プレイレポート
リアルで硬派な本格海戦を体感せよ! 「蒼焔の艦隊」のシステム解説&プレイレポート
本作のサウンドは佐橋俊彦氏(アニメ「ジパング」),VP/OPムービーは白組の岩本晶氏(「シン・ゴジラ」CGディレクター)が担当し,ナレーションは沢城みゆきさん,登場キャラクターのボイスには松本保典さん,堀内賢雄さん,稲田 徹さん,中田譲治さん,神田沙也加さんら豪華声優陣を起用。エグゼクティブプロデューサーは,「ファンタシースター」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」などを手がけた林田浩太郎氏が務めるなど,スタッフ/キャストだけを見ても,その“本気度”がうかがい知れる。それらの豪華スタッフによって,どのようなタイトルに仕上がったのか気になっている読者もいるのではないだろうか。
本稿では,マニア心をくすぐる設定に,リアルを追求したビジュアル&サウンド,ビギナーにも手厚く奥が深いゲームシステムと,あらゆる面で“こだわり”を感じさせる本作の魅力を紹介しよう。
「蒼焔の艦隊」公式サイト
「蒼焔の艦隊」ダウンロードページ
「蒼焔の艦隊」ダウンロードページ
国境を越えた奇跡の連合艦隊を指揮し
世界の大海から脅威を一掃せよ!
世界が第二次大戦の真っただ中にある1940年,大西洋上に所属不明の大艦隊が多数出現し,無差別攻撃を開始した。“影の艦隊”と名付けられたその猛威の拡散を食い止めるべく,各国は一時休戦協定を締結。超国家海軍部隊である“蒼焔艦隊”を設立し,共同で反攻作戦に打って出るのであった。
蒼焔艦隊の総司令官として世界各国の軍艦を率い,影の艦隊のはびこる大海原をふたたび人類の手に取り戻すのがプレイヤーに与えられた使命。神出鬼没の敵勢力に対抗するため,艦艇の獲得/編成/強化を行い,さらには敵軍から解放した港(拠点)を復興させながら最強の艦隊を目指すのだ。
■プレイヤーの仕事(ゲームの流れ)
◎艦艇を獲得する
◎艦隊を編成する
艦隊編成で戦闘に出す艦艇を選ぶ。ゲーム開始時は最大3隻までしか編成できないが,拠点で“技研”の施設Lv.を上げると6隻まで増やせる |
メイン艦隊に編成した軍艦は,ホーム画面で外観が表示される(画面下の“切替”をタップ)。スワイプやピンチ操作でカメラを動かし,3Dで細部まできっちりと作り込まれた船体を観賞しよう |
◎敵艦隊と戦う
◎保有艦艇を強化する
◎拠点を再興する
拠点復興で勢力を拡大させながら
無敵の艦隊を作り上げよう
ゲームを始めてしばらくは出撃メニューのメインストーリーを進めよう。戦闘で「マニー」(お金)や資材(アイテム)を集めつつ,実績をクリアしてプレイヤーの“提督Lv.”を上げるのだ。
■勝敗を分けるのは艦艇の相性
艦艇は全6種類。それぞれに相性があり,相性のいい艦艇を攻撃した場合は大打撃を与え,逆に不利な相手だと攻撃の威力が落ちる。それを踏まえ,敵艦隊に対して有利なユニットを多く起用するのが“勝てる編成”の基本となる。なんとなく,複数の艦種を揃えたバランスのいい艦隊を作りたくなるが,とくに相手の艦種が少ない序盤のうちは,こちらも極端な編成にしたほうが勝率は格段に上がるだろう。
また,敵艦隊の構成はステージ選択画面で確認できる。なお,時間や天候も戦闘に影響を与えるのでチェックが必要だ。夜,または雨や雪だと攻撃の命中率が全体的に低下し,空母による攻撃が行えなくなる。また,時間が夕方だと,索敵がやや低下して不利な状況(位置関係)で戦闘が始まったり,先制攻撃が発生しにくくなったりなどのデメリットが生じることがあることを覚えておこう。
◎艦艇の種類と相性
艦種 | 特徴 | 相性◎ | 相性× |
---|---|---|---|
戦艦 | 耐久力と火力が高く,砲撃に特化した攻撃の要 | 駆逐,軽巡 | 潜水 |
