「青空アンダーガールズ！」はカードを駆使した新感覚のライブバトルが熱い。アイドルをきらめかせるプロデューサー業の流れをプレイレポートでお届け

　2017年7月26日より配信されているスクウェア・エニックスの新作スマートフォンゲーム「青空アンダーガールズ！」（iOS / Android）は，総勢21人の個性豊かな「アンダーガールズ（アイドルの卵）」をプロデュースできるアイドル育成ゲームだ。
　本稿では，3Dライブを楽しみながらカードをタップして進行する「ライブバトル」などに注目した，本作のプレイレポートをお届けしよう。

アシスタントの萌の導きでプロデューサー業をスタート！

　アイドル育成に特化した芸能科がある「私立神楽ヶ丘学園」を舞台に，アイドルの卵「アンダーガールズ」をトップアイドルに成長させることが目標の「青空アンダーガールズ！」。プレイヤーは，彼女たちを立派なアイドルに育てるためにプロデューサーとなり，交流を深めたりレッスンをこなしたりつつ，ライブバトルを制していくことになる。

　ゲームをスタートすると早速「ライブバトル」（詳しくは後述）に突入！　ライブを終えるとアドベンチャーパートへ移行し，アシスタントである吉永 萌のサポートを受けながらのプロデューサー生活が始まる。

普通科1年生ながらも，“アイドルのプロデュースを任される経験者”という吉永 萌ちゃん。プレイヤーをアシストしてくれる頼もしい女の子だけど……ちょっと偉そう!?

　まずは，チームを編成するためにカード（アイドル）を入手。後に触れることになる「レッスン」と「ライブバトル」で使用するカードを5枚編成すると「プロデュース」が可能となり，アドベンチャーパート，レッスン，ライブバトルの3つで構成されている「メインストーリー」が楽しめるようになる。

最初のアイドル選択で筆者はポニーテールが爽やかな岩倉寧々ちゃんをチョイス。困り顔がたまらん……！　ちなみにほかのアイドルは萌ちゃんが選んでくれる。ありがたし！

チーム編成では，メインとアンダーそれぞれ5人ずつメンバーを編成。メインはライブバトルとレッスンに出るメンバー，アンダーはライブバトルでスコアなどに影響するサポート役のメンバーとなる

「Twinkle☆Star」の櫻花ひなたと水科和歌のパフォーマンスは，ライブというよりもマジックショーだった……!?

負けられないライブに備えてレッツレッスン♪

　アドベンチャーパートを経て始まるレッスンでは，カードの育成に必要なスターやアイテム，新たなカードが入手できる。基本的なレッスン内容はダンス，ボーカル，スタイル，ミックスの4種類で，アイドルの体力を消耗しながら取り組める。
　なお，レッスン中にアイドルの体力が0の状態でトレーニングをすると，コンディションが低下してしまう。コンディションが低いとライブバトルの際にカードの能力が下がってしまうため，「休憩」や，体力を消費してコンディションを上昇させる「コンディション調整」などでうまく調整しよう。

レッスンの実行可能な回数は全部で10回。ときには失敗することも……

通常のレッスンだけでなく，体力を多く消耗して高い効果が得られる“ハード”も用意されている。実行の際はアイドルたちの残り体力に気をつけるべし!!

アイドルの体力を消費せず，プロデューサーのスタミナ消費だけで基本的なレッスンが実行できる「全体レッスン」。アイドルの体力が減っているときのレッスンに最適な機能だ

アイドルたちの体力の消耗は休憩で回復できるが，レッスン可能回数が1回分減ってしまう

カードのタップで進める新感覚のライブバトル

　レッスン後に始まるライブバトルでは，編成したアイドルがバックで歌って踊るなか，対戦相手とカードバトル形式で競い合うことになる。画面上のバーは会場にいるファンの盛り上がり度「ボルテージ」を示すゲージとなっており，ボルテージを上げて相手のライフをゼロにするか，曲が終わるまでにボルテージ数を相手よりも多く取ることができれば勝利となる。なお，ライブバトルを制するために必要な行動は，「アピール」「カウンター」「ジャストアピール」の3つ。

ゲージの左側がプレイヤー，右側が対戦相手側の区域。ゲージ中央の丸いアイコンがボルテージとなっており，種類はダンス，ボーカル，スタイルの3属性がある

【1，アピールでボルテージをアップ！】
　カードをタップすることで「アピール」し，選んだカードと同じ属性のボルテージが上昇。ボルテージを100％にすることで，相手のライフを削ることができる。カードを使うには時間経過で回復する「AP」が必要で，能力値が高いカードほど必要なAPも多い。

