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  • 発売日:2020/10/16
  • 価格:無料プラン:一部ゲームのみ無料/ICO PLAN(遊び放題):月額550円(税込)/PICO TICKET:1時間120円(税込)・24時間610円(税込)・8時間370円(税込)・4時間250円(税込)
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レトロンバーガー Order 54:レトロゲーム系サブスクリプションサービス,最近増えてる。サービスごとに案外特色あるので比べてみる編
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印刷2021/01/30 00:00

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レトロンバーガー Order 54:レトロゲーム系サブスクリプションサービス,最近増えてる。サービスごとに案外特色あるので比べてみる編

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「銃を向けられるたびに5セントもらってたら,今ごろ大金持ちだぜ!」

 というのは,映画「ハーレーダビッドソン&マルボロマン」,もしくは漫画「ラブやん」の名台詞ですが,ちょいちょいやってることでお金をもらえたら良いのになァー,空からお金が振ってこないかなァー,デカビタ飲みたいなァー,みたいなことはよくありますよね。つまり従量課金制です。あと「ラブやん」作者の田丸浩史氏が「月刊少年キャプテン」で連載していた漫画版「超兄貴」が,電子書籍となって2月に発売されるそうです。

 だけど逆の立場を考えてみると,なかなか大変です。銃を構えて「イピカイエー,クソったれ!」(CV:野沢那智)と言うたびに5セントを支払わなければなりません。これが例えば,ひと月に10ドル払えば構え放題だったりすると楽で良いですね。銃を向けられる立場にしても,ひと月に300回だの400回だのと銃を向けられたら損になりますが,逆にホリデーシーズンなどの銃を向けられない期間でも月に10ドルをもらえるわけです。これが定額課金制です。

 あり得ない前提に対して,あり得ない仮定を持ち出されても脳がクラクラするかと思いますが,そんな感じで今回は「サブスクリプション型のレトロゲーム配信サービス」でやっていきましょう。ちなみにサブスクリプションサービスやインゲームアイテムなどの購入を“課金した”と呼ぶことがデファクトスタンダードと言えるくらいに広まってしまっていますが,“課金”というのは「料金を課する」という意味なので,本来の意味で“課金した”のはサービス提供側なんですよ。

 ついでに言えば,デファクトスタンダード化していても個人的には「世界観」と「性癖」の誤用は好きじゃないですね。前者は「作中世界のイメージ」などではなく,「世の中に対する主観的な解釈」の意味,後者はセクシャルな物事に限らず傾向や嗜好性のことです。だけど筆者も,例えば「せいぜい」はストレートな「精一杯」の意味でなく「低レベルの精一杯」の意味で使いますから,何が誤用で何が正しいと言えた立場でもありません。現代人として「新しい」を「あらたしい」とは読みませんしね。また,「爆笑」は「『大笑い』の意味で使うのは誤用で,本来は大人数で笑うこと」みたいな論が以前は通説でしたが,近年は「はじけるように大声で笑うこと」と広辞苑の記述が更新されたりしています。それに「適当」なんか,ナチュラルに「適切」と「いい加減」の意味がありますし,その「いい加減」も「適切に」なんだか「乱暴に」なんだか分かりません。

 ナンかもうワカらナイよニポンゴ! ワタシ,チョトニポンゴできるだけよ! 難しいのニポンゴわからナイね! やおら地獄の釜の蓋が開いて姑息にも憮然とした確信犯が期待値を高めてゼロ距離で檄を飛ばしたけど斜に構えて穿った見方から批判するビッチにはすべからく役不足というのが話のさわりです(この一文に使われている単語や慣用句の正しい意味は記事の最後に)!


