［TGS 2019］「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」スペシャルマッチレポート。国内トップのプロゲーマーたちが熱戦を繰り広げた

　東京ゲームショウ 2019の一般公開日初日となる2019年9月14日，e-SportsX BLUEステージにて10月25日に発売予定のFPSシリーズ最新作「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」（PC / PS4 / Xbox One）のスペシャルマッチイベントが行われた。

「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」公式サイト

　スペシャルイベントマッチは前作「コール オブ デューティ ブラックオプス4」のリーグ大会「Call of Duty World League」（以下，CWL）の日本代表決定戦に出場したプロゲーマーを呼んだエキシビションマッチだ。
　大会ルールは本作の新モード「ガンファイト」を利用した2on2で，2本先取のシングルエリミネーショントーナメントとなる。「ガンファイト」は，1戦ごとに装備のプリセットがランダムに変わる，ちょっと変わったゲームモード。カジュアルに楽しめると，αテスト段階から評判だ。


　スペシャルマッチには，CYCLOPS athlete gamingからNicochaaaaaaaann選手，Ngt選手，Libalent Vertexからsitimentyo選手，xAxSy選手，Rush GamingからWinRed選手，Vebra選手，Unsold Stuff GamingからDuffle選手，NiRU選手が出場。また，ゲストチームとして，強豪FaZe ClanのAttach選手と，Rush GamingのGreedZz選手のペアが参戦した。

CYCLOPS athlete gaming（左），Rush Gaming（右）

　第1試合はCYCLOPS athlete gamingとRush Gamingの対戦。両チームは拮抗した試合を繰り広げ，戦いはマッチ3までもつれ込んだ。試合を制したのはRush Gamingで，第3試合でシードとなっているゲストチームとぶつかる。

Unsold Stuff Gaming

Libalent Vertex

　CWL日本代表決定戦で1位の座に輝いたLibalent Vertexと，Unsold Stuff Gamingの対戦となった第2試合は，開始早々から会場が大いに盛り上がった。マッチ1から，Sitimentyo選手が華麗な投げナイフ2連続キルを見せたのだ。ちなみに意図したものではなく「Aimボタンと間違えてしまった」とのことだった。
　試合はその後，Unsold Stuff Gamingも善戦するが，Libalent Vertexが圧倒して，2対0で勝利し，決勝戦へと駒を進めた。

まさかのプレイに立ち上がる実況のk4senさんと解説の鈴木ノリアキさん

Attach選手とGreeZz選手のゲストチーム

試合前に満員の観客席を動画で撮影していたAttach選手

　第3試合はRush Gamingとゲストチームの対戦。最後までどちらが勝つか分からない熱戦が繰り広げられた。マッチ1はゲストチームが4ラウンドを立て続けに取り，そのまま勝つかと思われたが，Rush Gamingがすさまじい追い上げを見せ逆転勝利。マッチ2は打って変わってRush Gamingが先行するが，ゲストチームが逆転し勝利を収めた。
　マッチ3は最終ラウンドまでもつれ込む激戦になるが，Attach選手がファーストブラッドを奪い，GreeZz選手が後ろに回って最後の一人を討ち取り，ゲストチームが勝利を手にした。


　決勝戦はLibalent Vertexとゲストチームの戦いだ。この試合も一進一退の攻防が行われたが，Libalent Vertexが連携面で一歩先を行き，2対1で優勝を収めた。
　優勝したLivalent Vertexのsitimentyo選手とxAxSy選手にはチャンピオンリング（指輪）が贈られた。

　慣れていないはずの新作であっても見どころ満載な試合の連続で，彼らの実力に感嘆するばかりだ。発売後にはもっと凄まじいプレイを見せてくれることだろう。10月25日の発売を楽しみに待ちたい。

「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」公式サイト

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