プレイレポート
[G-Star 2018]“ナショジオ”も協力! 美麗な海を心ゆくまで探索できる「Dave The Diver」のプレイレポート
個人的に,先日のニュースを発見してから気になっていた作品なので,今回は開場するやいなやブースに駆け込みプレイしてみた。その後,本作の開発者にも話を聞き,また海外メディアとの合同インタビューにも参加したので,本稿ではそれらを通じて得た情報をまとめてお伝えしよう。
プレイヤーは主人公「Dave」を操り,世界中の海に隠された古代文明の調査を行う。今回のプレイアブルでは,ギリシャ海をモチーフにしたステージで,海底に突如として現れた「謎の東南アジア風の文明」に挑んだ。海中の探索を進めていくと次第にそれらの謎が明らかになる,といったストーリーテリングになるそうだ。
海に飛び込んでみて最初に驚かされたのは,その幻想的な美しさである。グラフィックスは立体的に見えるよう処理されているが,表面にはあえて“ピクセルの粗いテクスチャ”が貼っているとのことで,それが独特なテイストを生み出しているそうだ。
海中にいるDaveは「カメラ」と「水中モリ(のようなもの)」を使った,2種類のアクションが行える。カメラに関しては,古代文明や珍しい魚などの撮影がミッションとして課せられる。
しかし,ゲームを進めているとミッションという義務感ではなく,「見栄えのいい景観を撮りたい」という自然な欲が湧いてきて,すんなりこなせてしまった。どうせならこのままSNSでシェアしたいなあと思ったが,Daveの持つスマホを通じて連動できるという。しかも,ゲーム内で新たな魚を撮影すると,SNSを通じて「同じ魚のリアル写真」がご褒美として見られるらしい。これもナショジオの協力があってのことだろう。
少々ネタバレになってしまうが,ギリシャ海に眠るこの古代文明は,かつては非常に高度な機械文明であるようだった。スイッチを押すと先に進めるギミックや,機械魚(?)なども目にした。なお,この機械魚に対しては撮影ではなく,先述した水中モリ(のようなもの)で仕留めて対処しなければ,Daveのほうが危うい。
もっとも,モリの先端にはトゲではなく磁石がくっついていて,あくまで機械魚を捕獲するという設定になっているという。ひとりのプレイヤーとしても雰囲気に合っている気がするし,そもそもナショジオから「なるべくなら生物を殺さない,平和なストーリーにしてほしい」という要望を受けたそうだ。
ゲームの世界設定はフィクションではあるものの,未知の古代文明にリアリティを感じてもらえるようにと,専門家に細かい部分までアドバイスを受けているという。正式サービス開始後は今回遊んだギリシャ海のほかにも,世界各地の海や深海などが用意されるそうだが,クラーケンとかクトゥルフとか,わりと何でもアリな展開も楽しめそうだ。
しかし,ファン氏によれば,前回はビジネスモデルなどで反省点すべき点がいくつもあるそうで,今回はそれらを潰したうえでDave The Diverの開発に取り組んでいるそうだ。2019年下半期の配信が待てないという人は,その間に「エビルファクトリー」をプレイしてみると,個人的にいろいろな比較ができるのかもしれない。
最後に,今回は会場で直撮りプレイムービーも撮影したので,興味がある人は合わせて目をとおしてほしい。
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