Plex Arcade


 つい先日(2021年1月27日),映像配信サービスで知られるPlexが「Plex Arcade」の提供を開始しました。現在サポート対象とされているのは,サーバー側がPC / Mac,クライアント側がPC / Mac / iOS(Apple TVを含む) / Android(Amazon Fire TV,Android TVを含む)。利用料金は月額4.99ドル,またはPlex Passの各プランに月額2.99ドルの追加となっています。


「Plex Arcade」公式サイト


 現在ここで配信されているゲームは,Atariが1970年代にリリースしたアーケードゲームや,Atari 2600およびAtari 7800用のタイトル。正直なことを言えば,このサブスクリプション3か月分の価格で「Atari Vault」およびDLC「Atari Vault - 50 Game Add-On Pack」を買った方がコスパ的には良好です。

配信タイトルのほか,公式サイトの対応コントローラを示す画像は,前回取り上げた「Atari VCS」のゲームパッドが真っ先に出てくる(「DUALSHOCK 4」や「Xbox One ワイヤレス コントローラー」,「NVIDIA SHIELD TV Pro」用ゲームパッド,Razerの「Kishi」よりも上に!)あたり,なんだかAtariがけっこう絡んでいる雰囲気
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 ただ,先にサーバーだクライアントだと述べたように,Plexのサービスには「Plex Media Server」を使ったストリーミング機能が含まれています。自分が所有する動画や音楽などを,Plex Media Server経由で他のPCやスマートフォンなどでストリーミング再生できるわけです。これがゲームの場合はどうなるかと言うと「自分が所有するROMイメージを,Plex Media Serverを通してPlex上でプレイできる」ということになります。「Plex Arcade」がエミュレーション可能なプラットフォームは,「Arcade,Atari (2600, 5200, 7800),Nintendo (NES, Super NES, N64, Game Boy, Game Boy Color, Game Boy Advance),Sega (Genesis, Game Gear, Master System, 32X)」とのこと。……それにしても,「自分が所有している実機ROMから吸い出したROMイメージ」でも1回インターネットを経由するとなったら,日本の法律的にはどうなんですかねコレ?

 筆者は「物は試し」ということで(無料期間もあるので)サブスクリプション登録してみたのですが,いろいろ試してみてもPlex Arcadeのメニューをブートできませんでした。ちゃんとPlex Media ServerのインストールやParsecアカウントの作成とリンクもして,Windows / Mac / Androidで,それぞれアプリ版 / Web版を起動させて……と試行錯誤したのですが,メニューにGamesの項目は出ないし,起動リンクを踏んでもPlex Arcadeのサイトにリダイレクトされるばかり。ベータ版なので何かバグってるのか,それとも提供エリア制限があるのか……。

プレイ可能な(はずの)タイトルの一部
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 今のところ「有料ベータ版」以上のものではなく,メリットやアドバンテージが感じられない「Plex Arcade」。開発をサポートしたParsecは,2020年8月にUbisoftとの長期的パートナーシップを締結するなどして着実に存在感を増していますが,どれだけ低遅延ストリーミング技術が強力だとしても,ソフトウェアのラインナップが整わなければバリューは限られます。ゲーム史では,ニーズに答えられないソフトばかりリリースされた結果として市場が崩壊した,いわゆる「アタリショック」が有名です(※原因には諸説あります)が,Atari黄金時代のタイトルを引っさげて登場した「Plex Arcade」は,ゲーマーのニーズに応えられるでしょうか?


Antstream Arcade


 これも前回軽く触れましたが,「Antstream Arcade」は,イギリスのAntstreamが展開しているレトロゲーム特化型のクラウドゲームサービスです。2019年4月にスタートしたKickstarterキャンペーンで耳目を集め,そのサクセス後にイギリス国内でベータ版の提供を開始。後にTencentから出資を受けたり,北米やヨーロッパにもサービス範囲を拡大したりして,現在はほぼ全世界から利用できるようになっています。


「Antstream Arcade」公式サイト


 対応プラットフォームはPC,Mac,Android(Amazon FireとNVIDIA SHIELDに正式対応。ただしGoogle Playアプリは日本からはダウンロード不可),Linux。利用料金は月額9.99ユーロまたは年間95.88ユーロ。登録から7日間はフリートライアルとなっています。

