如月千早の単独公演「Oath ONE」，2026年1月24日に日本武道館で開催決定！　キービジュアル公開。記者会見で意気込みを語る

　2025年3月25日，「アイドルマスター」シリーズに登場する如月千早さんの単独公演「Oath ONE」の開催が決定した。


　これは，本日19：00より配信された「#アイマス20周年イヤー 特別生配信 ～3月もどどんと情報盛りだくさんスペシャル～」内の「“MR”-MORE RE@LITY-プロジェクト」新情報発表の場で明かされたものだ。本稿では，コーナー内で実施された如月千早さんによる「765プロダクション 発表記者会見」の内容をお伝えする。

「“MR”-MORE RE@LITY-プロジェクト」とは
　「“MR”-MORE RE@LITY-プロジェクト」（通称，MRプロジェクト）は，「アイドルマスター」シリーズのアイドルたちの活動の可能性を広げ，ゲーム領域に閉じないアイドル活動の拡大を目的としたプロジェクトだ。2022年7月26日にバンダイナムコエンターテインメントが始動を発表した（リンク）。

　アイドルたちのマルチなタレント活動を広げ，さらに活躍できる未来を実現するため，「アイドル個人の魅力を活かしたマルチなタレント活動の強化」「xRやリアルタイムモーションキャプチャ技術を活用した展開の強化」「音楽ストリーミングサービスでのシリーズ楽曲展開」という3つの軸で展開していく。

如月千早（きさらぎ ちはや）
765プロダクション所属のアイドル。東京都出身の16歳。歌を愛し，常に高みを目指しストイックに音楽に向き合う姿勢とその卓越した歌声は多くのファンを魅了している

PROFILE
誕生日	2月25日	身長	162cm
血液型	A型	星座	うお座
出身地	東京都	趣味	音楽鑑賞，写真

「アイドルマスター ミリオンライブ！ シアターデイズ」公式サイト

如月千早の新たな挑戦と決意，武道館公演に込めた3つの想い

　各メディアがずらりと並ぶレッドカーペットの上に，ひとり登場したのは如月千早さん。少々緊張しているようにも見える如月さんから，挨拶と記者会見の場に対する感謝の言葉が述べられたのち，ある映像が紹介された。


　静かな海のなかで，空に向かって手を伸ばす如月さんの幻想的な映像。これは，2026年1月24日に日本武道館で行われる如月千早単独公演「Oath ONE」のキービジュアルだ。映像が終わると，あらためて如月さんから単独武道館公演の概要が発表された。


　タイトルの“One”には，いつも応援してくださる方々や765プロダクションの仲間へのひとつの誓い，日本武道館公演への挑戦や新たな決意を込めた始まりの誓い，そしてこのライブに全力を尽くし，すべてを懸ける誓い……という3つの意味が込められているそうだ。

　美しく凛々しいキービジュアルは，深海から輝く星に手を伸ばすことで，より高みを目指す世界観を表しているとのこと。

　応援してくださる皆さんに，多くのものをお返しできるようなライブにするので，ぜひ観に来てほしいと静かに決意を表明した如月さんの瞳は，大きな舞台に向かって静かに燃えていた。

各メディアとの質疑応答では，765プロアイドルの反応やライブ演出の構想についても言及

　記者会見の後半では，各メディアの記者との質疑応答が行われた。配信では公開されなかった終盤のやりとりも含め，その様子をお伝えしよう。

──ソロ公演が開かれることについて，この話を初めて伝えられたときの心境をお願いします。

如月千早さん（以下，如月さん）：
　正直，「本当に私でよかったのかな？」という気持ちもありました。でも，ステージに立たせてもらうと決まったからには，全力でやり遂げたい。そういう強い気持ちに，今は変わっています。

──今回の武道館単独公演について，最初にどなたに伝えましたか。そのときの反応や，如月さんのお気持ちを教えてください。

如月さん：
　まずは，同じ事務所の皆に伝えました。すごく喜んでくれて……。それを見て，私自身のためにも，応援してくれる仲間のためにも，がんばろうと思いました。

──先ほど，765プロの皆さんへのご報告は済まされたとのことでしたが，具体的にどのメンバーからどういった言葉をかけてもらいましたか。

如月さん：
　まず，我那覇 響さんにお伝えしました。我那覇さんはいつも「（如月さんの）ソロライブが待ち遠しい」と声をかけてくれていたので。同じ理由で，四条（貴音）さんや萩原（雪歩）さんにも。とくに萩原さんは，自分のことのように喜んでくださって，「絶対に観に行く」と言ってくれました。


