［プレイレポ］「勝利の女神：NIKKE」の新キャラ“ソーダ”は癒し系メイドの支援型ニケ。バーストスキルにほぼ依存しない回復が魅力

　Level Infiniteがサービス中のスマートフォンアプリ「勝利の女神：NIKKE」（iOS / Android）で2023年2月8日，SSRの新キャラクター「ソーダ」（CV：小原好美さん）が登場し，特殊募集も始まった。


　ソーダはテトラが開発したニケで，2月1日に実装された“ココア”と同じ部隊“メイド・フォー・ユー”に所属している。コードは“灼熱”，武器は“マシンガン”，バーストの属性は“I”の支援型となる。なお，2月1日のアップデート時点で，すでに図鑑にも登録されており，そこで詳細が確認できていたので，どう使うかを考察していた人も多いだろう。本稿でも，ステータスを確認しながら，テストサーバーで触ってみた感触を含めて紹介しよう。


※掲載画像はテストサーバーのもので，実装時とは数値などが異なる場合がある点はご了承を。

定期的にHPを回復してくれるありがたい支援型。ただしスキルのスタック維持が重要

　スキル1の「整理整頓メイド」は，通常攻撃で180回攻撃したとき（※空撃ちも含む）に自分に最大HPが上昇するバフ“メイド精神”（最大5スタック）を10秒間付与するパッシブスキルだ。マシンガンなので攻撃回数自体は問題ないが，やや長めのリロード時間が発生するので，その時にスタックを切らさないよう注意したい。しかし，最大弾数が増加するバフなどの影響で，リロードのやり直しが発生することがあり，バフ（スタック）の張り直しが間に合わない可能性もある（残弾100くらいでバフを受けると起こりやすい）。ここはソーダの使い勝手に直結するところなので，対応に期待したいところだ。

　続くスキル2の「床掃除メイド」は，味方全体のHPを回復し，さらにメイド精神がフルスタックなら追加で味方全体のHPを回復するというアクティブスキルだ。回復量はいずれも，スキル発動者が持つ最大HPの数％分となり，メイド精神が影響する側のほうが2.6倍〜4倍ほど多く回復するので，回復量増加の意味も含めて，スキル1のスタックを維持するのはかなり重要となる。クールタイムは12秒と，20秒以上のバーストスキルよりも，高回転で回復できるのが魅力だ。

メイド精神のスタックが5未満の場合（左画像）は回復量の弱い1つだけ，スタックがフル状態（右画像）なら回復量の多い効果も発動する

　そしてバーストスキル「大掃除メイド」の効果は，ランダムの敵2機に攻撃力数％分のダメージと気絶1秒を与え，灼熱コードの味方全体にスタック可能バフ効果のスタック量を1個増やすアクティブスキルになる。クールタイムは20秒なので，属性“I”のニケとして，単独での採用も可能だ。
　攻撃はランダムなので特定の敵を狙うことはできないし，スタンも1秒と短く，その間にできることは少ない。アリーナではいち早くスタンを入れられるので，相手のバーストを一歩遅らせられる可能性はあるだろうか。
　もう一方，灼熱コードの味方のスタックを増やす効果は，自身はもちろん，ココアやモダニアと組ませて，いち早くスタックを最大へ持っていくために使えるだろう。同じような効果だとペッパーが挙げられるが，あちらはコードに関係なく味方全体へスタックを配れるので，やや見劣りしてしまう。

ほかのサポート型“I”ニケと組ませやすい，癒し系メイドさん

　遮蔽物HPを回復するココアと，ニケのHPを回復するソーダという，合わせて使ってねと言わんばかりの2人。大掃除メイドによるスタックの追加がココアの「プロケチャップ」にも影響するので，バランスのいいコンビになりそうな印象だ。


　一方，純粋なHPの回復役として見ると，ラプンツェルやメアリー，エマ，先ほども言及したペッパーなど，実のところ層は厚いので，誰を採用するか悩ましいところである。その中でも，ソーダはバーストスキルに回復効果がなく，タイミングを狙っての回復は難しい。
　逆に言えばソーダのバーストスキルは重要度が低いので，メイド精神のスタックがフルになったら，優先して使う必要はないようだろう。むしろ，ほかの属性“I”ニケのバーストスキルを使うといった前提での運用が考えられる。例えば，回復系スキルで40秒以上のクールタイムがあったとしても，ソーダが回復を続けてくれるので，いつでも使えるという安心感があるのではないだろうか。
　それこそペッパーがいるなら，彼女のバーストスキルで高いダメージを出しつつ，スタックも増やす。さらに2人がかりで回復するといったように，バースト“I”はすべて彼女に任せるというのも楽しそうだ。

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