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印刷2019/09/25 18:00

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【PR】人間と魔人が協力して戦う“憑依一体型RPG”。多彩なキャラによる群像劇も楽しめる「クロスクロニクル」の魅力を紹介

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 LINE GAMESは,新作スマートフォン向けアプリ「クロスクロニクル」iOS / Android)を近日中に配信する予定だ。

 本作は“憑依一体型RPG”を謳っており,プレイヤーが操作する各キャラに式神(魔人)が憑依して一緒に戦う。人間と式神がコンビを組んで1体のプレイヤーキャラとなる仕組みで,それによりパーティ編成の自由度の高さと,戦術の幅広さが底上げされているのが大きな特徴だ。
 また,魔人という種族は,ストーリーでも重要な役割を担っている。人間と魔人のそれぞれで,さまざまなスタンスのキャラが登場し,彼らが織りなす群像劇も存分に楽しめる一作である。

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 そんなクロスクロニクルの各種システムや主な魅力などを,本稿で紹介しよう。現在,本作の事前登録受付が行われているので,新たに興味を持った読者は忘れずに公式サイトで詳細をチェックしてほしい。

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「クロスクロニクル」公式サイト

「クロスクロニクル」ダウンロードページ

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魔人が「共存派」と「抗戦派」に分かれた世界


 クロスクロニクルの世界では,人間と魔人の2種族が共存している。このうち魔人の立ち位置が複雑で,かつストーリーの要となっているため,最初にバックグラウンドストーリーを説明しよう。

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 この世界では昔,「次元の亀裂」を通じて異界から魔人が侵攻し,のちに人魔大戦と呼ばれる熾烈な戦いが起こっている。そのときは特殊能力を持った「狩人」の活躍によって人間が勝利し,魔人は二つの勢力に分断された。人間に投降,または自ら進んで協力する共存派と,引き続き敵対する抗戦派である。

 抗戦派の魔人は潜伏してゲリラ活動を行うなど,その脅威は依然として残っている。そこで人間は,世界を守るべく国家から独立した勢力として,狩人を中心とした傭兵団を各地で結成。傭兵団によって世界はそれなりに平和となり,人間と共存派の関係も深まっていった。

●代表的な傭兵団と主要キャラクター

【月夜鴉】
ある目的のために飛青龍が結成した傭兵団。現在は急成長を遂げており,また革新的な施策も積極的に行い,魔人初の狩人なども生み出している

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「飛青龍」
月夜鴉の団長。紅朱雀とともに次元の亀裂を発見するが,その調査中に行方不明となってしまう。これが本作のプロローグとなる
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「覇王」
大陸いちと謳われる剣士で,正義感が強い人物。飛青龍とは兄弟同然の仲で,現在は彼の捜索に全力を注いでいる

【六華団】
美しき3姉妹を筆頭に,女性のみで構成される傭兵団。世界中に諜報員を派遣しており,その情報ネットワークをもとにした組織力が強み

【朱雀火】
陰から人々を守る傭兵団。その名前は知れ渡っているが,構成員などの多くが謎で,実態を知る者は少ない

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「メイ」
六華団を率いる3姉妹の長女。人間と魔人の両方を包み込む善良な人物だが,罪を犯した者に対してはめっぽう厳しい
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「紅朱雀」
炎を自在に操れる,朱雀火の若き頭領。飛青龍が行方不明になったことに責任を感じ,彼の代わりに主人公たちの面倒を見ている

主人公
幼い頃に飛青龍に保護された孤児。以前の記憶を失っており,その出自などは不明
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 ところが,人魔大戦の終結から十数年が過ぎたある日,次元の亀裂がふたたび発見される。これに対し飛青龍紅朱雀が調査に赴いたところ,深刻な事態であることが明らかになった。飛青龍は紅朱雀を帰還させ,単身でさらなる調査へと赴くが,その後に行方不明となってしまう。

 そういったなか,プレイヤーが操作する主人公は,記憶をなくし月夜鴉に保護された人物として登場する。主人公は仲間とともに一人前の狩人になることを目指し,各地を冒険して人間や魔人と関わりながら,己のスタンスを模索するのだ。

