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電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機公式サイトへ
  • セガ
  • 発売日:2018/02/15
  • 価格:通常版・ダウンロード版:7990円(税別)/初回限定版:1万2490円(税別)
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[TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ
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印刷2017/09/23 00:00

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[TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ

 千葉・幕張メッセで開催されている(一般公開日は9月23,24日)東京ゲームショウ2017のセガゲームスブースにプレイアブル出展されていた,「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」PS4 / PS Vita)のプレイレポートをお届けする。
 実際にプレイして分かった情報に加え,セガゲームスブースのステージイベントで判明した内容も合わせてまとめているので,本作に期待する人はぜひ読んでほしい。

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画像集 No.007のサムネイル画像 / [TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ

「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」公式サイト



ロック&トランジションの導入で大きく変化した操作系


 今回出展された体験版でプレイアブルとなっていたのは,テムジン707(上条当麻機),バル・ルルーン(禁書目録機),ライデン(御坂美琴機),スペシネフ(一方通行機),フェイ・イェン・ザ・ナイト(白井黒子機),エンジェラン(食蜂操祈機)の6機体だ。ちなみに選べるステージは,平坦な天空猟場(オペレーション・トライアウト)のみである。

今回のプレイでは上条当麻機のテムジンを選択してみた
画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ

 操作方法は,従来に近い操作が可能な“ベテラン”と,初心者向けの“スマート”が用意されていて,プレイ開始時に選択が可能だ。旧作プレイヤーの筆者は迷わずベテランを選んでしまったが,実はこのベテランとスマートの違いが,従来のバーチャロンと本作を大きく分ける点でもあるようだ(この点については後述する)。

 さて,ベテランモードでの操作系を見ていこう。試遊台に用意されていたフリップによると,基本的な操作は以下のとおりだ。

本作の操作マニュアルがこちら
画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ

 ……筆者はてっきり,ベテランなら「アナログスティック2本が移動および旋回,[L1/R1]がターボ,[L2/R2]が攻撃だろう」と思っていたのだがまったくそんなことはなく,コンシューマ版バーチャロンでお馴染みの左スティックで移動,右スティックで旋回という操作になっていた。アーケードのツインスティック操作に慣れきってしまった筆者としては,習熟までに時間がかかりそうである。

 とはいえそれ以外の部分では,本作独自の要素が多く用意されている。

 まずターボボタンが廃され,「ターボ攻撃」が[R1]もしくは[R2]のみで出せるようになった。その一方でRT/LTの違いはなくなり,繰り出せるターボ攻撃は武装ごとに1種類のみ。ダッシュボタンが独立したため,ダッシュキャンセルからターボ攻撃に連係しやすくはあるが,しゃがみ攻撃もないので攻撃のバリエーションはかなりシンプルにまとめられている。

 さらに「近接攻撃」が[△]ボタンに単独で割り振られ,射撃とは切り離された行動となった。これによってダブルロックオンせずとも,どんな距離でも近接攻撃を繰り出せるように。試してみたところターボ近接やクイックステップといった操作もなくなっているようだった。
 ちなみに「ガード」は残っていて,下方向+[△](もしくは[△]長押し)という操作で出すことができる。しかもこれまでとは違い,近接攻撃以外もガードできてしまうようだ。ただしガードの上からでも少なからずダメージは入るようなので,遠距離攻撃をあえてガードする必要があるのかはやや疑問ではあった。もしかすると,後述のポイント制を考慮し,ダウン回避を重視しなければならない局面があるのかもしれない。

 そして本作の操作おいて,おそらくキモになるだろう新要素が[○]ボタンに割り当てられた「ロック」「トランジション」アクションだ。[○]ボタンをニュートラル状態で押すと,自動で相手のいる方向を振り向き,文字どおり相手を画面中央に“ロック”する。そしてこの動作は,従来のジャンプキャンセルによる捕捉よりも素早いようだった。
 ちなみに先に説明したスマートとベテランの操作方法の違いはこのロック方法にあり,スマートだと常にロック状態となって,相手がどんなに動いても外すことはできなくなる。敵を見失うことがないので初心者に優しい半面,例えば旋回を使ったいわゆる偏差射撃ができなくなるなどデメリットも少なくない。“できること”はやはり減ってしまうので,割り切り方としてはかなりバッサリである。とはいえ,敵を見失いがちなのがバーチャロンシリーズのハードルの高さでもあったので,扱う機体にもよるが入口としては確かにベストなのかもしれない。

スマート操作のロック状態は,ダッシュしても常に相手を捕捉し続ける
画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ

