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【PR】Samsungの高速外付けSSD「Portable SSD T5」でPS4のゲーム読み込みを高速化してみよう!
ただ,内蔵HDDの交換は,ゲーム機本体やストレージに関するある程度の知識や経験が必要であり,PS4シリーズのOSである「システムソフトウェア」を再インストールする手間もかかるので,そういう作業に慣れていない人にはお勧めしにくい。
しかし,ハードウェアに関する知識や経験がない人でも,簡単にPS4シリーズのストレージを大容量化&高速化する方法が,実はある。それは,USB接続型の外付けSSDを利用する方法だ。
外付けSSDは,コンパクトなサイズで気軽に持ち歩けるストレージデバイスで,昔からあるUSB接続型外付けHDDに比べて格段に性能が高いことと,衝撃に強いので持ち運びに向くといった利点を有する。
さまざまなメーカーから製品が発売されている外付けSSDだが,その中でも性能や使い勝手の良さで人気の高い製品が,Samsung Electronics(以下,
4Gamerで以前に評価したときには,
容量250GB,500GB,1TB,2TBの4モデルがあり,250GBモデルと500GBモデルはボディカラーがブルー,1TBモデルと2TBモデルはディープブラックとなっている(表)。PS4シリーズに接続してゲームをインストールするストレージとして使うなら500GB以上,できれば1TBモデル以上がお勧めだ。
本稿では,容量1TBモデルのT5(型番:MU-PA1T0B/IT)と筆者所有のPS4 Proを使い,実際に外付けSSDをPS4シリーズのストレージとして使う方法の説明と,実際にゲームで使った場合の性能を紹介していきたい。
外付けSSDをPS4 Proの拡張ストレージとして使うための手順
余談気味であるが,発売当初のPS4シリーズでは,USB経由で接続したHDDやSSDにゲームをインストールする機能はなく,画像や音楽などのデータを保存することしかできなかった。しかし,2017年3月9日に公開された「システムソフトウェア バージョン4.50」で,外付けHDDやSSDの「拡張ストレージ化」機能が追加されたことにより,外付けHDDや外付けSSDにゲームなどのPS4用アプリケーションをインストールできるようになったのだ。
今回,テストに使ったPS4 Proのシステムソフトウェアは,最新の「バージョン 5.55」であるため,T5をPS4 Proのストレージとして利用するのに問題はない。
ただし,外付けHDD/SSDを拡張ストレージとして使うためには,以下に示す3つの条件をクリアする必要があるという。もちろん,T5ならすべてをクリアしているので,何の心配もいらないわけだ。
- USB 3.0以上に対応
- 記憶容量は250GB以上,8TB以下
- PS4シリーズのUSBポートに直接接続している(※USBハブ経由の接続ではない)
PS4 Proは,USB 3.1 Gen.1対応のUSB Type-Aポートを前面に2つ,背面に1つ備えている。どちらも性能や機能面で違いはないが,ゲームのインストールに使う外付けSSDは,背面側のUSBポートに接続するほうがいいだろう。前面側のUSBポートは,純正ゲームパッド「DUALSHOCK 4」の充電に使ったり,
PS4 Proの電源を入れた状態でT5を接続すると,自動的にハードウェアの認識が行われる。だが,それだけでは,T5にゲームをインストールすることはできない。専用形式でフォーマットして,拡張ストレージとして認識させる必要があるのだ。
その手順を写真で示していこう。基本的に画面の指示に従っていくだけなので,とくに戸惑うようなことはないはずだ。
フォーマットが完了すると,T5は「拡張ストレージ」として,ゲームのインストール先に指定できるようになる。あとは内蔵HDD(本体ストレージ)と同じように,T5側にBD-ROMからゲームをインストールしたり,PlayStation Storeからダウンロードしたりすることが可能だ。T5にインストールしたゲームの削除も,内蔵HDDとまったく同じように行える。
なお,拡張ストレージとしてフォーマットしたT5は,Windowsからは中身が見られなくなるので(※Windowsで使うには再フォーマットが必要),事実上PS4シリーズ専用となることには注意してほしい。
内蔵HDDにインストールしたゲームは,いったん削除してから再インストールを行うことで,拡張ストレージ側にインストールし直すことが可能だ。セーブデータは内蔵HDD側で管理されているので,ユーザーがわざわざ削除しない限り,消えてしまったりはしない。
外付けSSD「T5」の効果は抜群! データロード時間が半分近くに短縮されるゲームも
ここでは,Blu-rayディスク版「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」と「レインボーシックス シージ」,そしてダウンロード版「アサシン クリード オリジンズ」の3本を使って,その効果を検証してみた。
「アンチャーテッド 海賊王」と最後の秘宝での計測結果をまとめたものがグラフ1だ。
内蔵HDDと比較して,起動時間は43.9秒から34.9秒に,ロード時間は71.5秒から39.5秒まで短くなった。比率で言えば,起動時間は約79%に,ロード時間は約55%にまで高速化できたことになる。とくにロード時間の短縮効果ははっきりと体感できるほど大きい。内蔵HDDでは,ロードが長くて少々イライラさせられるが,T5ならストレスなくゲームをプレイできるだろう。
グラフ2は,「レインボーシックス シージ」での計測結果をまとめたものだ。起動時間は56秒が50秒となり,比率にして約89%にまで短縮できている。ロード時間のほうは,シチュエーションモードで「近接戦の基本」を選んで,ムービーをスキップできるようになるまでの時間を計測したものだが,41.4秒が27.5秒へと,約66%まで高速化できた。T5はロード時間の短縮に効くようである。
最後となる「アサシン クリード オリジンズ」の結果をまとめたグラフ3を見ると,起動時間は42.1秒から39.9秒に,ロード時間は43.1秒から24.4秒まで高速化をはたした。起動時間は5%ほどしか速くなっていないが,ロード時間は約57%と,ほぼ半分まで短くなっている。こちらもロード時間の短縮効果がとくに大きいという結果となった。
いったんゲームが始まってしまえば,内蔵HDDでもプレイが不快なわけではない。だが,プレイ中にシーンやマップの変わり目などで,ストレージからデータを読み込むようなときには,高速な外付けSSDであるT5を使うことで,待たされる時間を明確に短縮できるので,ゲームに没入しているときに,読み込み待ちで興を削がれるようなことが減らせるだろう。
T5をPS4シリーズの拡張ストレージとして使うことで,ゲームのプレイは内蔵HDDよりも快適になると断言できる。
T5でPS4 Proのゲーム体験を一段階パワーアップしてみよう
PS4シリーズでゲームをプレイするときに,起動やデータロードで待たされるのが気になる人には,ぜひT5を導入することをお勧めしたい。ゲーム体験の快適さが一段階,あるいはそれ以上にパワーアップすることは請け合いだ。
ITGマーケティングのT5製品情報ページ
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