［TGS 2017］イカサマ上等！　駆け引きでアツくなるスマホ向け対戦ゲーム「賭ケグルイ チーティングアロード」のプレイレポートを紹介

　エイベックス・ピクチャーズは，東京ゲームショウ2017の同社ブースに，「賭ケグルイ チーティングアロード」（iOS / Android）のプレイアブル版を出展していた。
　TVアニメ「賭ケグルイ」を題材とした対戦型のシミュレーションゲームである本作は，イカサマが公認されたルールが特徴となっており，イカサマによる駆け引きが戦いを面白くしている作品だ。本稿では，そんな本作のインプレッションを紹介しよう。

　プレイアブル版で遊べたのは，「ダブルブラックジャック」と「投票じゃんけん」の2種類。前者は1人プレイ用となっており，チュートリアル的な立ち位置だ。「投票じゃんけん」は実際に隣のプレイヤーと対戦するモードで，ゲーム内の“イカサマ”や，実際の会話による“口撃”で駆け引きを楽しめるようになっていた。

　このイカサマは，ギャンブル中にキャラクターカードを使用することで発動することができるというもので，キャラクターごとに「相手の手札を見る」「手札を入れ替える」など，さまざまな効果が用意されている。


　1人用の「ダブルブラックジャック」は，配られたカードを確認したうえで，BETする金額を決定し，プレイヤーが任意でもう1枚カードを引くことができる「ヒット」，BET額を増やせるが追加で引けるカードが1枚だけに限定される「ダブルダウン」，追加でカードを引かない「スタンド」を選択する。なお，本来はイカサマを駆使して勝率を上げることができるそうなのだが，今回のプレイアブルバージョンでは，イカサマができない仕様となっていた。


　ほかのプレイヤーと対戦可能な「投票じゃんけん」は，配られた3枚のカードの中から1枚を選び，対戦相手のカードに勝利した側が勝者となる。イカサマはもちろんのこと，対戦前には掛け金を選ぶ必要があり，勝敗は3回勝負して最終所持金額の多さで決定する。

　また，画面右上には，その対戦における3種類（グー，チョキ，パー）のカード比率が表示されているので，出すカードや使うイカサマの参考にするといいだろう。例えば，全体的にグーが多い場合はパーを出せば勝ちやすいという単純な考え方があるが，その裏を読んでチョキという可能性も捨てきれない。
　さらに，相手が使用したスキルは開示されるため，そのスキルに応じて相手の手札を読んだり，相手にわざと手札を読ませてその裏をかいたりと，さまざまな駆け引きが生まれるのだ。


　今回のプレイアブルバージョンでは，「ダブルブラックジャック」と「投票じゃんけん」のみ遊べたが，ゆくゆくはほかのギャンブルも実装される予定だという。アニメなどで登場したギャンブルが実際に楽しめると思うと，ワクワクする人もきっといるはずだ。
　このほか，稼いだ金額によるランキング機能も搭載されるとのことで，こうした世界観が忠実に再現された要素というのは，原作ファンには嬉しいポイントだ。

個人的には賭場の運営ができたり，実際にプレイヤーが生徒会になったりしたら面白いなと，勝手に想像が膨らんでしまった

　そんな本作だが，現在事前登録の受付が行われている。事前登録者数に応じて報酬が増加していくとのことなので，原作やアニメのファンはもちろん，本作が気になっている人はさっそく登録しておこう。

「賭ケグルイ チーティングアロード」公式サイト

4Gamerの東京ゲームショウ2017特設サイト