 さらに[○]ボタンにはもう一つ役割があり,それがダッシュ中に行える新アクション「トランジション」だ。これはダッシュをキャンセルしてドリフト状態となり,さらにロックを維持し続けるというもの。
 感覚的にはしゃがみながら慣性で滑っているような操作感で,その間もある程度自由に方向転換が可能。さらにドリフト状態からダッシュやジャンプ,攻撃などにシームレスに移行でき,ダッシュ→トランジション→ダッシュと繰り返せば,延々と走り続けられる。擬似的なバーティカルターンのようにも使えるので,運用次第でさまざまな活用ができそうだった。

※9月23日訂正:内容に誤りがあったため,文章を一部修正しました。

ドリフト状態で移動し続けるトランジション。ちなみにダッシュ攻撃を出してしまうと従来通りの長い硬直が待っているので,“相手を動かして硬直をとる”戦術は従来通り使えそうだ
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新要素:ブーストウェポンとポイント制


 というわけで操作系を一通り見てきたが,実は本作にはもう一つ大きな新要素がある。「ブーストウェポン」という攻撃がそれで,これは機体ごと……というか搭乗キャラクターごとに用意された超必殺技とでも言うべき要素となっている。
 例えばテムジンなら幻想殺しの上条当麻よろしく,敵機に拳で近接攻撃を仕掛ける攻撃になっていて,ヒットすれば大ダメージを与えると共に,自機が青いオーラに包まれる演出となっていた。オーラの効果は不明だが,なにがしかのパワーアップがあるのかもしれない。
 なお発動には,ウェポンゲージの右に表示されるVディスクを模した円グラフ状のゲージを溜める(敵の攻撃を受けると増えるようだ)必要があり,これがMAXになったあと,タッチパッドを押下することで繰り出せる。

 なお,テムジンの従来の隠し球であるところのブルースライダー(いわゆるサーフィンラム)は今作でも使用可能だったので,ブーストウエポンの登場により,逆転のチャンスは増えることになりそうだ。試してはいないが,きっとライデンのアーマーパージやエンジェランのエクロージョンモードなども使えるに違いない。

ブースト・ウェポン使用時の演出。Vディスクが輝き,パイロット由来の特殊能力を発動させる
画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ

 なお武装ごとに用意されたウエポンゲージについては,従来どおりのものなので説明を省くが,その上に表示されたST/HPゲージは気になるところだろう。どちらも攻撃を受けると減少するのは同じなのだが,ST(スタン? スタミナ?)は時間経過によって回復するところに違いがある。またHPが0になると即敗北だが,STは0になってもダウンするだけである。
 本作の勝敗は,これまでと違いポイント制が採用されており,タイムオーバー時は体力差だけでなく,それまでに稼いだポイントによって勝敗が左右される。ダウンをとると大きくポイントが入るようなので,STゲージをどう管理するかも,本作の駆け引きの一つとなるのかもしれない。

相手をダウンさせてポイントを獲得。なお今回の体験版では敵AIが弱すぎたため,STゲージを削る以前に撃破できてしまい,ポイント周りの細かな駆け引きを確認することは出来なかった
画像集 No.005のサムネイル画像 / [TGS 2017]とあるオラタンプレイヤーによる,「とある魔術の電脳戦機」試遊レポート。このスピード感はまちがいなく「バーチャロン」だ

 従来作から変化したポイントを大まかにさらったところで,全体としてのプレイフィールを述べるなら,やはりスピード感について触れないわけにはいかないだろう。シリーズ作品を一通り,とくに「オラトリオ・タングラム」をやり込んだ筆者の感覚からすると,本作の機体の挙動は「オラトリオ・タングラム」ほど速くはない。しかし「フォース」ほど遅くもなく,言い換えれば「旧作プレイヤーがストレスを感じない程度,新人プレイヤーが馴染みやすい程度」といった印象を受けた。
 筆者のようなツインスティック派は,最初操作系の変化に戸惑うかもしれないが,ステージを縦横無尽に駆け回り,攻撃を矢継ぎ早に撃ち込んで敵機を追い詰めていくのは「これぞバーチャロン」という感もあり,ハイスピードロボットバトルを謳う本作ならではの操作感だった。

 とはいえ新たに加わった要素――とくにトランジションはプレイフィールを大きく変える可能性があり,プレイヤーのやり込み次第で,印象はまだまだ変わりそうな予感もある。対戦で使いこなせば一体どんなことになるのか。2018年2月の発売がますます楽しみになった。

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