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カタギにも分かる「龍オン」ドンパチ指南:第1回「報酬がうますぎるGvG。さっさと“ドンパチ”してこいや!」
プレイヤーは時の流れによって勢いを失った神室町を舞台に,金も地位も名誉もない男の生きざまに迫り,どん底から成り上がっていくストーリーを追体験することになる。
「龍が如く ONLINE」のインプレッションを掲載。物語やバトルはもちろん,キャバクラなどシリーズならではの“遊び”をスマホとPCで楽しめる
セガゲームスは,スマホならびにPC向け新作タイトル「龍が如く ONLINE」の正式サービスを2018年11月21日に開始する。これに先立ち,実際にプレイする機会を得られたので,本稿ではインプレッションをお届けしよう。
龍が如くシリーズというだけあって,やはり“物語”に定評がある本作だが,リッチなバトルを手軽に楽しめたり,お気に入りのキャラを育成したりと,物語以外の要素もしっかりとした作りになっている。育成面でいえば,ストーリーを進めていればある程度はキャラが集まり,レベルもサクサクと上がってアビリティを習得するので,序盤で苦労することはほとんどないだろう。
しかし,さらなる高みを目指すとなると,やはり“やり込み”が必要となる。ステータスを上げるための「覚醒玉」,限界突破するための「龍玉」といったアイテムが喉から手が出るほどほしいのは,きっと筆者だけではないだろう。そうした育成のやり込みに必要なアイテムをそろえられるのが,ほかのプレイヤーと協力/対戦するGvGコンテンツ「ドンパチ」だ。
「ドンパチ」は,「連合」(いわゆるギルド)同士で戦うマルチプレイコンテンツ。参加することに対してメリットしかないのだが,ほかのプレイヤーとの絡みが発生するため,二の足を踏んでいる人も少なくはないと思う。実際に筆者も,「連合」という響きだけでしばらくの間プレイを避けていたくらいだ。しかし,実際に「ドンパチ」をプレイしてみると,思った以上につながりが緩く,気軽に楽しめる環境であることが分かった。
さて,前置きが長くなってしまったが,本連載ではそんな「ドンパチ」にフォーカスを当て,基本的な遊び方から魅力的な点,得られる恩恵,さらには効率的な戦い方などを数回にわたって紹介する予定だ。記念すべき第1回となる本稿では,そのおもしろさや報酬の魅力,初心者目線で気が付いた点を紹介していこう。
早期参戦で豪華報酬を確保
さっさとドンパチしてこいや!!
「ドンパチ」の魅力は,そのバトル自体の面白さはもちろんのこと,なんといっても超レアアイテムにつながる報酬だろう。勝敗に関わらず「ドンパチ」に参加するだけで手に入る「ドンパチメダル」は,SSRキャラクター「嶋野太」や,限界突破に必要な「龍玉」など豪華なアイテムと交換できる超貴重なものなのだ。
そして,その報酬の中でもSSRの「嶋野太」は絶対に交換しておきたいキャラクターだ。敵の襲撃から身を守る際に活躍する防御タイプの「嶋野太」は,ガチャキャラクターにも引けを取らない性能を誇る。
個人的に注目しているのは,防御力をアップしたうえで敵の攻撃を自身に集めるバトルスキルだ。このバトルスキルを発動し,ほかのキャラクターで嶋野を回復し続けたり,防御系のバトルスキルをさらにかけたりすれば,簡単に倒されることはまずないだろう。
加えて,報酬であるがゆえに複数枚入手できるのも魅力のひとつ。同名キャラクターは限界突破の素材として使えるため,SSRキャラクターながら何度も限界突破が行えるというわけだ。必要なアイテム数も多いので簡単に限界突破できないが,時間をかければSSRを確実に強化できるのはおいしい。
……と,報酬の話を先にしてしまったが,具体的に「ドンパチ」がどういったものなのかも紹介していこう。基本的には,開催時間になったら連合同士が対決し,勝利することで連合のグレードが上がっていくというものだ。
■「ドンパチ」ってどうやって参加するの?
