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「アルテイルNEO」CBTプレイレポート。倒されても復活を繰り返す不屈の「不死」デッキも紹介
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印刷2018/09/15 12:00

プレイレポート

「アルテイルNEO」CBTプレイレポート。倒されても復活を繰り返す不屈の「不死」デッキも紹介

 コアエッジの新作スマートフォン向けオンラインカードゲーム「アルテイルNEO」iOS / Android)。本稿では,8月28日〜9月6日に行われたクローズドβテストのプレイレポートと,正式版配信時にぜひ使ってほしい「不死」デッキを紹介する。
 なお,「アルテイル」というカードゲームの歴史,そして内容について知りたい人は,下記の記事も合わせてご一読を。

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 今夏に配信が予定されているコアエッジの新作アプリ「アルテイルNEO」は,ドローなしで同時進行するゲームシステムや,“みんなで創る”というコンセプトが特徴のスマートフォン向けオンラインカードゲームだ。本稿では,本作の魅力に加え,いかにして“みんなで創る”のかを紹介しよう。

[2018/07/28 12:00]


3×3のフィールドで戦う本格派カードバトル!


 さて,実際のプレイレポートに移る前に,簡単にゲームのルール,システムについて触れておきたい。従来のオンラインカードゲームでは,お互いが順番に手番を消化するターン制のシステムが一般的だが,本作ではターン制とは異なる「RTAS(リアルタイムアクティブシステム)」と呼ばれるシステムが採用されている。
 これは,両プレイヤーが行動を決めたあと,速さが高いカードから順に行動をしていく,という同時進行型のシステムで,本作の前身であるアルテイルから引き継がれた仕様だ。筆者を含め,ターン制のオンラインカードゲームに慣れたプレイヤーにとっては新鮮なシステムとなっている。

チュートリアルでは基本操作を学べる。3×3のフィールドで戦うというシステムのほか,「山札からカードをドローする」という概念がない(=手札がない)のも,多くのオンラインカードゲームと異なる点だ
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 本作では,あらかじめ構築したカード群である“デッキ”の中から好きなカードを選んで出すことになる。もちろん,使ったカードは墓地にいくなどして使えなくなるのだが,使えるカードのブレが少ない分,常に安定した選択肢が用意されているため,ほかのオンラインカードゲームと比べて運に左右されづらく,実力が反映されやすい仕様となっているのだ。

カードを使用して召喚されたユニットは,コマンドを選んで攻撃やスキル,移動,待機といったアクションが行える。なお,攻撃を行った際に反撃を受けないのも,従来のオンラインカードゲームとは異なる点だ
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 デッキからユニットを召喚して攻撃する際には,射程が重要だ。基本的には,自ユニットの射程範囲内にいるランダムな敵ユニットを攻撃するため,射程が広いユニットの場合,後列のマス目のユニットにも攻撃できるようになっている。例えば,射程2のユニットの場合は,1列目の敵ユニットだけでなく,2列目のユニットまでが攻撃対象になるというわけだ。
 なお,射程が長いのはメリットだけでなく,攻撃対象がバラけてしまうというデメリットもあるため,お互いにどのユニットをどのマス目に置くかという駆け引きが楽しめる要素でもある。

カードを使用する際に消費する「SP」は毎ターン全回復するわけではなく,ターンごとに2ずつ溜まっていく
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 本作の特徴として,逆境を覆す可能性のある「シールド」という要素も用意されている。これはデッキ構築の際に,25枚のカードとは別に5枚設定でき,ライフが削られるごとに発動する必殺技(シールドスキル)のようなものだ。
 また,シールドにはそれぞれライフが設定されており,これの合計値がプレイヤーのライフとなる点も忘れてはいけない。例えば,ライフ1のシールドは強力な効果を持っているが,ライフ1のシールド5枚でデッキを構築すると,初期ライフの1とあわせてプレイヤーのライフが6という低い数値となってしまうのだ。
 このシールドとライフのバランス調整は,カードゲームのデッキ構築が好きなプレイヤーにとっては,腕の見せどころとなるだろう。


βテストではランクバトルが開放! すべてのカードも使用可能に


 さて,以上をチュートリアルで学んだうえでゲームを開始してみたのだが,今回のβテストではランキングを競うランクバトルが開放されていた。とはいえ,アルテイル未経験の筆者はチュートリアル直後にランクバトルへ飛び込むのは恐ろしかったので,まずは同じく開放されているストーリーモードで様子を見ることにした。

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 ストーリーモードではアルテイルNEOの物語を読みつつ,あらかじめ決められたデッキでバトルすることになる。従来のオンラインカードゲームとは遊び方の異なる部分が多いので,本作を未経験の場合,まずはストーリーから遊んでみるのがオススメだ。

 今回のCBTでは,すべてのカードが開放されていたが,今回からアルテイルの世界に踏み込んだ筆者としては,カードの効果を覚えるだけでもひと苦労。しかし,こうしてカードを見ながらあれこれ考えて試すのは,始まったばかりのカードゲームならではの楽しみでもある。そうしてあれこれ試しつつも,ひとまず対人戦でも戦えるデッキができた。

通常カード25枚+シールドカード5枚の組み合わせを考えなければならないので,なかなかのボリュームだ
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倒されてもユニットが次々と蘇る,不屈の「不死」デッキ!


