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新たなキャスト,物語でおくる舞台「ヒプマイ」Rule the Stage -New Encounter-ゲネプロ公演レポート。全6ディビションが集結!
そんな本プロジェクトの舞台「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage」(以下,ヒプステ)の新作公演「-New Encounter-」東京公演が, 2024年3月1日から3月17日にわたり上演された。4月4日には大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールでの開幕を控えている。
本公演は,イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”,ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”,シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”,シンジュク・ディビジョン“麻天狼”,オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”,ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”の全6ディビジョンが総出演し,彼らが挑むことになる領土(テリトリー)バトル「ディビジョン・ラップバトル」開催前の物語が描かれる。
スクリーンや光を使用した演出,ダンスも交えた熱いラップバトルはもちろん,新キャストを迎える新たな物語も見どころだ。本稿では,3月1日に行われた公開ゲネプロ公演の模様をお届けしよう。
<公演日&会場>
【東京】 2024年3月1日(金)〜3月17日(日)
品川プリンスホテル ステラボール
【大阪】2024年4月4日(木)〜4月7日(日)
COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール
<出演者>※敬称略
イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”
山田 一郎:石川 凌雅
山田 二郎:松岡 拳紀介
山田 三郎:高野 渉聖
ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”
碧棺 左馬刻:植原 卓也
入間 銃兎:YUKI
毒島 メイソン 理鶯:益永 拓弥
シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”
飴村 乱数:三井 淳平
夢野 幻太郎:今井 俊斗
有栖川 帝統:木津谷 泰勇
シンジュク・ディビジョン“麻天狼”
神宮寺 寂雷:小波津 亜廉
伊弉冉 一二三:安藤 夢叶
観音坂 独歩:中下 雄貴
オオサカ・ディビジョン“どついたれ本舗”
白膠木 簓:北出 流星
躑躅森 盧笙:飯田 寅義
天谷奴 零:喜史川 大私
ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”
波羅夷 空却:中西 智也
四十物 十四:酒寄 楓太
天国 獄:中塚 皓平
ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”
RYO
SHINSUKE
HILOMU
Dolton
KENTA
GeN
KIMUTAKU
SOUTA
サポートメンバー
神谷亮太
<原作>EVIL LINE RECORDS
<演出>植木 豪
<脚本>亀田 真二郎
<音楽監督>KEN THE 390
<テーマソング>井手コウジ
<主催>
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』 Rule the Stage製作委員会
幕が上がると,東方天 乙統女からの指令を受けて,にやりと不敵に笑う天谷奴 零の意味深なシーンから始まり,全ディビジョンが続々と登場していく。「ヒプステ」の過去作でも見られた,中央に映し出された原作キャラクターのイラスト(今回は3Dモデルで生き生きと動いている!)から,キャストが飛び出てくる演出は健在だ。それぞれのキャラクターらしい仕草は,「目の前に彼らが本当に存在している!」と,あらためて感動させられる。
バイブスぶち上がりのオープニングのあとは,イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”が登場。長男の山田 一郎に,“ディビジョン・ラップバトル”出場のためにチームを組んでほしいと声をかける二郎と三郎のシーンが始まる。
ディビジョン・ラップバトルは,ただのラップバトルではなく危険を伴うため,大切な弟たちを想い,組む気はないと一蹴する一郎。それでもめげない二郎と三郎に,依頼をうまくこなせたら考えると一郎は伝える。そこで2人ははりきって依頼をこなそうと奮闘することに……。
このように今回の舞台は,各ディビジョンがどのようにチームを組んで,ディビジョン・ラップバトルに参戦するのかを描いた物語が展開されていく。
物語の随所では,本作では外せないラップでの歌唱シーンが盛りだくさんで,山田三兄弟の場面では,おなじみ(?)二郎と三郎のちょっとした喧嘩からラップシーンへ突入する。中央に設置されたソファーにまで映し出される,ポップな雰囲気のプロジェクションマッピングの映像,2人の喧嘩しながらも息ピッタリなラップに楽しい気持ちが沸き上がる!
6ディビジョンのドラマが進んで物語後半に差し掛かると,チームを組む前の彼らが,さまざまな想いを乗せてラップバトルでぶつかり合うシーンも描かれる。彼らの今につながる,絆を深めていく過程は,見逃せないシーンばかりだ。
本編のあとは,「ヒプステ」のお楽しみタイム,ライブパートに突入! 本編の随所でも活躍してきた“D.D.B”のハイクオリティーで贅沢なパフォーマンスからステージの幕が開いて,各ディビジョンが本作で初披露となる楽曲を順番にお披露目していく。
ゲネプロながらも,会場も「ヒプマイ」「ヒプステ」でおなじみの各ディビジョンのハンドサインで大きな盛り上がりを見せていた。また,客降りもあり,身近にキャラクターたちを感じられるうれしい演出も♪
ライブの最後は,主題歌「The Tribe of BATTLE EMCEEZ」を全員で歌い上げて,新たな風を感じた新生「ヒプステ」は閉幕となった。
新たなキャストと物語でついに走り出した舞台「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter」。全ディビションの“ディビジョン・ラップバトル”開催前の物語が描かれるので,作品の世界観とキャラクターの紹介的な内容になっている本作は,「ヒプステ」初心者にも楽しめる舞台だなと観劇しながら実感した。
物語的には,作品のキモとなる“ディビジョン・ラップバトル”はこれから始まるところで終わっているので,今後きっと続いていくであろう展開に期待が止まらない! 4月の大阪公演で観劇チャンスがまだ残されているのはもちろん,2024年8月7日にBlu-ray&DVDの発売も決定しているので,少しでも気になった人はぜひともチェックしてもらいたい。
(C)『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 製作委員会
「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter-」公式サイト
- 関連タイトル:
ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-
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