連載
愛理のど真ん中直球勝負!:第24球「ドラマの数は無限大」
さて最近の私はというと,今月は東北盛りだくさんの月となっています! それはなぜか? まず今週の土曜日,2018年3月17日は「AEONプレゼンツ がんばっぺ福島! Wake Up, Girls!チャリティ・ミニコンサート」が行われるのです! WUGの7人が揃って福島県でライブをするのは初! ようやく福島の皆さんに会いに行くことができ,心から嬉しく思っております。ほかの県から来てくださる方にも,福島で最高の思い出ができるように全力で頑張りたいと思います! 東北の熱さをみんなで感じるライブにしたいです!
そして現在,ファンクラブ限定ではありますが,「TUNAGO東北ろっけんソロイベントツアー」を開催しています! これはWUGメンバーが1人ずつ,東北の各県でソロイベントを行うというもので,3月18日は私,永野愛理のソロイベントの日なのです! 石巻で初のライブということで,もちろんこちらにも気合いが入りまくりです。私にとっても念願の東北ろっけんツアーです。来てくださる皆さん,石巻で最高の思い出を作りましょう! そして,石巻をみんなで盛り上げていきましょう! 今からもうワクワクしてきました! 私も全力で行くので,皆さんも熱い魂を持ってきてくださいね! よろしくお願いします。
さて,本当にあと少しでプロ野球2018シーズンが開幕しますよ!!!! なんて嬉しいことだろうか。早く始まってほしいという気持ちで心が埋め尽くされています。開幕は逃げないのに,そわそわしっぱなしです。それにしてもオープン戦,絶好調すぎる楽天イーグルス。「オープン戦は結果じゃない,内容だ」と言ってきた私ではありますが,結果も内容も申し分なしですね。どの選手もみんな,しっかりと自分の持ち味をアピールできていて最高の気分です。選手名鑑2018と毎日にらめっこをしながら,今か今かと開幕を待ち望んでおります。そろそろ順位予想も出始める頃ですが,楽天イーグルスは何位に置く人が多いのでしょうか。昨年は惜しくも逃しましたが,今年こそ優勝できると嬉しいです。
それでは,本題に入りますよ! 今回ご紹介するのはこちら! 東京・高円寺にあるボードゲーム専門販売店「すごろくや」さんにお邪魔させていただきました! ありがとうございます。
こちらのお店では,なんと! 600種類以上のアナログゲームを販売しています! これだけの数のアナログゲームがあるということに,まずは驚きを隠せませんでした。お店の中は,棚一面にたくさんのアナログゲームが並んでいます。小さなものから大きなものまで,種類もさまざま。お店に入り,アナログゲームを見ているときの気持ちは,なんだか小さい頃に初めて入った駄菓子屋さんのわくわく感に似ているような気がしました。胸が高鳴るというか,これはなんだろう,あれはなんだろうと,どんどん好奇心が湧いてくるんです。
私のようにアナログゲームにあまり詳しくないという方でも,きっと同じ気持ちになってしまうはず。詳しくないからこそ,「こんな発想があるのか! 面白い,遊んでみたい!」という気持ちにさせられます。アナログゲームが大好きな方はもちろん,初心者の方が遊びに行っても楽しめるお店なので,本当にオススメです!
また,種類が多すぎて何を選んだらいいのか分からない! という方もご安心ください。ここにいるスタッフさんのアナログゲームへの知識と情熱が本当に素晴らしいのです。分からないことがあったら親切丁寧に,そして理解するまで教えてくださいますよ。私もたくさんありすぎて目移りしていると,「どんな感じのボードゲームが好きですか?」とさりげなくフォローしてくださり,気になるゲームの解説をしてもらいました! 説明もとても分かりやすいので,ぜひ気軽に質問してみましょう!
今回は,オーナーの丸田康司さんにお勧めのゲームをご紹介いただきつつ,一緒に遊ばせていただきました! その中からいくつかご紹介します。
まず一つめは,「キレイがきらい」というゲームです。やることは至って簡単です! 可愛いブタさんのカードを,誰よりも早く全部泥んこにした人が勝ちというもの。なんだ,楽勝じゃないか! と思う方もいるでしょう。ところが,これがなかなか泥んこにできなくて,白熱していくんです。順調に泥んこにできたぞと思っていた矢先に,ほかのプレイヤーにブタを洗われたり,雨を降らされてキレイになってしまったり,雨をしのぐ小屋を建てても,雷で小屋を壊されてしまったり。気を抜くと,すぐにブタをキレイにされてしまいます。
どのカードを出すかによって,相手を勝たせてしまうこともあるので,カードを出すタイミングをしっかり考えていくのがポイント! しかし,引くカードの運によっても左右されるのがこのゲームの魅力です。いくら小屋を作ってガードをしても,泥んこにするカードが一向に来なくて負けてしまうこともありました! そこがまた面白い。1枚1枚カードを引くだけでもドキドキさせられます。ルールはとても簡単なので,誰とでも気軽に遊べるのがとても良いです! ぜひ遊んでみてくださいね! とにかくブタさんの泥んこの絵が可愛いです!!
