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「MONSTER HUNTER: WORLD」の最新情報を伝える「スペシャル公開生放送」レポート。マルチプレイに途中から参加する実機プレイも
「MONSTER HUNTER: WORLD」公式サイト
番組の冒頭,「MONSTER HUNTER: WORLD」の最新プロモーション映像と広告用ビジュアルが公開された。プロモーション映像には,シリーズファンにはおなじみのテオ・テスカトルとクシャルダオラ,そして新モンスター「ドドガマル」の姿が見られる。
一方,広告用ビジュアルはメインモンスターのネルギガンテとテオ・テスカトルがにらみ合う構図になっている。ゲーム内でも古龍同士が鉢合わせする場面が登場するとのことだ。
【アーカイブ視聴】『モンスターハンター:ワールド』スペシャル公開生放送 2018 Winterは現在アーカイブ映像公開中!実機を使っての16人のオンラインロビーの様子や最新情報を公開しています!【視聴】https://t.co/wiFSRQZxc4 #モンハンワールド pic.twitter.com/35lHB0IbEz
— モンスターハンター:ワールド公式 (@MH_official_JP) 2018年1月7日
実機デモプレイでは,オンラインロビーの様子が紹介された。まず,「MONSTER HUNTER: WORLD」には一般的なオンラインゲームやスマートフォンゲームのように「ログインボーナス」が存在し,1日1回「こんがり肉」をはじめとするアイテムをもらえるそうだ。
また,こうしたボーナスアイテムの一つである「激運チケット」は,クエストを受ける際に使用すると報酬金が2倍となり,報酬枠も増える。激運チケットはログインしなかった日には溜まっていき,次回のログイン時に最大5枚まで受け取れるとのこと。
「MONSTER HUNTER: WORLD」では,ハンター同士で「サークル」と呼ばれるコミュニティを形成できるが,今回はサークルメンバーだけで調査拠点アステラに集まれる「サークル集会エリア」も紹介された。
サークル集会エリアを含めて,集会エリアには最大16人のサークルメンバーと各自のオトモアイルーが入れる仕様。また,自分が入っている集会エリアにフレンドを招待したり,ハンター同士でギルドカードを交換したり,チャットでコミュニケーションを取ったりできるという。
続いて,「トビカガチ」の「任務」クエストに挑戦することに。「MONSTER HUNTER: WORLD」のクエストには複数のカテゴリが存在し,そのうち任務クエストはクリアするとストーリーが進行していくというもの。
さらに,クエスト開始時にはフィールド上に「ふらっとオトモ」が登場することもあるという。これはギルドカードを交換したハンターのオトモアイルーが,2匹めのオトモアイルーとして狩りに加わってくれるというシステムだ。
任務クエストはストーリーに関わる内容のため,ある程度までソロで進めてからでないとマルチプレイが選べない。今回のクエストでは,トビカガチに遭遇してカットシーンが入ったのち,ほかのハンターが参加できるようになっていた。
同じ集会エリアに入っているハンターであれば,このタイミングからクエストに途中参加が可能になる。また,クエスト中のハンターが「救難信号」を出した場合は,そのほかの集会エリアにいるハンターも参加できる。
ほかのハンターがクエストに途中参加すると,モンスターの体力などがマルチプレイ用のものに変化し,難度変更の通知が行われる。なお,クエストの難度は「シングルプレイ(1人)」と「マルチプレイ(2〜4人)」の2種類のみとのこと。また,ハンターが3人以上になると,オトモアイルーはいなくなってしまう。
さらに,クエスト開始から10分以上経過後に参加したハンターは,クリア時の報酬が少なくなる。ただし,部位破壊などの報酬は反映されるとのこと。こうした報酬の情報は,クエスト参加前に表示される。
モンスターが稀に落とす赤いアイテムは,スリンガーにセットして活用できることも明かされた。これはモンスターによって効果が異なるという(トビカガチの場合は貫通弾)。また,スリンガーを使った攻撃はモンスターを怯ませやすく,活用することで狩りが有利になるとのことだ。
また,オプション設定によって,従来のモンスターハンターシリーズと同様のカメラ操作を選べることも紹介されている。
既報のとおり,「MONSTER HUNTER: WORLD」の最新情報も発表された。1月19日に開始となる第3回ベータテスト,PS4本体とのセット「Starter Pack」およびDUALSHOCK 4“LIOLAEUS EDITION”単品版のリリース,発売記念イベントについては,それぞれ該当記事をチェックしてほしい。
「MONSTER HUNTER: WORLD」第3回ベータテストが1月19日11:00から22日まで実施。今回は“ネルギガンテ”も狩猟できる!
