パッケージ
Minecraft Dungeons公式サイトへ
読者の評価
40
投稿数:2
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2020/06/02 15:00

連載

マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」

画像集#009のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」

 緊急事態宣言が解除されたとはいえ,まだまだ油断ならぬ世の中。皆様,自宅待機が長すぎて休みボケみたいになっていませんか? 俺はなってます。
 リモート出演のラジオや,収録がストップしていたアフレコ。我々の業界でも諸々の業務がそろそろ再開しそうな雰囲気なんですが,家にいるほうが当たり前になりすぎていてちょっと変な気持ちですね。

 人間というのは大概の環境に慣れてしまう生物ですが,実情として新型コロナウイルス感染症が根本的解決には至っていない現状,警戒心だけは十分に保っていきたいところ。まだまだなるべく外出を控え,お家で楽しめるゲームをやりましょう! この難局にこそ,ゲーム業界がリーダシップを握って経済を回してくれるとありがたいと思っています。

ゲームの公式生放送なんかでもマスク姿が当たり前になりつつありますが,いざ慣れてしまえばそんなに不都合は無いですね


画像集#010のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」

 「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第142回では,SteamやNintendo Switchで配信中のパーティーアクションゲーム「Ultimate Chicken Horse」を特集。今回も新型コロナウイルスの感染防止対策に努めつつ,いつものメンバーで遊んできました。

 本作はユルいビジュアルの動物たちがお互いの足を引っ張り合いながらゴールへの到達順を競い合うという,ちょっとヘンテコなゲームです。
 ステージ開始時にランダムで配置されるアイテムから早いもの勝ちで好きなものを選び,ゴールへの足がかりを作るのですが,ルートを簡単にしすぎると自分以外まで有利に。かといって,意地悪な配置にすれば自分自身もゴールへ到達できなかったり。ゲラゲラ笑いながら遊べつつも,実はとても高度な駆け引きの詰まった対戦ゲームになっています。ぜひ動画をチェックしてみてください!



画像集#011のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」

 2020年5月26日にリリースされた「Minecraft Dungeons」PC / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)。全世界で驚異的な知名度を誇る「Minecraft」の関連作ということでかなりの注目を集めている本作ですが,個人的には発表時から「マイクラ」部分よりも「ダンジョン」。とりわけ,“ハクスラ”要素に関する強いアピールを感じておりました。

 結論から言えば,その感触は正しかったようで。蓋を開けてみれば「マイクラ」なのに「採掘」や「クラフト」といった本来の目玉要素は清々しいほど完全に排除。ただひたすらに強力な装備を求めてダンジョンに潜るという,ハクスラに特化したゲームとなっております。

画像集#001のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」 画像集#007のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」

 恐らく,発売前には多くの人が本作に対して「マイクラにハクスラを付け足した作品」という印象を抱いていたのではないかと思いますが,その実態はまったくの逆。あくまでハクスラが主体であり,キャッチーなガワとしてマイクラ要素が活かされているというのが正しいです。もっとハッキリ言ってしまえば,本作はマイクラのビジュアルをした「ディアブロ」ですね。
 4GamerSPで配信中の「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」でもプレイしましたが,動画を観ていただければよく分かると思います。


 しかし,そこはさすがの開発力と言いますか。ディアブロライクなゲームは数あれど,その中でも本作は群を抜いて遊びやすく仕上がっています。
 ハクスラというジャンルはディープなファンが多いだけに,無限とも思えるビルドや過剰なステータス項目がウリになりがちなんですが,そこが魅力でありつつも,初心者にはやたら複雑に見えてハードルになっていたのも確かなんですよね。
 そのあたりを本作は「マインクラフト」という,これ以上ないくらい親しみやすいオブラートで包み込んだうえで,システム面を徹底的に簡略化。より強い装備を追い求めていくという醍醐味は保ちつつも,「まったく難しそうに見えない」ハクスラを実現しちゃっているのですよ。

画像集#004のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」 画像集#006のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」

 事実として,「マインクラフト」といえば多くの子供たちにビデオゲームの面白さを知らしめ,「サンドボックス」というジャンルを一気にメインストリームまで押し上げたタイトルです。一方で,ハクスラは今のところ決して子供たちに大人気のジャンルとは言えませんが,もしかすると「Minecraft Dungeons」をきっかけにその魅力が伝播していくのでは……と,いちハクスラ好きとして大いに期待しているんですよね。

画像集#002のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」 画像集#005のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第502回「ハクスラの時代を夢見る究極の鶏馬」

 願わくば,小・中学生の間でハクスラが大流行して「このビルドが〜」「あそこのユニーク装備が〜」といった会話が当たり前に繰り広げられるような,そんな素晴らしい世界がやってこないものかと。夢見るマフィア梶田なのでした。
  • 関連タイトル:

    Minecraft Dungeons

  • 関連タイトル:

    Minecraft Dungeons

  • 関連タイトル:

    Minecraft Dungeons

  • 関連タイトル:

    Minecraft Dungeons

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月03日〜12月04日