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「真・三國無双」「戦国無双」「無双OROCHI」のキャストがステージで夢の競演! 「無双フェスティバル 2019」をレポート
「無双フェスティバル 2019」(昼の部)
■出演(敬称略)
神奈延年(曹丕役)
置鮎龍太郎(司馬師/長宗我部元親/遠呂智/真・遠呂智役)
岸尾だいすけ(司馬昭/太公望役)
竹本英史(石田三成役)
山田真一(島 左近役)
金月真美(妲己役)
松山鷹志(ゼウス役)
下野 紘(ペルセウス/ロキ役)
オープニングでは,ゲームの美しいムービーとともに出演キャストが紹介された。「真・三國無双」「戦国無双」「無双OROCHI」と,それぞれのタイトルでキャスト登場時のBGMも変化し,3タイトル合同のお祭りイベントに対するワクワク感が高まっていく。ステージに登場したキャストがキャラクターの名セリフを披露するたび,客席から大きな拍手が送られた。
最初のコーナーは,オリジナル朗読劇「真・三國無双」ドラマ「理想の天下」だ。宴会の席で,司馬師(置鮎さん)と司馬昭(岸尾さん),曹丕(神奈さん)は理想の天下を語り合う。「覇道による整然とした天下」だとする曹丕,「凡愚のいない天下」と主張する司馬師を見ていた司馬昭は,客席に向かって,「本音を聞いてみたくないか」と呼びかける。何とこのドラマには,「曹丕の本音」「兄上の本音」という2つの展開が用意されており,観客の拍手を集めたほうが実際に演じられるというのだ。
どちらも気になる内容のため,ファンも大いに悩んで接戦となったが,選ばれたのは曹丕の本音で,彼の意外な葡萄&葡萄酒愛が描かれた。いつもは冷静沈着な曹丕が,まるで健康番組のように葡萄の長所を語る様子には,客席も笑いをこらえきれない様子だった。
バラエティコーナー「チャレンジモード どっちが真の無双 『暴風』プレイ対決!!」では,下野さんと岸尾さんが「無双OROCHI3」のDLC「暴風」を実際にプレイして撃破数を競った。下野さんには山田さん,松山さん,金月さんが,岸尾さんには神奈さん,置鮎さん,竹本さんが応援について,プレイがスタート。
下野さんと岸尾さんは「無双」シリーズをよく遊んでいるそうで,順調に撃破数を増やしていく。岸尾さんが操作キャラを石田三成にしたときは,竹本さんが生アテレコをするなど,このイベントならではの豪華演出で盛り上がった対決の結果は,2698Hit対3592Hitで岸尾さんの勝利。惜しくも敗れた下野さんと応援の3名は,道具を使わずに風船を割るという罰ゲームに挑戦し,客席を沸かせた。
続くオリジナル朗読劇の2本目は,「戦国無双」ドラマ「色男の条件」。ここでは石田三成(竹本さん),島 左近(山田さん),長宗我部元親(置鮎さん)が登場した。
女性にモテるにはどうしたらいいか調査しろ,という豊臣秀吉からの手紙を受け取った三成は,左近と元親に相談する。
左近から「女心を読んで先行する」,元親から「すべてをさらけ出す」という意見を聞いたものの,三成にはどうもしっくり来ず,会場にいるファンに意見を聞くことに……。
つまり今回も拍手の大きさで展開を決めることになったのだが,拍手の大きさはほぼ互角。三成から「面白いのは左近,盛り上がるのは元親」というシナリオのヒントが出てからの再投票でも決着は付かず,三成の独断で左近ルートへと進むことになった。
左近はステージの中央で女性へのアプローチを実演。山田さんの熱の入れように,竹本さんと置鮎さんは驚きの声を漏らしていた。
トークバトルコーナー「無双王者決定戦」では,竹本さんが司会を担当し,チーム座談会(イベントのパンフレットに掲載された座談会のメンバー。神奈さん,山田さん,金月さん),チーム人外(遠呂智役の置鮎さんと,ゼウス役の松山さん),チーム破天荒(岸尾さんと下野さん)の3チームが「無双」にまつわるクイズに挑戦した。
