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[TGS 2017]PS4向けに発売される「A列車で行こうExp.」のトークイベントが開催。鉄道ファンの2人が期待を寄せたイベントをレポート
本作は,都市経営と鉄道経営を並行して行うシミュレーションゲーム「A列車で行こう」シリーズの最新作だ。9月19日に開催された「2017 PlayStation Press Conference in Japan」でお披露目され,約16年ぶりにPlayStationプラットフォーム向けに登場する。
今回のイベントは,タレントの鈴川絢子さんと,鉄道ライターの杉山淳一さんが,鉄道への熱い想いをたっぷり交えながら本作を紹介する内容である。
タレントの鈴川さんは,「“京成3700”が日常の一部」と語るほどの鉄道ファン。“妄想鉄”を自認しており,普段から架空の鉄道会社「鈴川レイルウェイ」で好きな列車を走らせたりして楽しんでいるそうだ。
一方の杉山さんは,鉄道関連の記事やA列車シリーズの攻略本などを執筆しているベテランのライターである。以前にマンションを購入したときは,部屋の窓から京急の路線が見えるのが決め手になったとのことで,こちらも相当なファンっぷりだ。
鈴川絢子さん |
杉山淳一さん |
2人が自己紹介を終えると,先の「2017 PlayStawtion Press Conference in Japan」で上映された,本作のオープニングムービーがあらためて紹介された。
鈴川さんは,今回初めてこの動画を見たそうで,「自分は普段は3DS版(A列車で行こう3D NEO)をプレイしているのですが,それよりも車両や建物も沢山見えるし,グラフィックスが凄い!」と驚きを隠せない様子。
これに対し杉山さんは,「今作は「A列車で行こう9」がベースに作られていると聞いていましたが,新たな車両もちらほら見えますね。アドオンで導入された車両や建物もあるようだし,PC版の経験者として,ちょっと悔しいですね(笑)」と笑いながら語っていた。
本作の詳細はいまのところ明かになっていないが,PC向けにリリースされた「A列車で行こう9」(2010年発売)がベースになっているというのは,有益な情報といえそうだ。
続いて,今作で新規収録される車両が続々と紹介されていった。鉄道ファンの2人にとっては,見覚えがあるどころか実際に乗車している車両ばかり。リアルで撮影した写真や思い出話などを交えつつ,本作への期待を語っていった。
また,従来のシリーズ作と比べて,景色や建物のバリエーションも増えており,より自由度の高い街作りができるようになっているようだ。ステージではその例として,東京ゲームショウの会場となっている幕張メッセ近辺をゲーム内で再現したスクリーンショットが紹介された。
現実世界にかなり近づいた町並みが再現されているが,本作では,これを自分の手で自由にアレンジできる。幕張メッセをどのようにアレンジしてみたいかを聞かれた2人は,「幕張メッセまで路線を延ばして楽に移動できるようにしたい」(鈴川さん),「せっかくなら幕張駅から路面電車を敷設するかな」(杉山さん)と,鉄道ファンならではの都市建設に想いを馳せていた。
最後に列車の魅力について聞かれた2人。「永遠の青春です。子供の頃から列車にあこがれていて,今も同じ気持ちで乗っています。だから,自分にとっては今でも青春なんです。」(杉山さん),「自分で広げるエンターテインメントです。鉄道は公共の交通機関ですが,そこから自分だったらこうする,といった風に想像を広げていくのが楽しいです。A列車シリーズは,まさにそういった遊び方ができるんです。」(鈴川さん)と語り,トークイベントは幕を閉じた。
なお,9月28日には公式サイトがオープンする。今作ではPlayStation VRへの対応も予定されているので,その辺りの続報にも期待したいところだ。
「A列車で行こうExp.」ティザーサイト
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A列車で行こうExp.
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