 配信ラインナップは,アーケードやメガドライブ(ヨーロッパ版),レトロPC(Amiga,ZX Spectrum,Commodore 64など)と偏っている印象ですが,タイトー,ナムコ,SNK,データイースト,ジャレコ,ケイブ,彩京,テクノスジャパン(※一部は当時の社名または版元)……といった1980〜1990年代のゲームセンターを彩った国内ゲームメーカーのタイトルが多数配信されていることは,日本のユーザー的にも嬉しいポイントです(言語や表現はヨーロッパ版準拠ですが)。ただ各社の提供タイトルは,言ってしまえば「中堅選手&2軍選手」といった雰囲気。「君の街にウルトラ怪獣がやって来た! グビラとガマクジラが!」に「嬉しいけど……そ,そうか,そいつらか……いや嬉しいけど」となるような感覚は否めません。

と言っても,あのゲーム界のヒーロー達はちゃんと出てくる! 出てこなかったりする(メスト感)
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 また,同年代のアーケードゲームで第一線を張っていたカプコンやKONAMI,アイレムなどは非参入なので,「1990年ごろのゲームつったらアレだけど……無いか」みたいなことがけっこう発生します。なので,「Antstream Arcade」を“主食”にしようと思った場合は,たびたびガッカリすることになるでしょう。ですが“間食”として考えた場合は,むしろ普段は脇に置きがちなタイトルが豊富に配信されているため,ラインナップが輝いてきます。どちらと取るかで,「Antstream Arcade」の評価は分かれるでしょう。

 そのほか「Antstream Arcade」に特徴的なのが,シンプルなリーダーボードのほか,トーナメントやチャレンジといった機能を有していること。チャレンジは特定条件下におけるノルマ達成を目指すもので,クリアするとスコアや経験値を得られます。つまり「他のプレイヤーといろんな方法で競い合ってね!」というソーシャルゲーム的な要素が盛り込まれているわけです。これはけっこう面白い取り組みですね。

「メタルスラッグX」のチャレンジは,「ライフ1でキャメルスラッグに乗り続けろ!」など。ちなみにヨーロッパ版なので血の色は白
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auスマートパスプレミアム クラシックゲーム


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 KDDIが2020年7月にサービスインしたのが,auスマートパスプレミアム会員向けの「auスマートパスプレミアム クラシックゲーム」。対応プラットフォームはiOS / Android。利用料金は月額499円(税抜 / auスマートパスプレミア利用料)です。

 「auスマートパスプレミアム クラシックゲーム」でプレイ可能なのは,ファミリーコンピュータやスーパーファミコンで発売されたナムコやジャレコ,サン電子,アイレム,カルチャーブレーン,テクノスジャパン(※一部は当時の社名または版元)のタイトル。ラインナップ的にはそれほど豊富ではありませんが,「ミリティア」「弁慶外伝 沙の章」といった,思わず「渋ッ……」と呟いてしまうようなタイトルが揃っているのが特徴的です。

「auスマートパスプレミアム クラシックゲーム」公式サイト


 何というか「ファミコン時代に高校生だった人」のゲーム棚みたいなラインナップですね。1990年代前半の大学生時代はアウトドアとかウィンタースポーツとかにハマってゲームをやらなくなったけど,社会人になると時間の余裕が無くて外遊びがやりにくくなり,PlayStationが流行ったので家庭用ゲームに復帰してみるような人のゲーム棚じみた雰囲気があります。今の10代,20代からすると「お父さんが押し入れにしまっていたゲーム」みたいな味わいを楽しめるんじゃないでしょうか。

