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「アイドルマスター ステラステージ」のプレイレポートをあなただけにお届け。春香と一緒にレジェンドアイドルを目指してみた
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印刷2017/11/22 10:00

プレイレポート

「アイドルマスター ステラステージ」のプレイレポートをあなただけにお届け。春香と一緒にレジェンドアイドルを目指してみた

 バンダイナムコエンターテインメントは2017年12月21日,PlayStation 4向けの新作タイトル「アイドルマスター ステラステージ」(以下,「ステラステージ」)をリリースする予定だ。言うまでもないと思うが言っちゃうと,本作は「アイドルマスター」シリーズの待望の最新作であり,プレイヤーは割とこぢんまりした感じの芸能プロダクション「765プロ」(“なむこぷろ”と読む)の新人プロデューサーとなって,今のところあまり売れていない13人のアイドルのタマゴ達をあの手この手でトップアイドルまで導くというか,導かずにはいられないというか,ぜひ導かせてほしいというか,そういうゲームだ。

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「アイドルマスター ステラステージ」公式サイト

「アイドルマスター」シリーズ公式サイト


 このたび,そんな「ステラステージ」の序盤部分を,一足お先にプレイする機会を得た。この仕事やってて良かったと思うのは,こういうときですかね,んっふっふ〜。というわけで,そのインプレッションをお届けする。イヤだと言っても届ける。

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シリーズ最新作,リリース迫る


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 9月19日に掲載した記事にもあるように,ゲームの最大の目標は,765プロの高木順二朗社長(56歳。いつの間にか筆者より年下になってしまった)と,高木社長の宿命のライバルであるらしい「961プロ」(“くろいぷろ”と読む)の黒井社長が,かつて共同で開催しようとした「ステラステージ」を成功させることだ。超巨大会場で行われるこの「ステラステージ」を成功させたアイドルは,「レジェンドアイドル」としてアイドルの歴史に名を残すことになるのだが,単に成功させるだけではダメで,大成功させなくてはいけない。そのためには,アイドルが確固とした信念を持っている必要があるのだと高木社長は教えてくれる。アイドル道,奥が深い。

知らない人がいるとは思えないが,まさかのために説明すると,彼女が天海春香(17歳)さんだ。選ばない理由が見つからない
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 そんな「ステラステージ」実現のためプレイヤーは粉骨砕身で努力するわけだが,まあそれは,かなーり先の話であり,まずはプロデューサーランク最低の「見習いプロデューサー」として,いろいろなことを覚えなくてはならない。
 ゲームを開始すると,まずは天海春香を選ぶことになる。先走った。まずは13人のアイドルから1人をリーダーとして選んで,プロデュース活動をスタートさせることになる。それぞれ個性的なアイドルばかりなので思わず目移りしてしまうはずだが,プロデューサーのレベルが向上することで,2人目以降のアイドルがプロデュースできるようになるみたいなので,いずれは全員のプロデュースが可能になるだろう。というわけで,筆者は天海春香を選んだ。理由はかわいいからだ。聞かないでください,照れくさいので。

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活動を選択する画面や,朝,事務所に出勤したときなど,いろいろな場面で事務所の様子が見られてとても楽しい。それにしても,雪歩……
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 冒頭,春香に「なりたい理想のアイドル」を尋ねる場面があり,勘のいい筆者は,この答えがきっと「ステラステージ」に関係してくるはずだとにらんだが,春香ってば,そういう難しいことはあまり考えていないみたいで,かわいいヤツだ。まだ17歳だもんね。

ライブの前には,衣装のコーディネートやユニット編成などを行う。御仕立マスヨのショップで衣装やアイテムの購入も可能だ
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 このあたりでユニット名(まだ1人だけど)を付けるのだが,765プロで事務などをやっております自称「マニーの鬼」,音無小鳥によれば,あとから修正が可能なので,気軽に付けちゃってくださいとのことで,筆者はデフォルトのまま。ちなみに,自分のプロデューサー名も最初に決めるのだが,筆者はとくに工夫なく「アイマスP」としてみたものの,ここで注意すべきだったのは,最後のPはゲーム側で自動的に付けてくれることであり,画面には「アイマスPP」と表示されるようになった。どうして同じ失敗を繰り返すかなあ,オレ。

