イベント
忍者増田の「サイレント VR」試遊体験会レポート〜忍者マニアがVR忍者アクションに挑戦〜
「サイレント VR」といえば,2016年にPC版がリリース済みであり,Steamで2年連続トップセールス(VR Game部門)を記録するという,ハイパーな実績のあるタイトルです。忍者ゲーマーとしての実績はない拙者に,果たしてどれだけのプレイができるのやら……?
高所恐怖症だとより楽しめる? ド迫力の二段ジャンプ!
「サイレント VR」は,一人称視点のハック&スラッシュタイプのアクションRPG。プレイヤーは忍者となり,刀や鉤爪,鎖鎌に弓矢,ハンドガンやサブマシンガンなど,豊富な武器を駆使して戦います。ここ,厳密に言えば“忍者”ではなく“アサシン”なんだろうけど,リリース資料にも「忍者アクション」って書いてあるし,もう今回は“忍者”ってことでいいよね? 「ファイナルファンタジーVI」のシャドウを“忍者”だって言ってもムキになって否定する人はいないでしょ?
VRヘッドセットをかぶり,モーションコントローラを両手に握り,早速ミッションにチャレンジする拙者。右手に刀,左手にハンドガンを装備し,迫り来る敵を蹴散らしていきます。複数の武器の扱い方,視点変更など,拙者は操作をマスターするまでに時間がかかりましたが,慣れると爽快です! 敵のくノ一を真っ二つにしたときはゾクゾクしました。
そうか,こういう描写があるから「18才以上のみ対象」(CEROレーティングZ)なのでござるな。くノ一がなんか素敵なことをしてくれるわけじゃないのね。
そして戦闘以外にも,移動アクションとしての「ジャンプ」が最高にゾクゾクします。個人的にはこれが一番爽快でした。跳躍力に長けた主人公はかなりの大ジャンプをかますことができ,これがVRだとド迫力の映像を通して体の芯に伝わってきます。
着地するときには,思わず両足に力を入れて踏ん張ってしまうほど。拙者は忍者を名乗るくせに高所恐怖症という,忍者として致命的な欠陥を持っているのですが,だからこそのドキドキを味わえたような気がします。
このゲーム,ちょっとくらい高いところが苦手な人のほうがより楽しめるのではないでしょうか。さらに主人公は「二段ジャンプ」もできるので,こうなると当然ながら迫力も爽快感も2倍増し!
今回の試遊体験会,忍者らしく一番早く会場に来ていた拙者はトップバッターでミッションにトライしました。アクション下手な拙者は慣れるまで時間を要し,最初のミッションはあえなく失敗。このとき,知らぬうちに近づいていた編集者S.K.Y氏を殴ってしまい(編注:間合いを一気に詰められ切りつけられました),抜け目なく笑いも取っておいたことを付け加えておきます。
でも,他の人のプレイを見て勉強したあとの二度目のミッションは見事に成功。慣れるたびにもっともっとプレイが気持ち良くなっていくでしょうね。多彩な武器操作と迫力の二段ジャンプを完璧にマスターし,このゲームの舞台CYBER TOKYOを思い通りに駆け巡りたいと思ったでござるよ。
「サイレント VR」を体験したあとは,同じビルの6階にある忍者体験施設「NINJA SAMURAI DOJO」にて,忍者の実技をトレーニング。教えてくれた忍者の先生は怜文(れいぶん)さん。
手裏剣や刀などの忍具や,忍者としての体の使い方を丁寧に指導してくれました。先に怜文さんにご指導いただけていたら,「サイレント VR」をもっとうまくプレイできたかも……なんて言ったら少しオーバーかもしれませんが,道場での教えが非常にためになることは事実です。
怜文さんは優しくわかりやすく教えてくれますので,忍者体験に興味がある人は一度訪ねてみてはいかがでござろうか?
ではでは,今回はこんなところで御免!
「サイレント VR」公式サイト
- 関連タイトル:
サイレント VR
- この記事のURL:
キーワード