スマホ向けシミュレーションRPG「三国烈覇」のプレイレポートを掲載。三国時代の戦争だけでなく，街並みも3Dのグラフィックスで表現

　GAEがサービス予定のスマートフォン向け新作アプリ「三国烈覇」（iOS / Android）は，三国時代を題材としたシミュレーションRPGだ。グラフィックスは3Dを採用し，戦争（バトル）だけでなく，MMORPG風に街が作られているのも大きな特徴となっている。

　正式版の配信に先駆けて，本稿でそのプレイインプレッションをお届けしよう。

「三国烈覇」公式サイト

三すくみの相性と武将の組み合わせで勝利をつかむ！

　本作のバトルシステムは，戦闘前に5体の武将を配置して戦うシミュレーション形式になっている。戦闘中は3Dモデルがぶつかり合い，迫力のある戦いが見られる。


　戦闘が開始すると，武将たちは基本的にオートで行動するが，彼らの配置位置や，スキルの発動タイミングはプレイヤーが指示する必要がある。

　兵種は槍兵，騎兵，弓兵の3種類に分かれており，槍兵は騎兵に強く，騎兵は弓兵に強く，弓兵は槍兵に強いという三すくみになっている。相手の兵種も戦闘前に確認できるため，有利な兵種で戦えるように配置を考えるのが，戦争に勝利するためのポイントだ。

特定の敵に対して有効な陣形を選択するという要素もある

　敵の使う兵種や戦術は各ステージで異なるため，難度が高くなるほど，配置位置や兵種の相性は重要視する必要がある。どれだけ強い武将でも相性や配置が悪ければ，すぐに倒されてしまうだろう。とはいえオート機能も充実しているので，ある程度はお任せするカジュアルなプレイでも大きな問題はない。

横一列に敵が並ぶ場合もあれば，厄介な相手が後方で守られているステージも

　また，戦闘中に士気（ゲージ）が溜まると，各武将が保有するスキルも使えるようになる。スキルには体力回復や範囲攻撃など，さまざまな効果があり，組み合わせ次第で絶大な効果を発揮してくれることもある。スキルや武将の性能を含めると，多様な戦略が考えられるので，自分なりの戦術を考えて試していくのも楽しみ方の1つだ。


　スキルは士気が溜まったらすぐに使用するのではなく，適切な使用タイミングを見極めることも大切になる。効果範囲が限られているものであれば，より多くの敵を巻き込める場面で使用したいし，最適なタイミングを探れば戦力差のある敵にも勝利できるだろう。

　本作には，ほかのプレイヤーと戦う闘技場（PvP）という要素も用意されているので，戦術を極めればよりアツいバトルが堪能できるはずだ。


　バトルで活用する武将は，ガチャのほかにステージクリア報酬としても入手可能。ガチャ，クリア報酬時のどちらも，4枚のカードから1枚を選択する形式になっている。レアリティの高いカードをうまく引き当てたときの喜びも大きい。


　武将はレベルアップのほか，素材を集めてグレードアップするなど，複数の方法で強化できる。また，酒場にランダムで出現する武将に酒をプレゼントして友好度を上げると仲間になったり，武将のかけら（将魂）をもらえたりするなど，コツコツプレイが好きな人には嬉しい要素もある。

ゲーム内の街並みがスゴい！

　本作では，ゲーム内における三国時代の街を自由に散策できる。物語が始まる洛陽をはじめ，ストーリーが進むごとにさまざまな場所に行けるのだ。ちょっとした観光気分である。


　また，ストーリーが進行すると自身の領地が与えられ，自由に発展させられる。武将の強化時に必要なアイテムなどを一定時間で回収できるので，戦闘そっちのけで領地拡大に専念したくなること請け合い。

プレイヤーは三国時代に生まれた武将として，いくつかの選択肢から操作キャラを選べる

　ストーリーの序盤では，まだ名前の知れていない劉備や曹操といった武将の中から，仕える相手を選ぶというストーリー分岐のような要素も用意されていた。序盤は次第に名を挙げていく劉備らを主軸に描かれるが，プレイヤーキャラを主役としたオリジナルのストーリーも展開するので，三国時代が好きで，没入度が高いゲームを探しているという人は，ぜひ正式配信を楽しみにしてほしい。
　

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