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    印刷2019/04/08 20:54

    イベント

    気軽に遊べるパーティーゲームからじっくり遊べるADVゲームまで。「TOKYO SANDBOX 2019」で気になったSwitch向けタイトルを紹介

     2019年4月6日,7日に東京・ベルサール秋葉原にて行われたインディーズゲームイベント「TOKYO SANDBOX 2019」。今年もPC向け,コンシューマ機向け,スマートフォン向けタイトルなど,さまざまなタイトルが出展され,賑わっていた。
     本稿では,そんなTOKYO SANDBOX 2019に出展されていた中から,インディーズゲームが盛り上がっているNintendo Switchでリリース済み/リリース予定のタイトルを7つ紹介しよう。

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     2019年4月6日と7日,東京・ベルサール秋葉原において,インディーズゲームの展示会「TOKYO SANDBOX」が開催された。本稿では会場に出展されていたタイトルから,主にPC向けのものを何点かピックアップして紹介したい。

    [2019/04/08 20:34]

    TOKYO SANDBOX 2019公式サイト



    「Truberbrook(トルバーブルック)」

    背景をすべてミニチュアで表現したADV(国内版は2019年夏発売)
    Beep Company(Twitter:@BeepCompany

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     「Truberbrook(トルバーブルック)」は,ドイツの田舎にある村トルバーブルックを舞台にしたSFミステリーアドベンチャーだ。本作はドイツのスタジオbtfが手がけており,2017年12月にKickstarterでクラウドファンディングを実施し,19万8142ユーロの資金を集めることに成功し,開発がスタートした。
     物語は,休暇でトルバーブルックを訪れたアメリカの量子物理学者の主人公・Hans Tannhauserが,村で研究資料を何者かに盗まれるところから始まる。盗人を追っていくうちにHansはさまざまな奇怪な現象に遭遇し,事件の背後にある,世界を巻き込むような巨大な出来事に巻き込まれていくことになる。

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    写真の怪しい施設は本作の終盤で訪れることになる場所。宣伝用のポスターは,1967年が舞台かつ,入り口が「Fallout」シリーズに登場するVaultに似ていることから「Fallout76」をパロディしたものになっていた
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     ゲームシステムは,ポイントを調べてキーアイテムを手に入れ,謎を解いていくクラシックな探索型アドベンチャーだが,本作の最大の特徴と言えるのは,“実際に作ったミニチュアをスキャンして背景に取り込んでいる”ということだ。ミニチュアはスタッフの手によって1つ1つ手作業で作られているのはもちろん,ゲーム中のライティングにも本物の光を使用しているという手の込みよう。
     また,キャラクターボイスも,主人公のHans Tannhauserは,ネイティブのアメリカ英語を話すのに対し,トルバーブルックの住民にはドイツ人声優を起用し,ドイツ語訛りの英語をあててもらっているのだという。。
     なお,SteamではすでにPC版がリリースされているが,Nintendo SwitchやPS4などのコンシューマ機での発売は海外で4月17日,国内では夏頃を予定しているとのことだ。

    ミニチュアの制作風景
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    「Truberbrook」公式サイト



    「Katana ZERO」

    スタイリッシュな死にゲーアクション(2019年4月18日発売)
    Devolver Digital(Twitter:@devolverdigital

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     架け橋ゲームズのブースで展示されていた「Katana ZERO」は,闇社会を題材にした退廃的な物語と,スタイリッシュなアクションが特徴的なタイトルだ。
     プレイヤーは主人公の「ドラゴン」と呼ばれる暗殺者を操り,犯罪やドラッグの臭いがする闇社会の人間を始末していく。

     本作は敵も味方も全員一撃死というゲームバランスで,初見殺し的なトラップも多く用意されている。いわゆる死んで覚えるタイプのゲームだ。
     ゲームテンポは非常にスピーディでサクサク動けるので,戦況を判断しながら死んで攻略方法を覚え,ズバズバと敵を斬り倒していくのはとても気持ちいい。また,主人公は専用のゲージを使って“時間の流れを遅く”する能力を持っており,これを駆使して敵の銃弾を見切ったり,複数の敵を同時に倒したりできるのだ。

