プレイレポート
「Apex Legends」,シーズン9の先行体験レポート&プレイ動画をお届け。新レジェンド“ヴァルキリー”の能力,新モード“アリーナ”を紹介
新要素の紹介動画も用意したので,合わせてチェックしてほしい。
新たなプレイモード“アリーナ”の登場
シーズン9では新たなプレイモードとして,3vs3形式の対戦モード“アリーナ”が追加される。アリーナはラウンド制となっており,相手チームプレイヤーのせん滅でラウンド獲得となる。一般的なチームデスマッチのようなルールだが,リスポーンはなく,リングの収縮もあるため,APEXならではのルールとなっていた。これまでのバトルロイヤルモードと同じように,リングの収縮を見ながらどのポジションに取りに行くのかといった基本的な立ち回りから,1チーム同士の試合ならではの思い切った駆け引きもあり,よりチーム戦にフォーカスしたモードだった。
クラフト材料を消費して戦闘の準備をしよう
各ラウンドの開始時は初期装備のみ持った状態でスタートするため,プレイヤーはクラフト材料を消費して武器や戦術アビリティ,物資を入手しよう。クラフト材料はラウンド開始前に配られ,基本的に両チームでもらえる量は一定となっている。ただ,前ラウンドで相手チームのプレイヤーをキルしたり,マップ上にあるクラフト抽出機を利用することで獲得できる量を増やせる。ラウンドを重ねるごとにもらえるクラフト材料は多くなっていくため,徐々に自分好みのカスタマイズができるようになっていく。
本モードのキモであるクラフトシステムだが,クラフト材料を消費して手に入れた装備やアビリティは次のラウンドへ持ち越せない点に注意しよう。毎ラウンド所持しているクラフト材料の量は異なるため,ラウンドによって近距離に特化したり,回復を多めに持って持久戦へ持ち込んだりと多様な戦術が取れる。そして,ラウンドの勝利チームのアドバンテージはほとんどないため,武器の差によって一方的な試合となることはないので諦めず戦っていこう。
多様なマップによって繰り広げられる
アリーナでは既存のエリアを元にしたマップが3種類,新たなマップとして2種類,計5種類のマップが用意されている。既存のエリアからはキングスキャニオンより「固定砲台」,ワールズエッジより「火力発電所」,オリンパスより「ガーデン」,新しいマップとして「パーティクラッシャー」,「フェーズランナー」が登場する。それぞれ,マップの構造が大きく異なっているため,マップに合わせて戦い方を変えていくことが勝利のポイントとなりそうだ。
また,マップ内には回復アイテムの入ったサプライボックスやクラフト材料が手に入るクラフト抽出機が配置されている。バトルロイヤルと同様に,アップグレードされた武器の入っているケアパッケージも出現するが,獲得する際に身をさらすことになるため注意しよう。
こちらのモードはApexを普段からプレイしている人はもちろん,チーム戦を集中して練習したい人や,バトルロイヤル特有の漁夫の利が苦手な人などにぜひ遊んでほしい。対人戦に苦手意識がある人はこのモードで練習するというのもありだろう。あくまでバトルロイヤルモードの延長線上にあるため,Apexならではの要素と3vs3の面白さを上手く掛け合わせた,魅力にあふれるモードだった。
新たなレジェンドヴァルキリーの登場
シーズン9で新たに実装される新レジェンドのヴァルキリーはジェットパックを使用し縦横無尽に空を飛ぶことができるレジェンドだ。彼女は本作と世界観が同じ作品「タイタンフォール2」に登場するバイパーの娘であり,ヴァルキリーの使用するジェットパックはバイパーのノーススター・タイタンの残骸から復元されたものとなっている。
ヴァルキリーの空を飛ぶという能力は単純ではあるが爽快感があり,使っていて非常に楽しい。しかし,空中で様々なことを自由にできるというわけではなく,いくつかの制約がある。
まず,ジェットパック使用時に銃を構えることやグレネードを使用することができない。そのため,ジェットパック使用時の攻撃手段は戦術アビリティの“ミサイルスワーム”のみとなり,ホライゾンの戦術アビリティ“グラビティリフト”のように空中で銃を撃つことはできないわけだ。そして,ジェットパックは大きな音を鳴らすため,敵に位置を簡単に把握されてしまう。
いくつかデメリットはあるものの,戦術アビリティとは異なり連続で空中を移動できるのがヴァルキリーならではの要素だ。有利なポジションを取りに行くのはもちろん,素早く位置取りを変更することが容易なため,今までにはなかった立ち回りができるレジェンドとなっている。Apexに新たな変化をもたらしそうだ。
・パッシブアビリティ:VTOLジェット
空中でジャンプボタンを入力することで,ジェットパックが起動し空を飛べる。ジェットパックを使用すると画面右側のエネルギーゲージが減っていき,およそ7秒間使用するとゲージは0となる。エネルギーが切れた状態では飛べないが,一定時間が過ぎるとゲージは回復する。また,ジェットパック使用時は武器を扱うことはできない。
・戦術アビリティ:ミサイルスワーム
12発の小型ロケットを斉射するアビリティ。一発一発のダメージ量は大きくないが,ダメージを受けた敵は一時的にスタン状態となる。クールタイムは30秒。また,パッシブアビリティVTOLジェットを使用時にミサイルスワームを構えることで,ジェットパックのエネルギー消費を大幅に減少できるため,空中から射出する時もしっかりと狙える。しかし,その場合一度構えたミサイルスワームは発射するまで解除することはできない。
・アルティメット:スカイワードダイブ
起動すると発射準備に入る。発射すると上空へ高く飛行し,ジャンプタワーやドロップシップ使用時のようなスカイダイブできる。チームメイトも発射準備中のヴァルキリーに近寄ってアクションすることでスカイワードダイブへ加わることができる。
・リコン:調査ビーコンをスキャンし,次のリングの場所を特定する。
ヴァルキリーはスカイダイブ中に敵の位置が強調表示されるようになる。これによってドロップシップからの降下時に敵チームがどこに降りているのか正確に分かる。また,アルティメット“スカイワードダイブ”やジャンプタワーを使用する時もこの能力は発動するため索敵にも活用可能だ。
オリンパスに新たなエリア“ICARUS”が出現
シーズン7より登場したオリンパス。シーズン9ではアップデートされ,新たなエリア“ICARUS(イカルス)”と名付けられた,船体が正体不明な寄生生物とともにソーラーアレイの南地点に出現する。船内には科学者の遺体もあり,ICARUS内に隠された戦利品のカギとなる,キーカードがランダムにスポーンするエリアとなっている。
新たな武器ボセックボウの登場
ボセックボウは3段階チャージできる弓型の武器。弾薬も新たにアローが追加された。他の弾薬と異なり,撃ったアローは拾うことで再利用できる。チャージをしないとダメージが小さいため,フルチャージで撃ちやすい中距離戦闘に向いている武器となっていた。また,ホップアップスロットが2つあり,テンポよく射撃することで弓を弾く速度が高まる“デッドアイズテンポ”と,ショットガンのように矢を拡散させる“シャッターキャップ”が装着可能となっている。同時に装着することもできる非常にユニークな武器だ。
ランクリーグについて
スプリット1ではワールズエッジが舞台となり,スプリット2ではオリンパスでの戦いとなる予定とのこと。
また,昨シーズンではランクのシステムが変更されたが,プレイヤーが順調にランクを上げ自己ベストも更新することができるという健全な傾向があり,マッチの質と量の向上につながったため,これらのシステムは変更されないとのこと。
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(C)2019 Electronic Arts Inc.
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