 また,auスマートパスプレミアム会員に向けてNVIDIA「GeForce NOW」のサービス提供が行われている(別料金の「GeForce NOW Powered by au」と比べて一部制限あり)ことも見逃せません。レトロゲーム的な観点で言うと「まあ初代の『Half-Life』とか『S.T.A.L.K.E.R.』とか,レトロっちゃレトロね」みたいな話にはなりますが,例えば「アークシステムワークスのゲームなら『ダウンタウン熱血物語』から『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』まで月額だけで楽しめる!!」と言ってみると,なんかホラ,すごい気がする。すごい気が。


 ちなみにauスマートパスプレミアムは,au以外のキャリアを利用している人でも登録可能。2年くらい前にauからMVNOに乗り換えた筆者でも登録できるってわけです。……なんか広告記事みたいな書き方になってきたな。「ソフトバンクもGeForce NOWをサポートしてるけどね!」くらいは言っとこうか。


PicoPico


 「プロジェクトEGG」で知られるD4エンタープライズが2020年10月6日にリリースした「PicoPico」。iOSアプリとして提供されていて,無料で一部ゲームのみプレイ可能(対象タイトルの定期更新あり),月額550円(税込)で全ゲームがプレイ可能となります。

iPad Proでの起動画面。なおiPad Proはデカいので,「PicoPico」を利用するには難があります
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「PicoPico」ダウンロードページ

「PicoPico」公式サイト


 「PicoPico」がドワンゴから発表されたのは2018年10月。当初は2019年初旬のリリースと予定されていましたが,何のかんのあって開発が難航したようで,2020年4月にD4エンタープライズがドワンゴから配信に必要な諸権利の譲渡を受けて自社で提供すると発表し,それから半年後にリリースされました。そんな経緯もあってか,特徴的なのが,ニコニコ生放送でのライブ配信に正式対応しているということ。さらに,個人ユーザーはニコニコ動画およびニコニコ生放送,YouTube,Twitchでの配信を収益化することが認められています。

 ラインナップは「マニアックな中堅揃い」といったところで,例えば「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」といった花形は含まれていません。ただ「DAIVA」「ZANAC」はD4エンタープライズらしいユニークなセレクトだと感じられますし,「NEO平安京エイリアン」「8bitリズムランド」といった,コロンバスサークルから2010年代後半にリリースされたFCおよび互換機向けソフトが配信されているのも面白いポイントです。

何か事情があったようで,記憶の中にある姿とはちょっと違った感じになったタイトルも。ゴ,ゴル……
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Nintendo Switch Online


 ここまでPCやスマートフォン向けのサービスばかりでしたが,家庭用ゲーム機にも(言わずもがなですが)サブスクリプション形式のゲーム配信サービスが提供されています。ソニー・インタラクティブエンタテインメントはストリーミング式の「PlayStation Now」,Microsoftがダウンロード式の「Xbox Game Pass」を提供していますし,Microsoftはさらにストリーミング式の「xCloud」のベータ版を春にリリース予定です。「PlayStation Now」や「Xbox Game Pass」で“旧作の現行機移植版”が配信されたりもしていますが,その一方で“旧作のタイトル"に特化している家庭用ゲーム機向けのサブスクリプション型ゲーム配信サービスが,任天堂の「Nintendo Switch Online」です。

 プラットフォームはもちろんNintendo Switch。利用料金は,1アカウント・1か月の306円から,最大8アカウント・12か月の4500円まで,4種類のプランがあります(各税込)。


「Nintendo Switch Online」公式サイト


 配信タイトルは,「メトロイド」「F-ZERO」「スターフォックス」など名作揃い。「超惑星戦記 メタファイト」「ワイルドガンズ」が収録されているので,「ブラスターマスター ゼロ」や「WILD GUNS Reloaded」と遊び比べてみるのもオツなものです。ただ名作揃いなだけに,レトロゲームを“発掘”する楽しみや,「脇を固める」的なタイトルは不足気味に感じられます。海外メガドライブ用ソフトを揃えた「Antstream Arcade」やバラエティ豊かなファミリーコンピュータ用ソフトを楽しめる「PicoPico」とは対象的で,ユーザー視点からすれば「補完しあう」関係性にあるとも言えるでしょう。