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     こういった,死んで覚えるタイプのゲームでは必然的にコンティニューの回数が増えるが,本作はミスしてからのリスタートが非常に早い。何度死んでもストレスを感じることなく再挑戦できるのは個人的に良かった点だ。リスタートの演出もギュルギュルッ!とビデオテープが巻き戻るような演出になっており,とてもカッコいい。

    リスタート時の演出。ビデオテープが巻き戻るようなエフェクト
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     また本作は,ゲームを進めていき,主人公の過去に関連する謎を紐解いていくというのがストーリーの核となっている。会話中に選択肢もかなり頻繁に登場し,回答によってゲーム展開が少し変わることもある。

    ドラッグに溺れている主人公「ドラゴン」。カウンセラーと共に自身の過去を明らかにしていく
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     スタイリッシュな死にゲーと,ダークなストーリーが魅力の「Katana ZERO」。発売日は4月18日ともうすぐなので,興味のある人は要チェックだ。

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    「Katana ZERO」公式サイト



    「蹴落としトレジャーハンター」

    ゲーム実況者が作った会話を引き出すパーティーゲーム(2019年5月発売)
    WINGLAY(Twitter:@winglay_info

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     「蹴落としトレジャーハンター」はゲーム実況者であり,ゲームクリエイターである飛竜 翔氏が代表を務めるWINGLAYが開発した“会話を引き出すパーティーゲーム”だ。
     本作は過去にドワンゴが主催する「ニコニコ自作ゲームフェス2018」で大賞を取った実績を持つタイトル。今回Nintendo Switchでのリリースにあたり,ミニゲームの種類が大幅に追加されるなどパワーアップが図られている。

     ルールはランダムに用意されたミニゲームを次々にプレイしていき,最終的に取得ポイントの高かった人が優勝という内容で,最大4人のローカルマルチプレイに対応している。
     ミニゲームは,制限時間内にゴールを目指すアクション要素の強めなものから,Q&A形式のクイズゲームなどバリエーションは非常に豊富だ。自作のミニゲームを作れるエディットモードも実装されているため,拡張性も高そうだ。

    豊富なミニゲームの数々
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    ゲーム中は対戦相手をハリセンで妨害できる。写真は「オラオラ! 通ってみろ!」とゴール前でハリセンを振るって妨害している様子
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    案の定残りの3人は通れず死亡。「ふざけんなよ!」と悪態をつきつつ,筆者を含めプレイヤーの顔は皆笑っていた
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     また,Q&A方式のミニゲームについては質問内容をエディットできるため,単純なクイズではなく,「初恋の相手は?」「この中で好きな人は?」のような実際のプレイヤーの口で回答するような質問を用意し,「言えた」「言えない」でポイントを付与するといった遊び方もできる。皆で集まってワイワイプレイすることを想定したゲーム設計ならではの発想と言えるだろう。

    遊んでいるプレイヤーが口頭で質問に答えられたか否かで判定するという一風変わった質問。「飲み会の後や,結婚式の二次会など,初対面の人とのコミュニケーションで役立ててほしい」と飛竜氏は語る
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     筆者は開発スタッフの方にまざって4人でプレイしたのだが,開始数分でワイワイと盛り上がれ,ゲームが終わるころには,お互いの距離感がグッと縮まったのが感じられた。うーむ,“会話を引き出すパーティーゲーム”の名は伊達ではないなあ。
     遊び心が詰まった「蹴落としトレジャーハンター」は5月に発売予定。初対面の人と話題作りのきっかけがほしい人や,友達と集まってワイワイしたい人におすすめだ。

    WINGLAY代表の飛竜氏
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    こちらはフリーゲーム版のデモプレイ映像。Switch版はこのバージョンから大きくパワーアップしている

    WINGLAY公式サイト



    「ジラフとアンニカ」

    ほのぼのとした可愛いグラフィックスと世界観が魅力(2019年内にPC版配信。Switch/PS4版も発売予定)
    アトリエ ミミナ(Twitter:@kamipallet

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     「ジラフとアンニカ」は,アトリエ ミミナが開発する3Dアドベンチャーゲームで,記憶を失った猫耳の少女アンニカが不思議な島「スピカ」を冒険する物語が描かれる。