「MONSTER HUNTER: WORLD」,PS4本体とのセットやDUALSHOCK 4“LIOLAEUS EDITION”単品版がソフトと同日に発売
「MONSTER HUNTER: WORLD」の発売記念イベントが新宿で1月22日から28日まで開催。渋谷には発売日から3日間限定のフォトスポットを設置
そのほか,テレビCMやコラボレーションなどの情報も紹介された。
PS4と「MONSTER HUNTER: WORLD」のテレビCMに出演している俳優の山田孝之さんから寄せられたビデオメッセージでは,発売日直前からテレビCMの新バージョンが放映されることが明かされた |
エポスカードの絵柄はネルギガンテとオトモアイルーの2種類 |
キーボードにプリントされた文字のフォントがモンスターハンターシリーズのものになっている。価格もリーズナブルだ |
モンスターハンターシリーズではおなじみとなったALOOKとのコラボも。今回は古龍がテーマで,2018年夏の発売予定 |
2017年12月29日に放映された「一狩りいこうぜ! presents ハンティングワールドツアー」の特別バージョンが配信(配信URL) |
1月21日20:00より,AbemaTVのゲーム専門チャンネル「ウルトラゲームス」にて番組を配信。また,1月15日からTwitterを使った「モンハンワールド試験」も実施される |
こちらも既報だが,2018年春に予定されている無料アップデート第1弾の情報も明らかにされた。追加モンスターとして「イビルジョー」が配信されるとのことだが,従来のシリーズ作品とは少し違った動きも見せるそうだ。
「MONSTER HUNTER: WORLD」,最新プロモーション映像が公開。2018年春配信の無料アップデート第1弾で追加モンスター「イビルジョー」が登場
番組収録後,「MONSTER HUNTER: WORLD」のプロデューサーを務めるカプコンの辻本良三氏,エグゼクティブディレクター/アートディレクターの藤岡 要氏,ディレクターの徳田優也氏に囲み取材が行われた。以下,その模様をお伝えしよう。
――昨年12月,2回にわたって行われたベータテストの反響を教えてください。
辻本良三氏(以下,辻本氏):
僕らにとってはサーバーの負荷テストでしたが,有意義なデータが取れました。また,プレイしてくださった皆さんからは,すごくいい反響をいただいています。ペケペケとクルルヤックの登場は公表していなかったのですが,きちんと反響があって,いいベータテストになりました。
――ベータテストで寄せられた意見のうち,多かったものを教えてください。
辻本氏:
今回は操作体系を変えているのですが,実はオプション設定によって,これまでと同じ感覚でもプレイできます。それを説明しきれなかったため,お問い合わせが多くなってしまいました。いただいたご意見の中にはオプション設定で対応できるものもありましたので,今後,分かりにくい部分はしっかり伝えていきます
――実際のところ,サーバーの負荷は高かったのでしょうか。
徳田優也氏(以下,徳田氏):
ベータテストを開始したのが日本では深夜だったのですが,想定外のアクセスがありました。
藤岡 要氏(以下,藤田氏):
ネットワークはいろいろなところで問題が起こるので,1回めにそれらを検証できたのは有意義でした。2回めには問題をしっかり解消できました。
――海外からの反応はいかがでしたか。
辻本氏:
いい評価をいただいています。海外には,まだ「モンスターハンター」に触れたことがない方も多くいらっしゃいますので,アクションだけでなくゲームサイクルなども含めて体験していただく,という点ですごく効果的でした。
藤岡氏:
予想以上の方に遊んでいただけたと聞いています。ここから,どんどん広げていきたいですね。
――イビルジョーのPVでは専用BGMが流れていましたが,テオ・テスカトルやクシャルダオラの専用BGMも健在でしょうか。
徳田氏:
専用BGMを持っているモンスターは,しっかり用意しています。
――イビルジョーは従来と少し動きが違うとのことですが,テオ・テスカトルやクシャルダオラはいかがでしょうか。
徳田氏:
もちろん,いろいろとアレンジしています。挑戦しがいのあるモンスターに仕上がっていますよ。
辻本氏:
ヤバいです。
藤岡氏:
ヤバいですね(笑)。
――ストーリーにはどのくらい力を入れていますか。
藤岡氏:
今回は任務クエストという形により,任務を受けてストーリーを進めていくイメージを強めています。その意味では,ストーリーを進めながら遊ぶということに,これまで以上に力を入れていますね。
また,従来のストーリーは下位クエストでほぼ終わっていましたが,今回はすべてのクエストをマルチプレイで遊べます。下位から上位までしっかりとストーリーラインを設計していますので,最後まで楽しんでいただきたいです。
――シングルプレイからマルチプレイに切り替わったとき,モンスターの体力がどうなるのか,あらためて教えてください。
徳田氏:
まず,モンスターの体力はマルチプレイ用のものになります。それまでに削った体力も,一定の計算式に沿って反映されます。
藤岡氏:
最初の状態に戻るということはありません。
――モンスターとの遭遇シーンをはじめ,カットシーンをあとから鑑賞することはできますか。
辻本氏:
発売日の無料アップデートで「ギャラリー」を追加する予定です。カットシーンはすべてリアルタイムレンダリングなので,鑑賞時に装備している武具が反映されます。
徳田氏:
オトモアイルーの武具や受付嬢の衣装も,鑑賞時のものを反映しますので,また違った楽しみ方ができます。
――これまでに甲殻種と甲虫種が発表されていませが,今後に発表されるモンスターはいますか。
藤岡氏:
実は,まだ公開していない情報があります。それらは実際に遊びながら確認してほしいので,ぜひご期待ください。
――アップデートでG級クエストは追加されますか。
辻本氏:
まだ決めていません。まずは現在のシステムをベースに,モンスターを追加するアップデートを数回行う予定です。
藤岡氏:
やり込み要素や遊びの幅を広げるようなものを追加しようと考えています。
徳田氏:
アップデートではモンスター以外の仕掛けも用意しています。楽しみにお待ちください。
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