コーエーテクモゲームスの対戦格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 6」(PC / PS4 / Xbox One)では,2019年6月18日に「不知火 舞」と「クーラ・ダイアモンド」の配信がスタートする。今回の追加キャラクターは,SNKの格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS XIV」とのコラボレーションにより実現したものとなる。
今回,配信に先駆けて2人を触る機会を得たので,そのプレイインプレッションを本稿ではお伝えしていく。
コーエーテクモゲームスの「DEAD OR ALIVE 6」(以下,DOA6)は,個性豊かなファイターたちが激闘を繰り広げる3D対戦格闘ゲームだ。
本作の格闘ゲームとしての大きな特徴は,「打撃」「投げ」「ホールド」の3すくみの読み合い。「打撃」と「投げ」という,ほかの格闘ゲームでも見られるシステムに加え,敵の打撃を受け止め,守勢から攻勢に転じる「ホールド」があることで,攻守においてスピーディかつ,多彩な心理戦が繰り広げられる。
そんなDOA6が今回コラボレーションするのは,SNKの「THE KING OF FIGHTERS XIV」(以下,KOF XIV)。SNKファンにとってはお馴染みのヒロインである2人,セクシーな「不知火 舞」と,キュートな「クーラ・ダイアモンド」が参戦することとなった。
舞は前作にあたる「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」にも参戦しており,技の構成はほぼ同一のものとなっているが,細かい性能はしっかりと調整されている。一部を紹介すると,「Kがクロースヒット対応の花吹雪に変更」,「PPKは最終段が中段攻撃のミドルキックに変化」,「上段Pホールドは『白鷺の舞』からパンチに変更され,より遠くに吹き飛ばすようになった」といった感じだ。
Kが花吹雪に変更されたことにより,大ダメージを与えられるようになった
PPKは最終段が中段攻撃に変化。より扱いやすくなった印象だ
また,「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」からシステムの変更に伴い,パワーランチャーとしての「飛翔龍炎陣」は削除(技自体はPKなど連携の中に登場)された。また,「超必殺忍蜂」は,単発のパワーブローからブレイクブローとなり,やられ顔がアップで見られるようになった。また,P+Kの「風車」はカウンターヒットから,Pの前方ジャンプ,空中K,空中P+Kと連係することで,KOF XIVのCLIMAX超必殺技「不知火流奥義・九ノ一」へと派生できる。カウンターヒットをしっかりと確認し,チャンスを見逃さず決めていきたいところだ。