クイズは事前にTwitterで募集したファンの質問をもとにしており,スペシャルゲストとして「無双」シリーズの各プロデューサー&ディレクターも登壇し,問題と解答を解説してくれた。
最初の問題は「新しくプレイアブルキャラを設定する際,一番最初に決める設定は何?」。チーム座談会は「ほくろの位置」,チーム人外は「性別」,チーム破天荒は「CV」と,1問目から個性的な回答が並んだ。
気になる正解だが,真・三國無双では「性格,既存キャラとの関係性」で,三国志演義などの資料から性格を作っているが,伝承しかないような人物の場合は武将同士の関連性を重要視しているそうだ。
戦国無双で重視するのは「ストーリー中の役割」で,どのような物語を描くかを大事にしているという。一方,無双OROCHIは「信念,欲求,価値観」で行動原理を決めているとのことだ。
また,ビジュアルより先に声のイメージが固まることもあるそうで,ゼウスも松山さんが担当することが決まってからデザイン制作がおこなわれたそうだ。
2問目は,「神格化の最終候補に残ったのは,陸遜,王元姫,藤堂高虎,遠呂智のうち誰?」というもの。4択問題なのにチーム破天荒が「まろと蹴まろうぞ」と回答してまさかの5択化となったが,正解は陸遜。呉の武将が神格化していなかったため,最後まで迷ったそうだ。
最終問題は,「司馬師の好物が肉まんになった理由は?」。真・三國無双シリーズファンの多くが一度は思い浮かべたことのある疑問だろう。
その答えは,司馬師たちの母・張春華が良妻賢母で,肉まんを作るのが得意という設定があるからとのこと。また肉まんは肉と野菜を同時に摂取でき,さらに片手で食べられる完全食であることから,マジメな司馬師の好物になるだろうと考えたという。さらに,司馬師と肉まんという組み合わせがおもしろいというのも理由の1つだそうだ。
クイズの結果は,チーム人外の勝利。優勝賞品として「無双王者」の称号と,「開発陣に一言要望を言う権利」が与えられた。松山さんが「またよろしくお願いします」,置鮎さんが「無双OROCHIの次回作を」とお願いすると,会場からは拍手が送られ,開発陣からも「一緒に盛り上げていきましょう」と力強い言葉を聞くことができた。
イベントのラストを飾ったのは,全キャストが出演するオリジナル朗読劇「無双OROCHI」ドラマ「新たな腕輪?」だ。
ゼウス(松山さん)が流した新たな腕輪発見の噂に導かれ,曹丕,三成,左近,太公望(岸尾さん),ペルセウス/ロキ(下野さん)はある山村に出向き,建物を調べることになる。ここでも風呂場と台所,どちらに踏み込ませるかの投票になり,風呂場ルートに決定した。
風呂場では絶世の美女(?)妲己(金月さん)に出会うものの,曹丕と三成は彼女を完全な外れ扱いにするという,実に「らしい」対応。左近と太公望はご機嫌で鼻歌を歌いながら入浴する真・遠呂智(置鮎さん)に遭遇し,合流したペルセウスたちを含めて大変な目に合うことに……。キャスト陣の息の合ったアドリブを含め,イベントならではのコミカルな朗読劇をファンも楽しそうに見守っていた。
エンディングで岸尾さんは「キャストはまだまだいるので,(イベントとして)無限に広がっていく」,置鮎さんは「長く関わっている作品のフェスティバルに参加できて幸せでした」,神奈さんも「今日初めて一緒に立てるキャストもいて新鮮でした。一緒に過ごせて,感謝しています」とイベントの感想や今後への想いを語り,楽しい時間は終幕となった。
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