カード名 枚数 種類
光の精霊 3 通常カード
女神の施し 1 通常カード
白骨戦士 3 通常カード
幼き少女の霊 3 通常カード
混沌の美女『アンナローゼ』 3 通常カード
魂の冠『ジュリエンテ』 3 通常カード
死体の王『ズガテロザ』 1 通常カード
墓地に群がる空腹者 2 通常カード
闇の精霊 1 通常カード
無慈悲な死 1 通常カード
白骨狂の死霊使い 1 通常カード
次元の裂け目 1 通常カード
魂の帰還 1 通常カード
魂の契約 1 通常カード
不死鳥の降臨 1 シールド
冥府の小匣 1 シールド
強制徴募 1 シールド
魂断ちの呪い鎌 1 シールド
同盟条約 1 シールド

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 今回構築してみたのは,カードタイプ“不死・霊体”のユニットが中心の「不死」デッキ。クローズスキルの「リフレッシュ」により,倒されても即座に復活するユニットが多いのが特徴だ。

 「白骨戦士」「幼き少女の霊」「魂の冠『ジュリエンテ』」の3ユニットがそのリフレッシュ持ちで,SPをブーストできる「光の精霊」を出したのち,これらのユニットを展開していくのが基本的な流れとなる。

 普通はSPを消費して復活という手順を踏まなければいけないのだが,これらのユニットは復活の手順を踏まずとも,デッキの該当カードがすべて墓地に行くまでは場に残り続けるので,場持ちの良さで盤面を押していけるのだ。

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 これらのユニットの強さをブーストできるのが,「混沌の美女『アンナローゼ』」。自分を除いた「神族:ローティア」の自軍ユニットの攻撃力と速さを強化できるため,デッキの大半のユニットを強化できるのだ。攻勢を強めるのに欠かせないカードとなる。

 また,勝負を決めるフィニッシャーとして有用なのが,「死体の王『ズガテロザ』」。SPを2消費することで即座に復活できる「リビングデッド」というスキルを持っており,SPさえあれば戦場に残り続ける。SPに余裕さえあればまず倒されないユニットなので,ここぞという場面で置いていくと良いだろう。

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 シールドは,未アクションのレベル3以下のユニットを除去できる「不死鳥の降臨」などを採用してみた。序盤に倒された「光の精霊」を墓地に送ることでライフが減って発動するので,序盤の盤面の取り合いを制するのに用いていくと良いだろう。

 また,「強制徴募」はこのデッキならではのシールドで,墓地からデッキにカードが戻ることで,「白骨戦士」などのリフレッシュ持ちユニットが再び復活するようになる。中盤にこれを発動することで,さらに盤面を強化していけるのだ。

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 といった感じで,このデッキは場持ちの良いユニットで相手を叩いていき,そのまま押し切るという分かりやすい戦い方ができるので,初めての人でも扱いやすいはず。正式版がリリースされたときのデッキ候補として参考にしてもらえれば幸いだ。


事前登録は引き続き受付中。本格派カードゲーム好きにオススメの注目作


 CBTをプレイしてみた総括としては,ライトなオンラインカードゲームを楽しみたい層にはやや重めだが,より複雑で戦略的なオンラインカードゲームを楽しみたいという人には一見の価値ありだと感じた。また,複雑になっている分,対戦のテンポも悪くなっているのではないか,という懸念もあったが,ターンがないことによりお互いが同時に思考できるため,むしろ対戦中における待ち時間は少ないのも好印象だった。
 そんな本作では,現在も事前登録の受付が行われているので,興味がある人は下記のリンクからぜひ登録をしてみてほしい。

「アルテイルNEO」事前登録ページ


 また,公式サイトでは“みんなで創る”をコンセプトに,プレイヤーからの意見を随時募集している。参加型企画についてもさまざまなものを用意していくとのことなので,興味がある人は正式版リリースまでに公式サイトもしっかりとチェックおこう。

『みんなで創るアルテイル』プロジェクト


「アルテイルNEO」公式サイト

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