連載
10年以上使っていたマウスパッドがぼろぼろになったので,3万円もするマウスマッドを購入してみた(「買い物Surfer」第9回)
自宅で使っていたマウスパッドがぼろぼろになってきた。10年以上前に購入したもので,麻雀漫画「咲-Saki-」に登場する“のどっち”こと原村 和が描かれたものだ。
手首を乗せるハンドレスト部分が,キャラクターの胸部を模したデザインになっており,俗に,というか今や正規の商品名として「おっぱいマウスパッド」と呼ばれているタイプの商品である。
発売時期は2009年。10年を超える使用で,中のシリコンが変形し漏れ出している |
これを機に,筆者もデスクマットに変えてみることを考えたが,自室のPCは,スチールラックのパーツを組んだ机&棚に置いてあり,デスクマットを置くにはスペース的に少し厳しい。また,大きめのハンドレストに手首を置いて操作することに慣れてしまっているので,同タイプのマウスパッドを買いなおすことにした。
筆者のPC環境周り。スチールラックにキーボードを置く配置でデスクマットには適さない |
「アズールレーン」愛宕のマウスパッドを購入
ネットで“おっぱいマウスパッド”をキーワードに検索すれば,山ほど出てくるこのご時世。ハンドレスト部分がお尻になっている“お尻マウスパッド”や,男性キャラクターの大胸筋が描かれている“雄っぱいマウスパッド”などの変わり種も多い。
あまり変なデザインのものを買うと家族に何を言われるかわからないので,無難そうなゲームキャラクターを選択することに。“おっぱいマウスパッド”+あんな言葉やこんな言葉でいろいろ検索をかけ,アズレンでの検索で目に留まったSoftgarageの「アズールレーン 等身大おっぱいマウスパッド 愛宕(真夏の行進曲Ver.)」を購入することにした。
このマウスパッドは,“等身大”とあるように,かなりでかい。Webサイトによると,縦:約45cm×横:約38cmとなっている。
到着した箱のサイズから,すでにとんでもない品の予感がしていたが,中身を見た瞬間に,「でかい……」と思わず声に出してしまった。ちなみに,横で見ていた嫁さんも,「でっか!」と叫んでいた。
もちろん,本体の大きさの話である。
商品の外箱。上に置いてあるのは,サイズ比較用のA4クリアファイル |
ちなみに,お値段は2万9700円(税込) |
のどっちとの比較 |
この商品,形状は一般的なおっぱいマウスパッドとほぼ同じだが,マウスを置く部分だけで,普通のマウスパッドの約2個分の面積がある。ハンドレスト部分(縦:約16cm×横:約26cm)は,一見ひとかたまりに見えるものの,中央部分が分かれている。
なお,使おうとして初めて気付いたのが,この大きさだとキーボードの横に置けないという事実だった。「デスクマットを置くスペースがない」からマウスパッドにしたのに,筆者はいったい何を考えてこの品を選んだのか……自分のことながらわからない。
置いた際のサイズ感こんなもの。どう頑張っても納まらない |
いろいろと試行錯誤した結果,デスクトップPCでの使用はあきらめ,居間でノートPCを使う際のマウスパッドとして活用することにした。
居間のテーブルは,盤面が横:約90cm×縦:約:60cmなので,ノートPCとマウスパッドを置くのにも十分な広さがある。ハンドレストの厚みが約11cmなので,少し高すぎるかなと思ったが,腕を乗せると柔らかく沈み込むので,まったく問題がない。
PCを使わないときでも,テレビを見ながら腕を置いてくつろげるので,使い道としてはばっちりな予感だ。
ただし,このテーブルは食事にも使うものなので,PCとマウスパッドを置きっぱなしにはできない。
PCを使用する際に,一緒に引っ張り出してくることも考えたが,ノートはともかくマウスパッドの方が重い。重量が約1.8kg(ハンドレスト部分のみで約1.6kgあるらしい)あるのだ。参考までにノートは約1kg。
使っているノートPCは,ASUSのEeeBook X205TA。11.6型で286×193×17.5。見ての通りマウスパッドの方がでかい |
こちらもいろいろと試行錯誤して,最終的にはディスプレイの横に立てかけてみたのだが,これが意外にいい感じに。ふと目をやると,愛宕が自分に微笑んでくれているようなので,仕事(テレワーク)の疲れが癒されるのだ。
なお注意文によると,「立てて使用することは想定していない」そうなので,同じような使用方法を考えている人は自己責任でお願いしたい(……そうはいないと思うが)。
ちなみに,このマウスパッドが「アズールレーン」の公式番組で紹介された際には,マフィア梶田氏が「枕に使えるかも」と言っていたので,そちらも試してみたい。
Softgarageの「等身大おっぱいマウスパッド」だが,「アズールレーン」(iOS / Android)のほか,「DEAD OR ALIVE Xtreme 3」(PS4 / Switch)の“ほのか”や“マリー”,“かすみ”なども用意されている。
受注生産品で,いずれも販売は終了しているが,再受注を行うこともあるようだ。気になる人は,同社のグッズページをこまめにチェックしておこう。
古のCOBOL使いだった者。MSCやUNIX C,C++辺りもいけるデータベース系開発者だったが,ゲーム好きが高じてこの業界に。開発者ではなく,編集・ライターになったのは,自分でも謎。フィギュアも好きで,ドールにも手を出したが,まだ1体なので引き返せる(引き返せない)。
「Softgarage」公式サイト
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