●ゲーム序盤で主人公と行動をともにするキャラクター

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「ルーシー」
月夜鴉の新米隊員。主人公と似た境遇を持つものの,常に笑顔を絶やさないムードメーカー。本作のヒロイン的なキャラクターでもある
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「ユーファ」
本作におけるキーキャラクターの一人となる,謎めいた美少女。六華団に属しており魔術の腕前は大したものだが,出生等の素性は一切わかっていない

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「炎児」
主人公と一緒に狩人を目指す熱血漢の少年。ゲーム開始直後に仲間として加わるキャラの一人で,タンク系のポジションとなる
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「マリー」
炎児とともに仲間に加わる,遠距離アタッカー系のキャラ。常に落ち着いており,メインストーリーでは炎児にツッコミを入れる役も

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次元の亀裂が再び発生。飛青龍と紅朱雀が調査に赴くが……
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狩人の能力をブーストする「憑依」システムに注目

式神で長所を伸ばすか,あるいは弱点を補うか?


 バトルに挑むときは,プレイヤーキャラ3体とフレンドキャラ1体によるパーティを編成する。
 バトル中のパーティは自動で進軍し,敵と遭遇すると通常攻撃を行う。その合間に,攻撃対象の指定やアクティブスキルの使用などをプレイヤーが適宜操作するという,スマホRPGとして定番のスタイルだ。オートバトルやフルオートによる周回プレイにも対応しており,このあたりの基本部分は,掲載スクリーンショットを見てもらえばイメージをつかめるだろう。

バトルはクォータービュー形式。パーティの進軍などは自動で,スクリーンショットで見ると右上方向に進んでいく
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各キャラは2種類+1種類(詳細は後述)のアクティブスキルが使用可能。オートバトル時もきっちり使ってくれるが,バトルにおける操作量自体はそれほど多くない
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 注目してほしいのが,冒頭部でも触れた「憑依」システムである。バトルにおける各プレイヤーキャラは,基本的に狩人と式神の2体がセットで行動する。式神は,いわば守護霊のような存在で,バトルの都度,狩人に憑依を行ったうえで戦うのだ。
 ちなみに憑依を行うことで,狩人の各種パラメータは約1.5〜2倍になり,また式神のアクティブスキル1種類が追加で使用可能となる。バトルにおける戦力として見ると,式神が憑依を行って初めて一人前,といったところだ。

狩人の特殊能力「隷術」によって魔人を使役できる。そうやって使役した魔人は式神となり,狩人への憑依が行える……という世界観だ
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 式神には狩人と同様に,レベルアップや装備アイテムなどの育成システムも用意されている。また,狩人と式神の組み合わせはプレイヤーが自由に選べるため,ユニットさえ揃っていれば,能力をブーストする方向や追加スキルをある程度任意で選べるのだ。そのため本作においては,式神のチョイスが戦術として重要な位置を占めている。

 具体例を挙げると,狩人に憑依させる式神を変えることで,最大HPを上昇させて高難度コンテンツにおける生存率を高めたり,ボスモンスターの弱点を突く攻撃属性を添えたり,要となるアクティブスキルを使えるようにしたりできる。これらのカスタマイズによる戦術を手軽に試行錯誤できるのが,本作をプレイしていてとくに面白く感じる部分だ。

 また,狩人と式神をセットで運用するシステムなので,仮に片方が育ちきっていなくても何とかなるケースが意外と多い。新たな式神を入手した場合も,スタメン級の狩人とタッグを組ませることで,比較的早い段階で実戦に投入できるだろう。「見た目がお気に入りだけど,能力面がイマイチ」といったキャラでも,(ハイエンド系のコンテンツを除けば)末永く活躍させられるのだ。