    島で自分と知り合いだという少年ジラフと出会うアンニカ。彼に頼まれ,この島にある星のかけらをあつめるべく島を冒険することになる
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    星のかけらを集めていくうちに徐々に記憶を取り戻すアンニカ。その先にはどのような展開が待ち受けているのだろうか
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     本作は3Dグラフィックスによる自然表現がとても美しく,ちょっと立ち止まって海を眺めたり,本筋とは無関係に島を探索したりと,かなり寄り道をしながらゲームを進めてしまった。また,イベントシーンが1コマ1コマ漫画風のイラストで進むのがとても可愛らしく,BGMも相まってのほほんとしたハートフルな世界観に心が癒される。

    椅子に座ってアンニカや風景を眺めるのも楽しい
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    猫のイラストを集める収集要素も。イラストはゲストのイラストレーターが描いたものだそうで,ゲーム世界観とのギャップが良い意味でインパクトがある
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     基本的には島を探索し,キーアイテムを見つけ,ゲームを進めていくがボス戦は,リズムゲームのようなシステムで左右にあるサークルに光球が合わさったタイミングでボタンを押し,相手にダメージを与えていく。デモ版ということもあってか,難度としてはそこまで難しいものではなく,音ゲーが苦手な筆者でもクリアできる難度だった。

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    アンニカの前に立ちはだかる森の魔女リリィ
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    ボス戦では杖を持って戦うアンニカ

     プレイして少し気になった点を1つ挙げるなら,移動スピードがかなり速く,せっかく作り込まれた風景やダンジョンを十分堪能しきれないまま,あっという間に体験が終わってしまったことが少しもったいなく感じた。これについて開発者の紙パレット氏は「自分がとてもせっかちな性格なので,移動スピードは速めになっている」とのこと。速いとの意見もたまにいただくとのことでその辺りはこれから検討していくそうだ。

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     総プレイ時間は2~3時間を想定しており,短編映画のようなゲーム体験を目指して開発を進めているという。
     現在はエンディング手前を制作している最中で,開発段階としてはもう最終局面を迎えているようだが,これからフィードバックを反映したり,細かいバランスや調整を行ったりしていくため,リリースまではもう少し時間がかかるとのこと。
     引き込まれる世界観やキャラクターの可愛さがピカイチのタイトルなので,コンシューマ機でのリリースが待ちきれない。

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    「ジラフとアンニカ」公式サイト



    「がんばれ!スーパーストライカーズ」

    ターン制のシミュレーションRPGのシステムを採用したサッカーゲーム(Switch版は2018年夏発売)
    Rese Games(Twitter:@_rese

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     オーストラリアのメルボルンに拠点を置くインディーズゲームデベロッパRese Gamesが手がける「がんばれ!スーパーストライカーズ」は,ターン制のシミュレーションRPGのシステムを採用したユニークなサッカーゲームだ。
     通常のサッカーゲームはリアルタイムにゲームが進んでいくが,本作は自分のターンと相手ターンに分かれており,プレイヤーはシミュレーションRPGの要領で選手を駒のように進めていく。

     ボールを持っているキャラにはパスやシュート,ドリブルと言った指示が可能で,ステータスによって成功確率が決まる。パスに長けていない人がロングパスをしようとしてもこぼれ球になる確率が高いなど,選手の特徴を見極める必要があるのだ。

    1ターンでキャラごとに許された行動回数は2回まで。すべての選手が動くかターンを終了させると相手ターンになる。これを繰り返していく
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     タクティカル要素の強いサッカーゲームと聞くと,かつてテクモが発売していた「キャプテン翼」シリーズを思い浮かべる人が多いだろう。実際,ステータスによって成功確率が決まる行動や,キャラクター成長要素,各種必殺技が用意されていることなどは確かに似ている。開発者のRuben Garcia Moreno氏も「キャプテン翼は大好きで本作もそれをリスペクトして開発した」と語っており,やはり影響は大きいようだ。

    必殺技やゴールの演出などもキャプテン翼にインスピレーションを受けている印象(画像は公式サイトより)
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     しかし,完全にターン制になっているなど,本作はより戦略ゲームの要素が強くなっているので,プレイフィールはかなり異なるものだった。日本のサッカーゲーム愛につまったオーストラリア発の「がんばれ!スーパーストライカーズ」は2019年にNintendo Switchで発売予定だ(Steam版はすでにリリース済み)。