空母 | 航空機を利用した攻撃(爆撃)が可能で,まれに先制攻撃を発動する。制空権を確保するには戦闘機が必要で,艦載機は“パーツ”により増強可能 | - | 潜水 |
重巡 (重巡洋艦) |
耐久力に優れた艦艇。砲撃に加え,雷撃(魚雷攻撃)が可能なタイプも存在する | 軽巡,駆逐 | 潜水 |
軽巡 (軽巡洋艦) |
砲撃,雷撃,爆雷(対潜水艦攻撃)のすべてをこなす器用な艦艇 | 潜水 | 戦艦,重巡 |
駆逐 (駆逐艦) |
爆雷に特化した,対潜水艦のエキスパート | 潜水 | 戦艦,重巡 |
潜水 (潜水艦) |
戦艦,空母,重巡に対して魚雷で一方的に攻撃できる。軽巡,駆逐艦には非常に撃たれ弱く,“速力”が低いため行動順がかなり遅い | 戦艦,空母,重巡(攻撃を受けない) | 軽巡,駆逐 |
バトルでは,ほかのプレイヤー艦の旗艦技の効果を利用できる。これも敵艦隊との相性を考慮し,艦種重視で選ぶこと |
相性の良し悪しで与ダメージ,被ダメージが大きく変わる。どんなに強化を施した艦艇でも,分が悪い相手だと一撃で大破/撃沈されることもあるので注意したい |
チュートリアルで触れないため見逃しがちなのが編隊の“陣形”。デフォルトの“複縦陣形”の場合,位置により敵からの狙われやすさが変わる。編成は陣形を調整するところまでがワンセットだ!
陣形は艦隊編成か,出撃直前の出撃設定で変更できる。軽巡や潜水など耐久力の低い艦は,敵に狙われにくい場所に配置する。ちなみに,拠点の母港で技研を拡張すると,新たな陣形が選べるようになる |
■艦艇の“旗艦技”と“戦技”を知る
一部のものをのぞき,艦艇は固有技の“旗艦技”と“戦技”を持っている。旗艦技は,そのユニットが旗艦(艦隊の1番艦)のときに限り自動発動する技で,戦技は戦闘中に確率で発動する技になる。いずれも戦局に大きなプラス効果をもたらす要素なので,編成時はしっかり吟味すること。
■まずはメインストーリーを勝ち抜く布陣を作る
艦隊はクルーやパーツを配備することでも強化可能だ。ただし,メインストーリーの序盤はそこまで手を着けなくても攻略できる。まずは通常の強化で主力ユニットの艦艇Lv.を上げ,メインストーリーを進めるための艦隊を育て上げよう。
艦艇獲得の基本はサルベージにあり。「インゴット」が溜まったら10連サルベージを実行し,全艦種で性能の高いユニットを揃えたい。
■拠点の復興はどこから始める?
拠点では,施設を拡張し艦艇の最大保有数や艦艇Lv.の上限を上げたり,資材を生産したりできる。施設は種類が多く,満遍なく拡張しようとするとあっという間に資材不足に陥ってしまう。なによりも艦隊の戦力増強が急務である序盤は,母港の“ドック”や“技研”,イギリス(軍港)追加後は資材生産施設の拡張を優先して進めよう。
局地戦で豪華報酬を狙え!
“ギルド”も間もなく実装予定
拠点の“総合復興Lv.”が10に達すると“局地戦”がオープンする。これは,プレイヤー同士の対戦が行えるPvPモードで,対戦で獲得したポイント数やランキングにより豪華報酬がもらえる。スタミナやアイテムを消費せず参加できるので(ただし1日5戦まで),実力試しに挑戦してみよう。
なお,次回アップデートでは,待望の“ギルド”も実装予定とのこと。大海原を舞台にしたギルド戦がどのような遊びを提供してくれるのか,楽しみにしたい。
「蒼焔の艦隊」公式サイト
「蒼焔の艦隊」ダウンロードページ
「蒼焔の艦隊」ダウンロードページ
キーワード
(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved.
(C)Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved.