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[TGS 2018]悪と戦うのはヒーローではなくヴィラン。「レゴ DC スーパーヴィランズ」は,悪vs.悪を描く意欲作
レゴをテーマにしたゲームシリーズの最新作となる本作は,ジョーカーやハーレイ・クインを始めとするDCコミックスのヴィラン達が一堂に会するゲームだ。登場するキャラクターはなんと200体以上。そのうち操作できるヴィランは160体以上になる。ジョーカーなどの有名どころから,「カイトマン」といったマイナーなヴィランまでおり,玉石混淆といった感じだ。誰が石とは言わないが。
Evans氏によると,TT Gamesが入れたいと思ったヴィランはすべて実装できたとのことで,そのすべてにユニークなアビリティが割り当てられている。ちなみに,キャラクターを実装する作業はつい最近まで行われていたそうだ。
ゲーム開始時点でキャラクターメイキングができるのも本作の特徴である。顔や体のパーツを選んで一から作ってもいいし,プリセットから選んでもいい。せっかちな人のために,パーツをランダムに組み合わせてキャラクターを作る機能も用意されている。
ストーリーを進めて新しいヴィランがアンロックされると,そのヴィランのパーツが使えるようになる。キャラクターのカスタマイズはいつでも可能とのことだ。
メインとなるマップは,ゴッサム・シティやメトロポリスといった地域を合体させたようなオープンワールドになっており,メインストーリーを進めるか,サイドミッションに挑戦するか,ひたすらフリーロームで探索をするかはプレイヤーが自由に決められる。サイドミッションには,謎解きパズルやレースなどが用意されているという。ちなみに,ストーリークリアまでにかかる時間はおよそ25時間だそうだ。
ストーリーは,ジャスティス・リーグのメンバーが姿を消し,その代わりに新しい組織がヒーロー活動を始めるというところからスタートする。組織の名前は,クライムシンジケート。名前はアレだが,正義のために活動する姿を見て,市民達は彼らをすっかりと受け入れてしまう。しかし,こいつらの正体が悪であることを知っている奴らがいた。それがDCコミックスのヴィラン達である。
ヴィラン達の予想どおり,クライムシンジケートは恐ろしい計画を実行しようとしていた。ジャスティス・リーグが不在の今,奴らの計画を阻止できるのはヴィラン達だけ。そう,本作では悪役のヴィランがヒーローとして描かれるのである。
ヴィランをメインにした理由について,Evans氏はレゴとの相性の良さにあると語ってくれた。レゴゲームは,レゴブロックで作られた建物などのオブジェクトを破壊していく爽快感が魅力の1つになっている。そこでヒーローをメインにしてしまうと,破壊表現にいろいろと制限が付く。正義の味方が建物を壊すわけにはいかないからだ。ヴィランならその心配もないので,レゴの破壊表現を思い切り楽しめる。
悪vs.悪という男心をくすぐる展開が繰り広げられる本作は,東京ゲームショウ2018のセガゲームスブースにプレイアブル出展されている。試遊に参加すると“レゴ DC スーパーヴィランズ ジョーカーお面”がプレゼントされるので,興味のある人はぜひ,いろいろなヴィランを使ってレゴワールドの建造物をぶち壊してみてほしい。
「レゴ DC スーパーヴィランズ」公式サイト
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LEGO DC SUPER-VILLAINS software (C)2018 TT Games Ltd. Produced by TT Games under license from the LEGO Group. LEGO, the LEGO logo, the Brick and the Knob configurations and the Minifigure are trademarks of the LEGO Group. (C)2018 The LEGO Group.All other trademarks and copyrights are the property of their respective owners. All rights reserved.
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