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オフロードレーシングシム「OVERPASS」のプレイアブルデモが公開。誰よりも速く,慎重に駆け抜けよう
本作は,ヤマハ,スズキ,アークティックキャットといったメーカーから,20車種以上のバギーや四輪駆動バイクを正式ライセンスした作品で,海外では「オブスタクルレーシング」などと呼ばれる,過酷な障害物レースを楽しめる。
レースゲームというよりは,「Spintires: Madrunner」のようなドライビングシムに近く,岩場や崖,沼地といった自然環境だけでなく,大型の土管や丸太のような人工物が横積みにされた障害物コースを乗り切っていく。
マップは6種類の環境に分かれており,レースは事前に最も適切な車両を選ぶところから始まる。詳細は不明だが,コースの攻略には40種類以上の異なるテクニックが要求され,ルートを読み取りながらじっくりとプレイしていくような印象だ。
実際にプレイしてみると,「こんな急斜面は絶対に登れない!」とか「車体の底が引っかかっちゃうよ!」などと怖気づくような障害物の連続で,車体のバランスやギアに注意しながら,1つ1つの障害物を乗り切っていくことを優先しなければならない。
基本的には1台でプレイするタイムアタックのようなゲームなので,ほかの車両を気にする必要はないものの,より早いタイムを出すためにはリスクも取らなければならず,無茶しすぎるとコースアウトや横転リタイアになってしまう。
本作にはキャリアモードも存在し,シーズンを通してチームのマネジメントやスケジュールの管理,さらにはスポンサーの獲得までを行うことになるという,レーシングシムらしい側面も持ち合わせている。オンラインやローカルでの対戦モードのほか,リーダーズボードや,ほかのプレイヤーのゴーストのようなものも用意される可能性があるとのことで,さまざまなモードがフィーチャーされそうな気配だった。
Zordixは,これまで「アクアモーターレーシング3D」など,アーケード系のレースゲームを多く開発してきた独立系デベロッパだが,すでに公開されているSteamのストアページによると,本作は2019年10月中に日本語ローカライズされた状態でリリースされる予定だ。日本ではあまり馴染みのないエクストリームスポーツではあるものの,それだけにオフロードファンの琴線に触れるようなゲームになるかもしれない。
「OVERPASS」公式サイト
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OVERPASS(C)2020 Developed by Zordix Racing and published by Bigben Interactive. All rights reserved. All vehicles and brands names, logos and appearances, including official liveries and sponsors are the properties of their respective owners. Licensed to and published in Japan by Oizumi Amuzio Inc.