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 いずれにせよ,必要なときには必ず小鳥さんが出現して,ゲームのいろいろなことを教えてくれるというのはもうお約束だろう。彼女が教えてくれたことはプレイ中,いつでも見返せるので,しょっちゅうルールを忘れるくせに,かたくなにマニュアルを読もうとしない性質を持つ筆者にとって非常に頼もしい存在だ。いつもお世話になっております小鳥さん,結婚してください。


ライブのことあれこれ


 プロデューサーのできること/やるべきことは多いが,最も重要なのは「ライブ」だろう。アイドルのランキングにはAからFまであるが,ランクアップはファンの数に依っており,ファンを増やす方法は,少なくとも序盤ではライブしかないようだ。

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 掲載したスクリーンショットからもお分かりのように,具体的なプレイは画面下のターゲットにアピールアイコンが重なった瞬間,タイミングよく適切なボタンを押下してポイントを溜め,それが「CLEAR LINE」に届けばライブ成功というもの。ただし,ボタン3種類だけならいいのだが,さらにボタン長押しや,[X]ボタンの「思い出アピール」が出てくるし,パッド部分を押す「エクストリームバースト」や,パッドをこする「スクラッチアイコン」などもあって大変に忙しい。「△,△,〇。あっ,これは□じゃないか。エクストリームバーストって,どれだっけ? ダメだ! キー!」という華麗なプレイぶりを披露する筆者は,加齢のせいで反射神経が鈍っちゃってもう大変。

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 もっとも,楽曲には「DEBUT」「REGULAR」「PRO」「???」という4段階の難度が用意されており,「REGULAR」までなら筆者のような還暦に近いプレイヤーでもなんとかなるという印象なので,安心してほしい。とはいえ,難度が低いほど出てくるアピールアイコンが少なくなるのでスコアが稼げず,これから先,難度の高いライブに挑戦せざるを得ないことが予想されてならないだけに,ちょっと不安だ。このへんは,さらにプレイを続けてみないことには分からないが,どの難度でも問題なくプレイが続けられるという情報も小耳にはさんだりしている。

 ちなみに筆者は,「PRO」をクリアすると「???」が開放されるのではないかとニラんでいるのだが,確認できるほどのテクニックは惜しくもなかった。てへへ。
 しかし,そんなことは言っていられない。春香をレジェンドアイドルにするには避けて通れない道なのだ。働いているフリをしつつ,猛練習しなければ!

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 序盤,チュートリアルを兼ねて「デビューライブ」「オールスターライブ」を開催するのだが,これらはいずれも765プロが主催するイベント。このほか,ゲームには,765プロ以外の主催者が行うライブも用意されている。それぞれで参加人数が異なったりするのだが,春香しかプロデュースしていない状況でも,ほかのアイドル達がお手伝いしてくれるので,トリオやクインテット限定のライブにも参加できるのが嬉しいところだ。団結って,ステキ。
 それぞれの主催者で「タイプ」が異なる場合があり,求められるタイプに合わせた衣装を用意しなければならないが,下のほうに書いた「コーチング」という育成要素や,ライブの報酬でどんどん入手できるので安心。また,タイプに合っていない衣装でライブに出ようとするとアラートが表示されるため,うっかりさんでも心配はない。

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 ちなみに上の「オールスターライブ」だが,今のところ発動条件はよく分からないものの,アイドル全員,つまり「765PRO ALLSTARS」が登場して,3つのステージをこなすという華やかきわまりないイベントになる。当然,3曲連続でプレイしなくてはならず,すげー緊張するが,一見の価値はありまくり。
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 また,気になる楽曲だが,最初は3曲ほど用意されており,プロデューサーランクがアップするにつれて,高木社長がプレゼントしてくれる形で増えていく。しかし,プレイヤーはここで1つの大きなジレンマに直面するだろう。つまり,なるべくいろんな曲のステージを見てニヤニヤしたいのだが,新曲に挑戦するということはまた,△△,でもって□,あと○の長押し,間違えた! ということを繰り返して覚えなくてはならないわけで,確実なクリアを狙うか,それとも新しい曲でのステージか,という二者択一に直面するという寸法だ。年甲斐もなくかなり悩むが,こんな風に悩むのもまた楽しいので,憎いね,こんちくしょう。

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 そして,ファンが規定の数に達すると,「ランクアップライブ」に挑めるようになり,それを見事にクリアすると,ランクが上がるというシステムだ。ランクが上がれば,より大きなライブを開催できるようになり,もうウハウハ。Aランクになれば,まさに押しも押されもしないトップアイドルと呼べるだろう。目指せ,トップアイドル。


