［JAEPO2019］フレンズ達が可愛く“ちからくらべ”。幅広い年齢層が楽しめる「けものフレンズ3 プラネットツアーズ」プレイレポート

　2019年1月25日から1月27日まで幕張メッセで行われている「ジャパン アミューズメント エキスポ 2019」。セガブースに，「けものフレンズ3 プラネットツアーズ」が出展されていたので，そのプレイレポートをお届けしていこう。可愛らしいフレンズ達が簡単な操作で「ちからくらべ」するという内容で，幅広い年齢層が楽しめるという印象だ。


　「けものフレンズ」は，人間の姿になった動物達「フレンズ」がどったんばったん活躍するメディアミックスプロジェクト。2017年に放映されたアニメがブレイクし，ファンがモデルとなった動物を見るために動物園を訪れるなどのムーブメントが起きた。
　そんな“けもフレ”のプロジェクト最新作が「けものフレンズ3」で，スマートフォンアプリ「けものフレンズ3」とアーケードゲーム「けものフレンズ3 プラネットツアーズ」が同時に展開される。「けものフレンズ3 プラネットツアーズ」の公式ジャンル名は「フレンズたちが“ちからくらべ”するカードゲーム」となっており，ゲームのあらましが即座に理解できるだろう。

　縦長の大きな画面が目を惹く筐体にはスキャナーが備え付けられており，ここにカードを読み込ませるとフレンズ達がゲームに出現。2対2のバトルである「ちからくらべ」を楽しめる。会場には，サーバルちゃんやフェネックなどの「フレンズカード」が用意されていた。

コンパネには4つのボタンとジョイスティックがあるが，ゲーム中に使うのは基本的に赤・青・緑の3ボタンのみ

会場に用意されたカード（左写真）を，筐体のスキャナーに読み込ませる（右写真）

　ちからくらべは，コマンド選択式ターン制バトルをベースに，所々でミニゲームが挟まるといった構成。ミニゲームで使うのはボタンだけで，難度も低いため，子供でも楽しめるだろう。
　ルーレットで先攻・後攻を決めた後は，左右に動くカーソルが色の濃いゾーンに来たところでボタンを押せば攻撃力がアップ。逆に，相手のフレンズから攻撃されたときは，制限時間内に指示された色のボタンを押せればガードとなってダメージを軽減できる。
　このあたりは，プレイ画面を見ればすぐに理解できるだろう。攻撃時はもっとも色の濃いゾーンでカーソルを止め，防御の場合は素早くボタンを押せれば「大せいこう」となり，攻撃力や防御力がアップするので，ぜひとも狙っていきたいところだ。

ルーレットで先攻・後攻を決める

攻撃のミニゲームはタイミング勝負（左写真）。うまくカーソルを止められると攻撃力が上がる（右写真）

防御時は指示されたボタンを押す（左写真）。素早く押せれば「大せいこう」となる（右写真）

　攻防を繰り返すと「ミラクルゲージ」が蓄積されていき，最大に達すると大技「けものミラクル」が解禁。ボタン連打でパワーを溜めれば発動する。サーバルちゃんの「ハイハーイ！ジャンプクロー」は相手フレンズに大ダメージを与え，フェネックの「灼熱砂漠のオアシス」は一休みして体力を回復するなど，その効果はさまざま。フレンズ達の動きも可愛らしく，このほかにどんな技があるのかが楽しみになった。



　ちからくらべが終われば，筐体下部の取り出し口から，オンデマンドで印刷されたカードが排出される。カードは，前述したフレンズカードと，ゲームを有利にする効果を持つ「スキルカード」の2系列が存在。スキルカードの中には，ミニゲームを簡単にしたり，フレンズの体力をアップさせたりするものもあるため，バランス良く集めていくのが重要になりそうだ。

ちからくらべが終わればカードがもらえる

　けものフレンズ3 プラネットツアーズは，大きな画面で動き回るフレンズ達がキュートなうえ，ゲームもシンプルで簡単，バトル描写もほのぼのとしているため，親子連れでも安心して遊べそうという印象だ。JAEPOの会場では，試遊すると排出されるカードとクリアファイルをもらえるので，気になる人はセガブースへ足を運んでみよう。

試遊が終わるとクリアファイルがプレゼントされる

セガブース「けものフレンズ3」コーナーの様子。ビジネスデーから多くの人を集めていた

ボスたちも来場者をお出迎え

カードも展示されていた

「JAEPO2019」4Gamer関連記事一覧