パーティ編成画面。画面上部の3スロットがプレイヤーキャラの本体となる狩人で,その下にある3スロットが式神だ
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バトルの開始後に,式神が狩人に憑依を行う様子がカットインで描かれる。この演出が毎回行われるため,なんというか式神との共闘感のようなものがあるのだ
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憑依によってアクティブスキルが1種類追加されるが,それ以外に操作量の変化はない。憑依そのものもオートバトルに対応している
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狩人や式神のクラス(タイプ)は,攻撃,防御,妨害,支援の4種類。攻撃距離は近距離,中距離,遠距離の3種類に分けられている
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パーティプレイではアタッカー,タンク,デバッファー,ヒーラーの役割分担が行えるとベターだ。足りない役割は式神のアクティブスキルで補うのもオススメ
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狩人との「憑依率」を高めることで,同じ式神でも憑依させたときのパラメータ上昇量がアップする。また,狩人と式神による一部の組み合わせでは,プラスアルファの効果が生じることも
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各種コンテンツを紹介


 本作は,メインストーリーを進めるだけなら,基本的にオートバトル任せでも問題ないゲームバランスである。
 また,キャラのレベルアップや進化,限界突破,アイテムの強化など,スマホRPGとしてお約束の育成システムも一通り搭載している。これらに必要なアイテムを,各種サブコンテンツにコツコツ挑戦して集めるスタイルも,経験者ならご想像のとおりだろう。
 ここではゲームの序盤で挑戦できるサブコンテンツを,スクリーンショットでざっくりと紹介しよう。

【時間の迷宮】
キャラのレベルアップ用の素材を獲得できるダンジョン。1日あたり5回まで挑戦できるので,毎日挑戦し続けることで着実にキャラを成長させられるだろう
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【火の川】
連続した10のステージを攻略するコンテンツで,メンバーが倒された場合は,バックアップの狩人で継続して挑戦できる。式神は使い回しが利くため,多くの狩人を育てておくと攻略しやすいだろう
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【アリーナ】
実力の近いプレイヤー同士で戦う,非同期型のPvPコンテンツ。6種類のリーグで構成され,一定期間内における順位に応じて報酬を獲得できる
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【魔獣討伐】
強力なボスモンスターの討伐に特化したコンテンツ。ボスが大技を繰り出す前などは危険地帯が画面上に示され,これを見てキャラを動かして避けるなど,ほかと比べてプレイヤーの操作テクニックが求められる
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“キャラ推し”ではない骨太なストーリーを楽しめる


 本作のスクリーンショットなどを一瞥する見る限り,可愛いイラストが目を引くため,いわゆる「キャラ推し」のゲームだと思う人もいるかもしれない。しかし本作のストーリーは,予想外と言ってもいいくらいに骨太な内容となっている。

本作を手がけるFloppy Gamesは,「ドラゴンネスト」で有名なEYEDENTITY GAMESの共同創業者であるOh Tae Hoon氏らが設立した開発会社である。バトル時におけるキャラグラフィックスなど,確かにドラネスっぽさを随所で感じる
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 魔人といえどもすべてが倒すべき敵とは限らないし,式神や共存派の魔人も数多く存在している。ストーリーモードでは,さまざまなスタンスを持った人間や魔人が登場し,ときには争い,またときには手を取り合っていく。
 その様は群像劇と呼ぶに相応しいが,本作はキャラが可愛いので,未経験者向けの紹介として少し大袈裟かもしれない。言葉を変えると,長編ストーリーもののコミックスを好むような読者なら,クロスクロニクルが刺さる可能性が高いのではと思っている。

 またゲームシステムに関しても,憑依システムによって狩人と式神が一体となって戦うという仕組みにより,面白さがグッと増している。たとえ強力なキャラをガチャで入手しても,これまで育てたキャラが無駄になりにくいなど,世界設定とゲームシステムが良い形で結びついている印象だ。

ストーリーモードの会話シーンでは,ときおり選択肢が登場する。今回のプレイ中は,「魔人は倒すべき相手なのだろうか?」と考え込んでしまうこともあった
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 読者のなかには「LINE」と聞いて,カジュアルゲームを連想する人もいるかもしれないが,本作を配信するLINE GAMESは2017年に設立された別会社である。LINE GAMESは,海外ではコア向けのゲームを続々と発表しており(関連記事),4Gamer読者にとっても今後要注目のメーカーといえるだろう。
 このクロスクロニクルは近日中に配信予定なので,本稿を見てもし興味を持ったら,ぜひ,以下のリンク先で事前登録特典などを確認してほしい。


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