 ゲームのサブスクリプションサービスは,もちろんレトロゲーム特化型だけでなく,Amazonの「Prime Gaming」や「Luna」,Googleの「Stadia」,Appleの「Apple Arcade」,Electronic Artsの「EA Play」,Humble Bundleの「Humble Choice」,Utomikの「Utomik」など,さまざまなスタイルが展開されています。また,フランスのGameloftとblacknutがタイのAISと提携してタイ向けに「Blacknut by Gameloft」を提供したり,シンガポールのStarHubが同社サービスから「Antstream Arcade」を利用できるようにしたりと,世界各国でいろいろな動きがあるようです。

 「リリースまでに数億円が費やされることもざらなゲームが,安く切り売りされてんなあ……デフレかよ」と寒々しく思ったりすることもありますが,結局のところエンドユーザー的には安価で多くのゲームを楽しめて嬉しい今日このごろ。まだ利用したことが無いという人は,無料期間のあるものから試してみてはいかがでしょうか。やり方は簡単,メガドライブに「ゲーム図書館」のカセットと周辺機器の「メガモデム」を装着してですね。メガモデムとご家庭のモジュラージャックを電話線でつなぎましてね。いや嘘ですけど。ピーヒョロロロローブガー。


冒頭の奇文に使われていた誤用しがちな単語・慣用句の解説


・やおら
 「ゆっくりと」の意味。「おもむろ」も同義。「急に」ではない。

・地獄の釜の蓋が開いて(地獄の釜の蓋も開く)
 「正月と盆の16日は,地獄の鬼も釜の蓋を開けて休むので,この日は現世でも仕事を休もう」という意味(仏教的な慣用句)。「恐ろしいものが出てくる」ではない。

・姑息
 「その場しのぎ」の意味。「卑怯」ではない。

・憮然
 「失望や驚愕で呆ける」の意味。「不満げ」ではない。

・確信犯
 「行いに正当性があると信じている犯人」の意味。「悪い行いだと自覚している犯人」(故意犯)ではない。

・期待値
 「変数に確率的な重みを付与したうえで平均した値」の意味。「期待している度合い」ではない。

・ゼロ距離
 「(銃や砲の)設計上で想定されている射程よりも近距離」の意味。「銃口をピッタリ押し当てて撃つこと」ではない。

・檄を飛ばした(檄を飛ばす)
 「私達,正義のために戦います。たとえ,それが命をかける戦いであっても,私達は一歩も引きません!」のように,「自分の主張を人々に知らしめる(そして同意を求める)」の意味。「激励を贈る」ではない(が,誤用の定着もある程度は認められている)。

・斜に構えて(斜に構える)
 「(斬撃を繰り出すため剣を斜めに構えるように)真剣な態度を取る」の意味。「甘く見た態度を取る」ではない(が,誤用の定着もある程度は認められている)。

・ビッチ
 原義は「メス犬」。スラングでは「犬のようにキャンキャンうるさい(主に)女」の意味。男性に使う場合は「誰かに飼われているような女々しい奴」を意味することも。広い意味合いを持つので,「VA-11 Hall-A」PC / PS Vita / PS4 / Nintendo Switch)でジルの部屋に干されているTシャツに書かれた英単語的なニュアンスで使われる場合もあるが,それを指す場合はその英単語を用いるのが一般的。

・すべからく
 「当然」の意味。「すべてにおいて」ではない。

・役不足
 「役目が実力不相応に軽い」の意味。「実力不足」や「手にあまる」ではない。

・(話の)さわり
 「重点」や「要点」の意味。「最初の部分」や「端っこ」ではない。
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  • 関連タイトル:

    Nintendo Switch Online

  • 関連タイトル:

    auスマートパスプレミアム クラシックゲーム

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