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「スペースインベーダー」誕生40周年記念イベント「PLAY!スペースインベーダー展」がスタート。ヒルズの夜景をバックにプレイするインベーダーなど,4つの体感型コンテンツを楽しもう
「スペースインベーダー」公式サイト
「PLAY!スペースインベーダー展」公式サイト
コンテンツの目玉となるのは「SPACE INVADERS GIGAMAX」(スペースインベーダーギガマックス)だ。これは縦7m×横15mという展望台の大きな窓に,このイベントのために開発された10人同時プレイが可能なオリジナルのスペースインベーダーをプロジェクションマッピングで映し出して楽しむというものだ。
会場では,ゲストとして登壇した「スペースインベーダー」の開発者である西角友宏氏と,「ゲームセンターあらし」の作者,すがやみつる氏がプレイし,腕前を競った。
そのほか,部屋全体に広がる映像空間に立ち,タイトーのサウンドチームZUNTATAの土屋昇平氏が手掛けた楽曲に合わせて攻めてくるインベーダーをやっつける「バハムートディスコ feat. SPACE INVADERS」,ボルダリングの壁面に表れるインベーダーを,壁に掴まった状態でタッチして攻撃する「NOBORINVADERS」(ノボリンベーダー),床に飛び交うボールをキックしてインベーダーを倒していく「ARKINVADERS」(アルキンベーダー)があり,いずれも多人数でワイワイと楽しめるものになっている。また,すべてのコンテンツのサウンドをZUNTATAが新規に制作しているので,そちらもぜひ聴いてほしい。
会場にはこうした体感型コンテンツのほか,「スペースインベーダー」の歴史を綴る展示や,関連グッズの販売,そしてコラボメニューを「スペースインベーダー」のテーブル型筐体の上で食べられる「SPACE INVADERS CAFE」なども設置されている。これらはすべて展望台の入場料金のみで楽しめる。入場料金は,一般1800円,高校・大学生1200円,4歳〜中学生600円,シニア(65歳以上)1500円(すべて税込)となっている。
このイベント以外にも,40周年を記念する企画は目白押し。「スペースインベーダー」をベースとしたタイトル「SPACE INVADERS EXTREME」と「GROOVE COASTER」が2018年,Steamで配信されることが発表された。
また,タカラトミーアーツ, CA4LA(カシラ),SALZ Tokyo(ザルツトーキョー)といったブランドとコラボレーションしたオリジナルグッズも販売される。なかでも田中貴金属ジュエリーとコラボしたグッズは,純金(24K)400gを使用した「黄金のインベーダー」で,価格は驚きの400万円。受注生産で,裏にはシリアルナンバーのほか,希望者には名前の刻印も可能だという。
発表会では,西角友宏氏とすがやみつる氏のトークも行われた。
自身が手掛けたゲームが40年も愛されていることに「非常にビックリしている」と述べた西角氏だが,リリース当時は,すでに別の作品のことで頭がいっぱいで,大ヒットしたという手応えはほとんど感じず,ゲームセンターで遊んだことは一度もなかったそうだ。
一方のすがや氏は,代表作の「ゲームセンターあらし」が「スペースインベーダー」と同じく40周年を迎えたと話した。1978年に読み切り作品として「コロコロコミック」に掲載された同作品は,最初はまったく注目されなかったが,「スペースインベーダー」のヒット後の1979年に再び読み切りが掲載されると大きな人気を集め,連載が決まったという。「スペースインベーダーは,家計を救ってくれたゲーム」と,笑顔で語った。
イベントは2018年1月31日まで開催される予定だ。「SPACE INVADERS GIGAMAX」を楽しみたい人は夕方,六本木ヒルズに足を運んでみよう。
「スペースインベーダー」公式サイト
「PLAY!スペースインベーダー展」公式サイト
- 関連タイトル:
SPACE INVADERS EXTREME
- 関連タイトル:
GROOVE COASTER
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