プレイレポート
[プレイレポ]「勝利の女神:NIKKE」に新キャラ“D”が登場。ボス出現と同時にバースト発動が狙える対モダニア戦に特化したようなニケ
Dはエリシオンが開発したニケで,新登場となる部隊“シージペリラス”に所属している。コードは“風圧”,武器は“サブマシンガン”,バーストの属性は“III”の火力型となる。テストサーバーで動かしてきたので,さっそくその感触や性能について紹介しよう。
※画像はテストサーバーでのもの。実装時と数値が異なる可能性がある点にご注意を。
ボス出現の直後にバーストが狙える尖ったスキルが特徴
スキル1の「怒とう」は,フルバーストタイムが発動したとき,自分に有利コード(鉄甲)への攻撃ダメージを増加させる効果と,攻撃ダメージの一定割合分だけHPを回復する効果を15秒間付与するパッシブスキルだ。さらに初回発動時は,追加で攻撃ダメージによる回復効果が15秒間付与される。
スキル2の「奇襲」は,ターゲット(いわゆるボス)が出現している場合,バーストゲージをほぼ満タンにしてくれるうえ,一定秒数の気絶免疫を付与。さらに自分に対して有利コードの攻撃ダメージを増加させる効果を15秒間追加するパッシブスキルとなる。
そして,バーストスキル「処断」の効果は,敵全体にダメージを与えつつ,火力型の味方全体に敵のパーツに与えるダメージを15秒間増加。さらに自分が気絶免疫状態なら味方全体にフルバーストタイムを5.04秒増加させる効果を持っている。バーストスキルのクールタイムは火力型の属性IIIということもあり40秒となる。
「モダニア」戦を想定したスキル構成。奇襲の効果は刺さる場所が多そうな印象
スキルをざっと見たところ,歴戦の指揮官であれば対「モダニア」戦を想定したものだろうと推測できるはずだ。
モダニアは,機体中央のコアが存在している場合,味方全体に気絶効果が付いた攻撃を行うという特徴を持っている。特殊個体だと遮蔽物があれば1回めのターンは気絶を含めて回避できるが,あっという間に破壊されるため,そのまま2回めの攻撃を受けると気絶+追撃でほぼ壊滅状態になる。
そこで重要なのが,いかに早くコアを破壊できるかだ。Dのスキルには,「奇襲」の効果ですぐにバーストスキルが発動し,「怒とう」と「奇襲」による鉄甲コードへのダメージ増加,コア(パーツ)へのダメージ増加,気絶免疫による気絶回避,フルバーストタイム増加によるダメージ強化かつ集中攻撃時間の延長と,開幕すぐにダメージを受けてでもコアを破壊しよう(そのための回復効果でもあるだろう)という確固たる意志が見える。対モダニア戦では,どれも捨てるところのないスキル構成になっているわけだ。
もちろんモダニア戦を抜きにしても,ボスが出現した瞬間に「奇襲」でバーストゲージがほぼ最大になるのは大きなメリットになるはずだ。また,バーストスキルが全体攻撃なので,ボスを叩く前の雑魚ラプチャーの処理でも,きっと活躍するだろう。
ただ,フルバーストタイム中にボスが出現してもバーストゲージは当然だが増えないし,終了とボスの出現のタイミングをうまく合わせてもバーストスキルのクールタイムを消化しきれない可能性も高い。そこで,サクラやリターなど,クールタイムを減少させるスキルを持つニケと組ませると,ほぼ連続でバーストが発動できて面白いのではないだろうかと考えている。
なお,アリーナに関して言えば,“ターゲット”はいないので奇襲の効果は発動せず,持ち味のほとんどが活かせないのは残念なところだ。
すでに特殊個体のモダニアを倒せる戦力を持っているというプレイヤーなら入手を迷うかもしれないが,例えば,ユニオンレイドなどで強力なモダニア(段階が進むとコアを破壊できる気がしないけど……)が登場したとき,味方全体を無敵にするノアと組ませて,序盤のダメージも気絶も防ぎながら,できるだけ多くのダメージを狙うといった運用方法が考えられそうだ。
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