──音楽ライブの聖地と言われる場所で公演を実施することへの意気込みをお願いします。

如月さん：
　今，とても心が震えています。多くのアーティストにとって，日本武道館は「夢」だと思います。しかもソロコンサートなんて，身が引き締まる思いです。

──如月さんは，日本武道館という場所についてどのようなイメージを持っていますか。

如月さん：
　音楽を志す者であれば，誰もが一度は憧れる場所だと思います。私も子供のころから憧れていました。まさかその舞台に，私がひとりで立つなんて……。たくさんのアーティストやアイドル，そして応援する方々の思いが詰まった，本当に素敵な場所だと思っています。

──ソロでの日本武道館ライブですが，緊張していますか。

如月さん：
　はい，とても緊張しています！

──今回のライブの目標をお聞かせください。

如月さん：
　まだ演目もすべて決まっているわけではないので，最後の最後まで，観に来てくださった方々が本当に「楽しかった」と思えるようなライブにしたいと思っています。

──如月さんにはすでにたくさんのファンがいらっしゃいますが，この単独公演をどのような方に観ていただきたいですか。

如月さん：
　今まで応援し，支えてくださったたくさんの方々，仲間や関係者の方にも観に来てほしいです。それと……両親にも。また，この大きなプロジェクトをきっかけに，私たち765プロに興味を持ってくださる一助となり，今まで私たちを知らなかった方々にも，ぜひ観に来ていただきたいです！

──如月さんは，ファンの方々へどんなステージを届けたいですか。

如月さん：
　何年経っても，あのときの光景が目に浮かぶ。あのときの歌声が耳に残る。そんな，宝物のようなステージにできればと。

──ライブやキービジュアルのコンセプトを決めるにあたり，如月さんも意見を出されたのでしょうか。また，キービジュアル撮影時に思い出に残っていることがあればお聞かせください。

如月さん：
　すべてではありませんが，「こんなふうにしたい」という思いを伝えさせていただき，スタッフの皆さんがこのような形にしてくださいました。実は，真冬の海での撮影だったので，体が凍えそうなくらい気温が低かったんです。手が震えてしまって……。でも，本番になると不思議と手の震えがなくなるんです。最終的にはデザイナーの方が美しく仕上げてくださいました。


──単独公演ということで，765プロのほかの方々と一緒の公演と心境の違いはありますか。

如月さん：
　これまでも，公演中にソロで歌わせていただくことはありましたが，やはりパフォーマンスを終えて振り返れば仲間がいるので……。ひとりでステージをやり切るということとは，大きく違う……と思います。

──日本武道館は，独特な音響特性や，ステージと客席が近いことで生まれる一体感など，さまざまな魅力を持つホールとして知られています。これらを活かしたステージの構想，公演にあたり楽しみにしていることをお聞かせください。

如月さん：
　ステージの演出などについては，現在，多くのスタッフさんが考えてくださっている最中かと思います。私としては，まるで空から歌声が降ってくるような，隅々まで歌声が届く音響環境にできたらと思っています。

──このライブに向けて，如月さんが取り組んでいることはありますか。

如月さん：
　今まで以上に歌のレッスンに取り組んでいます。それ以外にも，ひとりでステージに立つということで，今まで以上に体力が求められるので，体力トレーニングも今からしっかり始めていこうと思っています。

──直近の765プロのアイドルたちの公演としては，萩原雪歩さん＆菊地 真さん，天海春香さん，秋月律子さんがそれぞれライブを行いましたが，ご覧になりましたか。もしご覧になっていた場合は，感想などをうかがえますと幸いです。

如月さん：
　もちろん，拝見いたしました！　とくに，いちばん初めの公演「はんげつであえたら」（リンク）は，本当に衝撃的でした。真と萩原さんのライブがこんなふうになるんだと，配信で何度も何度も見返しました。

　私もいつか，誰かと……と思っていたのですが，まさかソロとは思いませんでした。ですが，自分にかけていただいた期待に，心から応えたいと思っています。

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　如月さんは記者会見の最後に，「今回のライブは，これからの765プロの道筋を決める，本当に大切なライブです。だからこそ，全力を出し切り，次につなげられるようにしたい」と，先々の展望も見据えた意見を述べた。

　そして，「私たちアイドルにとって，歌やダンス，パフォーマンスを届けられる場があるというのは，当たり前ではないと思います。このチャンスを次のメンバーにつなげられるよう，精一杯の力を尽くしたいです。そして，なによりも，大好きな歌を世界中の人に聴いてほしい。心からそう思います」と，大好きな歌を届けることについての真摯なコメントで場を締めた。

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