RS34は2019年7月28日,東京・音楽喫茶 茶箱において
「ARXIAL RENDEZVOUS 3」を開催した。本稿では,その模様をお届けしよう。
「ARXIAL RENDEZVOUS」は,
「ラジルギ」や
「カラス」といった同社タイトルをフィーチャーしたDJイベント。今回は一連のタイトルでサウンドを手掛けている
k.h.d.n.(林 康氏&永田大祐氏)のほか,
takeken氏,
ANABEBE氏,
難波拓哉氏が出演した。
一番手はtakeken氏。キックは効いているが落ち着いたテイストのナンバーで,“大人のDJ”といった雰囲気のプレイを見せてくれた
![画像集 No.004のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/004.jpg) |
続いてのANABEBE氏は,低音バリバリのハードなセレクトで攻める。シューティングゲームにちなんだ楽曲をプレイする場面も
![画像集 No.007のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/007.jpg) |
難波氏は音楽ゲーム畑ならではのハイテンポ楽曲ラッシュで,熱狂のフロアをカオティックにかき混ぜる
![画像集 No.023のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/023.jpg) |
VJを担当したのは,前回ではDJとして出演したLOOPCUBEのH/de.氏。永田氏から大量に提供されたという画像素材をふんだんに用い,視覚的にも来場者を楽しませる
![画像集 No.022のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/022.jpg) |
![画像集 No.037のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/037.jpg) |
会場オーナーのエージ氏から,カロリー補給+塩分&水分摂取のため提供された無料の素麺,すなわちフリーソーメン
![画像集 No.024のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/024.jpg) |
![画像集 No.025のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/025.jpg) DJブースの脇には「ラジルギスワッグ」に登場する安宅アトラのパネルが |
![画像集 No.026のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/026.jpg) 壁に張られたタイムテーブルには夏祭りルックの相田タダヨ |
トリを務めるk.h.d.n.の前に,トークセッションが行われた。過去の「ARXIAL RENDEZVOUS」第1回・
第2回でもイベント内で新作が発表されてきたのと同様に,今回は「
イルベロS(仮題)」が発表された。
トークセッションのMCを務めるのは,編集・ライターそのほか諸々(時給2000円)なナナイ氏(写真左端)
![画像集 No.011のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/011.jpg) |
「ラジルギS」として発表された「
ラジルギスワッグ」は新規開発だったが,「イルベロS」は2008年にリリースされたアーケードゲーム
「イルマティックエンベロープ」のアレンジ移植であるとのこと。オリジナル版を遊べるのはもちろんだが,攻防に用いる自機ユニット“ドール”や,真ボス到達に必要な“運命の鍵”のシステムをリニューアルしたモードがメインになるという。
RS34の代表取締役社長である増渕佳人氏が新作を紹介
![画像集 No.012のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/012.jpg) |
![画像集 No.013のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/013.jpg) |
「イルマティックエンベロープ」がセレクトされたのは,同作で移植ノウハウを確立させると,それ以前にNAOMIでリリースされた一連のシューティングゲームシリーズも移植しやすくなるためなそうだ。別の言い方をすれば,
「ラジルギ」や
「カラス」の移植も視野に入っているということだろう。
Dispatch Gamesから発売予定の海外版についても言及された。こちらはパッケージ版が制作され,アートブックやアナログレコードを同梱した限定版もリリースされる
![画像集 No.014のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/014.jpg) |
![画像集 No.015のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/015.jpg) |
トークセッション終盤に行われたQ&Aコーナーの後,「これは聞かれても答えようがないですが」という前置きから,意味深なワードと写真のラッシュが上映された。「軌道エレベータ」など旧作にも登場した単語が見て取れたが,最後に表示されたのは
「乱反射のサンギス(仮題)」という未知のタイトルロゴと,2020年発売予定という告知だ。以前掲載した
インタビューで“新作のルート”があると聞いていたが,本作がそれにあたるらしい。
なお,「イルベロS(仮題)」「乱反射のサンギス(仮題)」ともにプラットフォームは発表されていない。先の「ラジルギスワッグ」から察せなくもないが,正式発表に期待しよう。
クライマックスを飾るもちろんk.h.d.n.(前半:林氏,後半:永田氏)。セットリストは大半が新規リミックスという豪華仕様だ。開場から3時間以上が経過していたが,来場者は疲労感も吹き飛ぶと言った様子で,さらに盛り上がっていた
![画像集 No.018のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/018.jpg) |
![画像集 No.020のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/020.jpg) 終わり際にはk.h.d.n.によるサイン会も実施された |
![画像集 No.019のサムネイル画像 / 「イルベロS」「乱反射のサンギス」が発表。RS34のDJイベント「ARXIAL RENDEZVOUS 3」をレポート](/games/428/G042832/20190730125/TN/019.jpg) アトラのパネルを撮影している来場者に協力(?)する林氏 |