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[TGS 2018]BNEの新作「荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!」発表会レポート。ゲームとアニメでレシプロ戦闘機が空を舞う
「荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!」公式サイト
本作は6人の少女パイロットを主役に,レシプロ戦闘機による空戦を描く,レシプロ空戦シミュレーションRPGとなる。
また,監督に水島 努氏,シリーズ構成に横手美智子氏を迎えたオリジナルテレビアニメ(タイトル「荒野のコトブキ飛行隊」)の放送が2019年1月から開始される予定で, ゲームとアニメの同時展開でコンテンツの魅力を深掘りするビッグプロジェクトだという。
キャッチコピーは「空戦が日常」で,アニメは3DCGとセル画のハイブリッドで制作し,西部劇風の美少女×レシプロ空戦アクションを描いていく。しかし,おっさんも結構多く登場するらしい。
ステージにはキャスト陣より,キリエ役の鈴代紗弓さん,エンマ役の幸村恵理さん,ケイト役の仲谷明香さん,レオナ役の瀬戸麻沙美さん,ザラ役の山村 響さん,チカ役の富田美憂さんが登壇し,それぞれの意気込みとキャラクターの特徴が語られた。
また製作陣からも裏話として,アニメ制作中にゲーム制作が決まり,コトブキはそれ以来,「アニメとゲームの二人三脚」で進めてきたというエピソードが飛び出した。
ここで,ミリタリー監修を務める二宮茂幸氏が登壇。コトブキの主人公達は日本の戦闘機「隼」に搭乗することから,機体の設計や設定を中心にアドバイスしたと述べた。また,各キャラクターの「パイロットとしての資質」についても,二宮氏が考えたものだという。
シナリオ会議の段階から制作に参加している人物らしく,ゲームとテレビアニメ,どちらの制作現場でも「何かあったら二宮さんに」と頼られているようだ。
主役機の隼は,有名な「零戦」と比べて資料が少なく,しっかりした文献はあまり残されていない。しかし,アニメ監督の水島氏のこだわりに感化され,二宮氏は自身の人脈を頼りに「隼研究者」という人物にたどり着き,その人から「当時の手書きの機体取り扱い説明書」などを見せてもらったという。
「昔の仮名遣いで書かれていたので,読むのに苦労しました」と,二宮氏は苦笑しながら語っていた。
ゲームの内容についてはあまり詳しく語られなかったものの,「キャラクターが3Dモデルで動く」「アニメのダイジェスト版であるストーリーモードは,テンポ感を重視」「戦闘機の制作やバトルは二宮氏に指導してもらいつつ,ゲームっぽさも考慮」といった制作コンセプトが開発陣から語られた。
さらに,バンダイのフィギュアブランド「魂ネイションズ」から,公式デフォルメキャラクターフィギュアの発売が早くも決定したとのこと。
加えて,10月26日にスタートするイベント「TAMASHII NATION 2018」にキャスト陣が集合するステージイベントが実施される予定だ(※10月28日11:00開始予定)。イベントの模様は動画でも配信されるので,気になる人はチェックしよう。
まずは,2019年1月からはじまるテレビアニメで本格展開の幕を切るコトブキ。ゲームのリリースはそのあとの話になりそうだが,BNEの力の入れようがこれでもかというほど分かるプロジェクトであるだけに,期待したい。
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荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!
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(C)荒野のコトブキ飛行隊製作委員会 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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