「ドンパチ」は,メインストーリー第2章の第6話をクリアすると開放される,連合に加入することで参戦できる。開放時点では自分だけが所属する連合になっているため,そこから強力な連合を目指してもいいし,ほかの連合に加入してもOKだ。
ほかの連合に加入する場合は,加入申請を出して承認してもらう必要がある。とはいえ,承認なしで加入できるようになっている連合もたくさんあるので,気負わずに人数の多い連合に申請してみるといいだろう。連合によっては「初心者OK」などのアイコンも表示されているので,連合探しの目安にしよう。
■「ドンパチ」の開催時間は?
「ドンパチ」は1日に2回,昼と夜に30分ずつ開催される。開催時間は連合の組長(リーダー)が下記の時間から設定できるようになっており,同時間帯に設定している連合同士が対決する仕組みだ。
ちなみに,アプリを起動しなくてもドンパチに参加してオートで戦ってくれる「代理参戦」も用意されているので,忙しい人も安心してほしい。1日に1回のみという使用制限こそあるものの,設定しておけばドンパチに参加できないタイミングでも自動的に参加して戦ってくれる。
開催時間 | |
昼 | 夜 |
11:10〜11:40 | 20:30〜21:00 |
12:10〜12:40 | 21:30〜22:00 |
13:10〜13:40 | 22:30〜23:00 |
ドンパチは初心者大歓迎のお気軽GvG
三下だって関係ねぇ! ビビらずカチコミしてこいや!
「ドンパチ」の概要について簡単に解説してみたが,「GvGとなるとどうしても尻込みしてしまう」という人はいると思う。最善手を知らずに迷惑をかけてしまうのでは……? 連合にいるのは怖いお兄さんばかりなのでは……? そもそもゲーム内でコミュニケーションを取るのが面倒なのでは……!? と,考え出したらきりがない。実は,筆者も「ドンパチ」に参加する前は,同様の疑問と不安を抱いていた。
しかし,実際に連合に参加してみると,そんな疑問や不安が杞憂であったことに気づかされた。むしろ初心者なのに参加しただけでありがたがられた。そもそも「ドンパチ」では,そこまでコミュニケーションを取る必要がないため,気楽にできるというのが大きい。例えば,連合参加時に開放されるチャット欄では,ゲーム内に用意されている「スタンプ」で,一通りの会話が成立してしまうので,文字で会話している人はほとんどいないのだ。
筆者が初めて「ドンパチ」に参加したときも,とくにチャット欄にアナウンスがあるわけでもなく,そのまま戦闘に突入した。そのときは,特別なことをするわけでもなく,ルールに沿ってひたすら攻撃をするくらいしかできなかったが,それでも少しばかりポイントを稼いで初勝利を収められた。
実際に「ドンパチ」してみると,「コスト」「回復」といった通常とは違うシステムに若干戸惑うこともあったが,誰かに見られたり,指示されたりするわけでもないので,GvGコンテンツでありながら非常に気楽に参加できた。しかも,さほど貢献していないのに感謝されるなど,いいことずくめだ。
また,連合に所属している人がまばらな環境では,参加者が多い連合がとにかく強い印象を受けた。というのも,人数差を補正するようなシステムがなく,人の数だけ戦力が強化されるので,人海戦術がとても有効なコンテンツなのだ。そのため,初心者であろうとも,参加するだけで戦力となり,迷惑どころかむしろ連合のメンバーに喜んでもらえる。
このように,連合は良いことずくめで,入らない理由が見当たらないので,まだ入っていない人は活気のありそうなところを見つけてサクッと入ってみよう! ……と,推しが強すぎてなんだか連合の回し者のようにも聞こえるが,連合に入っていないと,その分だけ「ドンパチメダル」の入手機会を失っており,正直言って損なのだ。これは事実。まだ躊躇している人はすぐにでも連合に加入だ! そして「ドンパチ」に参加しよう!
さて,第1回では「ドンパチ」の概要や報酬のうまみなどを紹介したが,次回の第2回ではもう少し踏み込み,「ドンパチ」で活躍できるオススメの編成などを紹介したいと思う。幹部クラスを目指すなら,手下をうまく使えてからがスタートラインといったところ。道のりはまだまだ長そうだ……! それではまた次回!
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