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[TGS 2018]「ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス」プレイレポート。映画の世界で「カモシダーマン」に挑む
本作は,2014年に発売された「ペルソナ」シリーズのスピンオフタイトル「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」の続編だ。前作では「ペルソナ3」「ペルソナ4」のキャラクター達が登場していたが,ペルソナQ2ではそれに加えて「ペルソナ5」のメンバーが参戦。総勢28人のキャラクター達が一堂に会し,冒険を繰り広げる。
今回のプレイアブル出展バージョンは,オープニングアニメやあらすじを見られる「プロローグ編」と,ダンジョン探索が楽しめる「プラクティス編」の2種類から1つを選択して遊ぶ形となっていた。本稿ではその「プラクティス編」のプレイレポートをお届けしよう。
ペルソナQ2は,メメントスを探索していた「ペルソナ5」の怪盗団一行が,突如起こったモルガナカーの大暴走により,不思議な映画館に迷い込んでしまう……というところから始まる。
「プラクティス編」の試遊でプレイできたのは「カモシダーマン」というアメコミヒーローものに出てきそうな大都会を舞台にしたステージで,「ペルソナ5」にも登場した鴨志田先生がスーパーマンのような衣装に身を包んだ姿で登場する。
本作のゲームシステムは「世界樹の迷宮」と「ペルソナ」シリーズのシステムを融合したものとなっており,ペルソナシリーズから好きなキャラクターを選んで,自分だけのチームを作れるのも魅力の1つだが,今回は短い時間の試遊ということで,ペルソナ5のキャラクター達が編成されたパーティが用意されていた。
戦闘は,バトルメンバーを前衛と後衛に分けた「世界樹の迷宮」のターン制バトルを基本に,「ペルソナ」シリーズの「弱点を突く」というシステムを追加したものになっている。敵の弱点にあったスキルで攻撃すると,相手がダウン状態になり,仕掛けたキャラクター側が「BOOST」状態になる。「BOOST」状態は次のターンで素早く行動ができ,スキルをコストなしで使えるという非常に強力なものだ。
「弱点を突く」というプレイスタイルは,「ペルソナ」シリーズではおなじみなので,シリーズ経験者ならすんなりと入っていける。
探索パートは「世界樹の迷宮」のように3DSの下画面をタッチしてマップを埋めながら進めていく。ちまちまと手動でマッピングしていく楽しさや,抜け道を発見したときの喜びがあり,ついついマップを埋めたい衝動に駆られる。
試遊の後半では「ペルソナ3ポータブル」に登場した女主人公がペルソナ「オルフェウス」で敵をなぎ倒しているシーンに遭遇。5のメンバー達との掛け合いも確認できた。
このほかにも本作では,「巽 完二」と「坂本竜司」という不良コンビの絡みや,「白鐘直斗」と「明智吾郎」の探偵同士の掛け合いが見られることなどが明らかになっているが,製品版ではどのようなクロスオーバーが見られるのか期待したいところだ。
「ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス」公式サイト
- 関連タイトル:
ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
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