すごろくや「キレイがきらい」紹介ページ
そして二つめは,「マウスマウス(ムムムッ!)」というゲームです。これは上で書かせていただいた,「少しだけ頭を使うけど,あんまり難しすぎなくて,でもすぐに終わらないゲーム」としてオーナーの丸田さんに選んでいただいたゲームです。見た目は,ネズミの可愛い絵が描かれた外国の絵本のような感じですが,実に奥が深い。丸田さんにも「意外に難しいですよ」と言われ,「またまたー!」と思っていたのですが,ゲーム終盤になって身をもって知ることになりました。
このゲームは対戦ではなく,全員で協力して,盤面に描かれた食材をすべてネズミチップで埋め尽くしたら(=食材を運びきったら)クリアというゲームです。食材はどれも2〜5個のマスに分割されており,そのすべてにチップを置ければその食材を運んだことになります。しかし,食材を運びきれないとネコに気づかれてしまい,ネコが食料庫に近づいてきます。最終的にネコが食料庫に到達する前に,すべての食材を運びきらなくてはいけないというルールとなっています。
ただし,どの食材でもチップを置けるわけではありません。一度に3個のサイコロを振り,出た絵の食材にしか置けないのです。このことがのちのちまで尾を引くので,最初に何も考えずに,呑気に優雅に食材を運んでいると,あとで自分で自分の首を締めることになります(笑)。協力戦なので,お互いに話し合いながら,「本当にそこに置いていいの? 大丈夫?」と作戦を組み立てながら遊べるのも面白い要素の一つです!
ゲームというと,一緒に遊んでいる相手と対戦するイメージが強いですが,このゲームで勝負するのはプレイヤーではなく,ネコという点が新鮮ですよね。ネコがどんどんマスを進んでやって来るのが,映像ではないにも関わらず,すごく緊迫感を与えてきます。ネコが近づいてくるのに合わせて,自分で緊迫感のあるBGMをかけながら遊ぶのもいいかもしれません! チームワークも生まれるので,初対面の人との交流にも使えると思います。こちらもぜひ遊んでみて,このドキドキを体験してください!
すごろくや「マウスマウス(ムムムッ!)」紹介ページ
どのようなゲームかというと,まずはお題カードに書かれたジャンルに従って,出題者が特定の色を連想させる単語を出題します。そして,各自がこれだという色のカードを伏せて置いていきます。これを5回繰り返していくだけ! 終わったら答え合わせをします! やることはとってもシンプル……なんですが,答え合わせが白熱します(笑)。全員が合っていれば,意気投合! 誰か1人だけ違う色を出していたら,「これ誰!! なんでこうなるの!」という話し合いが行われます。答えが揃わないのが悔しくてもう一回やりたくなる面白さ。誰か1人だけが違う色を出したときの盛り上がりの面白さ。いろんな面白さの詰まったゲームです! ぜひ一度遊んでみてください! やれば分かる,この面白さ。絶対,癖になります。
すごろくや「ヒトトイロ」紹介ページ
すずめ雀では5枚の手牌と,山から引いてきた1枚,計6枚の牌を使って役を揃え,ほかの人よりも早くアガリを目指します。ルールが簡単なので,テンポよく遊べるのが嬉しいですね。しかし,だからといって麻雀の醍醐味がなくなってしまったわけではありません。相手の捨て牌から手の内を読むといった,本物さながらの奥の深い駆け引きもしっかりとあります。手軽だけど,じっくりと考えながら遊べるゲームです。すずめ雀で遊び始めたら,永遠に終わらない,終われない気がします(笑)。私も時間があれば,まだまだやっていたかったくらいです。すごろくやさんでは,今後このゲームを使った大会なども予定しているそうです。皆さんも,注目してみてくださいね!
アナログゲームには,本当にたくさんの種類があります。すごろくやさんにも,正直,1日では見きれないほど多くのアナログゲームがありました。アナログゲームの良さはいろいろありますが,私が一番好きなのは遊ぶたびにドラマが生まれるところです。同じゲームでも,毎回展開が変化し,別の人とやればまた違うドラマが作られていきます。
その後,そのゲームで起こった内容を話し合うのが面白いんです。「あの時のあれで流れが変わったよね」とか「あの読みは正解だったよね,すごい!」といった感想で盛り上がるのが好きです。すごろくやさんに行くと,どんどんアナログゲームへの愛が湧いてきます! 私もまだまだ見足りないので,個人的にまた遊びに行こうと思います! 4月下旬には神保町にすごろくやさんの新しいお店がオープンするそうなので,皆さんもぜひ足を運んでみてください! きっといい出会いがあると思います。
ということで,今回の記事はここまでです! 皆さん,いかがでしたでしょうか? 意外に大人になると遊ぶことの減ってしまうアナログゲーム。ですが,大人になったからこそ違う楽しみ方ができるのもアナログゲームの魅力です。大人向けの,ルールが複雑なものもたくさんありますので,自分の好きなアナログゲームを見つけてみてください!
では,また次回も読んでいただけたら嬉しいです。最後まで読んでくださり,ありがとうございました。
永野愛理でした!
すごろくや公式サイト
■■永野愛理(声優)■■
「Wake Up, Girls!」林田藍里役でデビュー。ゲーム,アニメ,野球観戦が趣味で,出身地である宮城県を本拠地としている,東北楽天ゴールデンイーグルスの大ファン。アニメ作品と同名の7人組声優ユニット「Wake Up, Girls!」として精力的にライブ活動などを行うほか,「ウチの姫さまがいちばんカワイイ」白癒姫 キュア・パフィー役,「誰ガ為のアルケミスト」タマモ役,「スターリーガールズ -星娘-」プルートー役など,多数の作品で活躍中。
Wake Up, Girls! 総合公式サイト:http://wug-portal.jp/
Wake Up, Girls!オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/wakeupgirls
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