楽しい営業とレッスン


 さて,アイドルと触れ合えるのが「営業」だ。営業には「通常営業」と,ゲーム内通貨である「マニー」を消費する「資金営業」の2つがあり,営業に成功すれば「ブースト」が発生して,翌週のライブでいいことが起きる。もっと具体的に言っちゃうと,通常営業の成功ではライブでもらえるマニーが増え,資金営業に成功するとライブで獲得できるファンが増えるというアンバイだ。

おう,任せておけ
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あれれ?
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ごめんよ春香

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 具体的な通常営業の内容としては,会話の途中で選択画面が出てきて,そこから1つを選ぶという古来からの伝統と格式を誇るスタイルになっているが,ときどき,「タッチイベント」といって,手の形のアイコンを操作してアイドルの適切なポイントに触れる必要があったりする。文字どおり,アイドルとの触れ合いが楽しめるので,うふふ。おっと,手がすべった。
 また資金営業はサイコロを振って,出た目が大きければそれだけ成果が上がるというスタイルになっており,コントローラを揺さぶって「交渉」したりもできる。敏腕プロデューサーとしての巧みなコントローラさばきが求められるわけだ。

画面で指示されたパネルをすばやくクリックしていくのが,「表現力レッスン」。春香の「かわいくですね」というのが聞きたくて,何度もやってしまう
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御仕立ヤスヨが教えてくれるのが,「コスメレッスン」で,成功すると春香がトレンドの化粧を覚える。うーん,お化粧すると,さらにかわいい
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本文では触れていないが,「コーチング」という要素もある。ライブで得られるCP(コーチングポイント)を使って,アイドル達のスキルを伸ばしていくのだ
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「オレと春香」と題された相当どうでもいい写真。食い入るように画面を眺めているように見えるかもしれないが,実はヘッドフォンのケーブルが短すぎて動けない
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 もう一つ,忘れてならないのが「レッスン」だろう。序盤のプレイでは,「表現力レッスン」と「コスメレッスン」が選べ,どちらも成功するとブーストが発生して,ライブのときにいろいろお得になる。また,営業とレッスンを行うとアイドルとの「思い出」も増え(ライブでも増えるけど),こちらもライブで使うことで,スコアアップが狙える。したがって,筆者の考える基本的な攻略としては,営業やレッスンをこなしたあとでライブに挑むというものになるのではないかと考えているが,果たしてどうだろうか。半年ぐらいあとにこの記事を読み返して,「何言ってんだコイツ」となるかもしれない。

ずっと働きっぱなしだと,アイドルが疲れてパフォーマンスができなくなってしまう。そのため,ときどき「オフ」を取ってあげよう。オフでは春香と一緒にルンルン出かけたり,高木社長にお昼をおごってもらったりする
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がんばれ春香
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 ともあれ,ランクDまでの物語は平和に過ぎ,アイドル達はいつも,まっすぐに上を見つめている。波乱の予感としては,9月23日に掲載した記事でお伝えした,961プロの秘蔵っ子,詩花の存在があるかもしれない。トップアイドルの道を突き進んでいく詩花とは,かなり最初の段階で出会うことになるが,いい子なので,あまり“ライバル”という感じはしない。彼女がこれからストーリーにどのように絡んでくるのかも興味深いし,春香もまた,いずれ何かに悩んだり苦しんだりすることもあるだろう,きっと。でも大丈夫だ,ここにプロデューサーがいるから。ライブの操作,ヘタだけど。
 ちなみに黒井社長はいつもどおり,出会うたびに意地悪なことを言ってくるが,これはもう重要無形文化財なみの悪口芸なので,筆者を含めた黒井社長ファンの皆さんは,ぜひお楽しみに。

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961プロの詩花。ときどき仕事でご一緒したりする
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 というわけで,いろいろと書き忘れているような気がするものの,このへんにしたい。だいたいのことはプレイすれば分かるし,分からないときは小鳥さんが教えてくれるので,ぜひ,あなたの目で確かめてほしい。ボリュームも十分だし,個人的には年末から来年にかけてやるべきことが見つかったという雰囲気だ。もうね,仕事なんかしてる場合じゃないでしょ。止めても無駄だ,オレはやる。では,ごきげんよう。

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