    開発者のRuben Garcia Moreno氏。ちなみに日本の楽曲をカバーするシンガーとしても活動されているそう。ブースでも堪能な日本語で対応してくれた
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    「がんばれ!スーパーストライカーズ」公式サイト



    「常世ノ塔」

    24時間ごとにランダム生成される塔を踏破していくアクションゲーム(2019年夏までに配信予定)
    //commentout(Twitter:@commentout_info

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     ゲームサークル //commentoutが手がける「常世ノ塔」は,24時間ごとにランダム生成される塔を上っていく“ハードコアローグライクアクション”だ。
     毎日構造を変える塔の攻略速度やスコアを世界中のプレイヤーが競い合って楽しめるタイトルとなっている。

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    病弱ぎみなドラゴン娘や,くの一などプレイアブルキャラクターも個性的
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     塔は全30階の構造で,途中には中間ポイントが用意されており,そこで回復アイテムやステータスを上げるアイテムを獲得しながらどんどん登っていく。

    中間ポイントで手に入るアイテム3種類あるが,もっていけるのは1種類。現在の攻略状況と相談しながら慎重にアイテムを選ぼう
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     当然ながら,登れば登るほど攻略難度があがっていき,触れると動きが鈍くなるハートを飛ばしてくるサキュバスや,触れると視界が狭くなるといった厄介な敵が登場する。
     また,本作にはカルマと呼ばれるゲージがあり,満タンになると強敵「死神」が登場し,プレイヤーに襲い掛かってくる。このゲージは1階ごとにリセットされるので,素早くクリアすれば死神と戦わずに済むのだが,なんとこのカルマ,上の階に行けば行くほど溜まるスピードが速くなる。上の階に行けば行くほど敵の配置が鬼畜になるうえ,攻略スピードが求められるため,加速度的に難しくなっていくのだ。

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    1つの階にとどまっていると登場する死神。倒すことは可能だが,無傷では済まない
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    ほかのプレイヤーの死んだ場所には墓が立つ。たくさん墓がある場所は要注意かも?
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     プレイアブルキャラクターの可愛い見た目に反して,ゲーム内容はゴリゴリのハードなアクションゲームといった感じで,難しいゲームに燃えるという人は,全世界の人とタイムを競い合ってガンガンやり込めそうなタイトルだ。2018年夏までにSwitch / PS4 / PCでリリース予定のほか,少し遅れてiOS / Androidでも配信予定とのことだ。


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    「常世ノ塔」公式サイト



    「PHRASE FIGHT」

    音ゲーと格ゲーを掛け合わせたカジュアルな対戦ゲーム(発売済み)
    超OK(Twitter:@veryOKjp

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     「PHRASEFIGHT」は,リズムゲームと格闘ゲームを掛け合わせた“音楽格闘”を謳った対戦型ゲームだ。ゲーム内容は非常にシンプルで,プレイヤー同士が音楽に合わせて攻撃を繰り出し,そのタイミングの正確さで勝敗を決める。

    上段が1プレイヤー,下段が2プレイヤーのノーツ。タイミングによって得点が決まり,高い方が勝利する
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     難解なルールもなく,誰でも手軽にとっつきやすいため,Joy-Conでおすそ分けして対戦できるSwitchとの組み合わせがとても良く,良質な音楽に合わせて動くポップなキャラクターたちも可愛らしい。ブースを通りかかった人たちが足を止めて対戦を見ていた姿が印象的で,プレイするのはもちろん,ギャラリーの人も一緒になって楽しめるタイトルだと感じた。

    攻撃ボタンはA・B・X・Y。それぞれに異なる音色が割り当てられている。思い思いのフレーズを組み合わせて自由に音色を奏でられるのも楽しい
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     ちなみに,超OK代表のクルステ氏は,大学4年生で現在就職活動中だそう。ゲーム開発者の道へ進むかは検討中だそうだが,筆者としてはこれからもユニークなゲームを世に打ち出し続けてほしいと思う。

    超OK代表のクルステ氏
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