレイアブルキャラを選択し,バトル中に操作キャラの交代も可能だ。
キャラのモーションが凝っており,操作しているだけで目を楽しませてくれるのも好印象だった。キャラの関節が細かく動き,うるさくない程度の絶妙な加減でヒットストップが発生し,手応えのあるアクションゲームに仕上がっている。キレイなエフェクトにも目を引かれるが,決してエフェクトでキャラのアクションをごまかしていない点にも開発のこだわりを感じられた。
基本的な遊び方は,ストーリーを読み解きながらステージクリアに挑むというスマホ向けアクションRPG定番のものだ。協力プレイは存在しないが,プレイヤー同士による1vs.1のリアルタイム対戦モードを搭載しており,対戦ゲームとしても楽しめそうだった。
本作は,中国でβテストが何度か行われており,現在正式リリースを目指して改修が続けられているという。開発側は日本への展開も意欲的であり,日本パブリッシャを探している最中とのことだ。続報に期待しよう。