各ボルテージのアイコンが右に偏っているほどプレイヤーが優勢となり，100％に達すると相手のライフを削るとともにブレイク状態にできる（ブレイクした属性は相手側が干渉できなくなる）。また，同じ属性でのアピールを繰り返すと「チャージ」され，アピールの威力が上がっていく。ブレイクと合わせて積極的に狙うが吉！

アピールの演出もライブバトルの見どころのひとつ。ライブバトルを進めていくとより派手で強力なSPアピールが使用できるように。使用する際は虹色に光るカードをタップしよう

【2，カウンターで相手のアピールを押し返せ！】
　相手がアピールをしたときに，手持ちのカードが光ったらカウンターのチャンス。うまくタップすることで相手のアピールを抑えて，逆にボルテージを押し返すことができる。なお，ボルテージの属性にはそれぞれ弱点属性があり，カウンターできるのは弱点属性のみとなる。

ボルテージの弱点は3すくみとなっており，ダンスはスタイル，スタイルはボーカル，ボーカルはダンスが弱点となっている。カード編成はなるべく3属性入れておくといいだろう

【3，ジャストアピールでパワーアップ！】
　ライブバトル中にはカウントダウンが発生することがあり，最後に表示される「TAP」の文字に合わせてカードをタップすると，使用したカードのアピール効果がアップ。カウントダウンが表示された際は積極的にジャストアピールを心がけて，ライブを有利に進めよう。

カウントダウンが表示されるタイミングや回数は楽曲によって異なる

　ライブバトルはアイドルのパフォーマンスとともにリアルタイムで進み，自分のアピールはもちろん，相手もどんどんアピールしてくるなど，とってもスピーディーな印象。最初は焦ってしまいがちだが，上記の3つの要素を念頭にカードをタップするだけで意外と戦えるほか，流れの速さについていけなくとも，序盤のライブバトルはカードの育成をしっかり行えば勝てることも多い。また，オートプレイ機能やスキップ機能もあるので，サクッとプレイしたい人も安心だ。

ライブバトルに負けるとそこまでに獲得したアイテムを失ってしまう。どうしても勝てない場合は，バトル開始前に能力値をアップするアイテムを使用するのも手。また，リハーサルでコンディションを調整しておくこともお忘れなく

アイドルを目指す女の子によりフォーカスして♪

　本作はプロデュースだけでなく，アイドルの学園生活を覗いたり着せ替えを楽しんだりする機能など，アイドルの魅力に触れられる要素が盛りだくさん。メインストーリーの合間の息抜きに，彼女達との触れ合いを存分に楽しもう。

■学園
マップ上でアイドルがいる場所をタップすると，学園生活を送っている彼女たちの会話を覗ける。アイテムもゲット！

■着せ替え要素
着せ替えは，ライブバトルなどにも反映される。着せ替えに必要な衣装は購買部で購入するなどして入手しよう。制服＋眼鏡の寧々ちゃん，可愛すぎませんかね……!?

■アルバム
見たことのあるメインストーリーや，ファンを獲得することで開放される「アイドルストーリー」，カードごとに用意されている物語「メモリアル」などが閲覧可能な「アルバム」と，着せ替えをしたアイドルとコミュニケーションを取れる「VR」。イキイキと動く彼女たちにドキドキすること間違いナシ!!

　アイドルの卵が成長していく姿を描いた青春ストーリーと，ライブを楽しみながらカードを使った新感覚のライブバトルが楽しめる「青空アンダーガールズ！」。一見，要素が多くてとっつきにくい印象があるかもしれないが，ゲームスタート時からアシスタントの萌がひとつひとつ丁寧に教えてくれるので，ゲームのおおまかな流れなどは自然と頭に入っていくだろう。
　21人の個性豊かなアイドルのイキイキとした表情はとても愛らしく，ライブバトルやVRで3Dの彼女たちをたっぷりと堪能できるモードがあるのもうれしいところ。ほかのアイドルゲームでは見られない新感覚のライブパートやアンダーガールズの生き様が気になった人は，いますぐレッツ，STAR☆TING!!

「青空アンダーガールズ！」公式サイト

「青空アンダーガールズ！」ダウンロードページ

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